- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴 酒井美帆
ウクライナでは、5日朝にかけてロシア軍のミサイルや無人機による大規模な攻撃を受けて5人が死亡したほか、インフラ施設にも被害が出ている。ウクライナのゼレンスキー大統領は「民間インフラを破壊しようと、あからさまに試みている」などとコメント。ウクライナ空軍によると、ロシア軍はミサイル53発と約500機の無人機で、主に西部リビウ州に向けて攻撃を行い、非常事態庁はこの攻撃でこれまでに5人が死亡したと発表している。また、エネルギー省は電力を供給するインフラ施設が攻撃を受け、南部ザポリージャ州で大規模な停電が起きたと明らかにした。EUの外相にあたるカラス上級代表は5日、「ロシアは夏の攻勢の失敗をウクライナの市民やインフラへの攻撃によって、ごまかそうとしている」と非難し、「ロシアへの圧力を強めるべきだ」と訴えた。
インドネシアの東ジャワ州で先月29日に学校の建物が崩壊した事故で、国家防災庁は、きのうまでの時点で、49人の死亡が確認され、6人が集中治療中たと発表。東ジャワ州のスラバヤ近郊でイスラム教の寄宿学校の建物が崩壊。これまでに8割のがれきが撤去されたということだが、依然として14人が行方不明となっている。崩壊した建物は上層階の増築に向けた工事が行われていて、当局は、基礎の強度が不十分で建物が重さに耐えられなかった可能性があるとみている。地元メディアによれば、プラセティヨ国家官房長官が「全てのイスラム教の寄宿学校を速やかにデータ化する」と述べたということで、再発防止のために建物の安全性などの評価を進めていくと伝えている。
視聴者から約80件の声が寄せられた。このうち、「ガザの極限状況を前に知ることしかできない自分の無力さがつらい」などの声を紹介。防衛大学校教授の江崎智絵は「ガザの情勢ははっきり申し上げてイスラエル次第」などとコメント。
防衛大学校教授の江崎智絵、大阪大学准教授の辻田俊哉とともに出演者が挨拶した。
ガザ地区北部から避難民が殺到する南部マワン地区の様子を紹介。キャンプ内に作られたのは仮説の学校。4~15歳、1,300人以上が学ぶ。日本など海外からのクラウドファンディングで運営。運営責任者のアブデルハリム・アブサムラは「ガザの人々にとって教育は未来を切り開く唯一の道」などとコメント。学校では子どもたちの心のケアも行われている。10歳のユネスは「勉強も遊ぶことも好き」などとコメント。