- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴
この「水素ばい煎」で産地のブランド化を目指しているのが東南アジアのラオス。コーヒーの味や香りを引き立てるとも言う水素ばい煎。ラオス南部豊かな自然が広がるボラベン高原。いまコーヒーの実の収穫シーズンを迎えている。標高1000メートルを超えるこの地域では適度な昼と夜の寒暖差やミネラル豊富な土壌を生かしたコーヒー栽培が行われている。ただ、コーヒー産地としての知名度は低く、国際的な競争力が課題。この課題に取り組んでいるのが東南アジアで環境事業を手掛ける日系企業の西尾龍太郎。西尾が産地の競争力を高めるため目をつけたのが水素ばい煎。農園の近くにあるコーヒーのばい煎工場。この秋から試験的な生産を始めた。水素は天然ガスよりも細やかな火力の調整がしやすく思い通りの味に仕上げることができるという。課題はコスト。一般的には水素は天然ガスに比べて調達コストが高く、その分、販売価格も高くせざるを得ない。この課題を解決する鍵となるのが山々に囲まれたラオスで盛んな水力発電。安い電力を利用すればコーヒーの販売価格も抑えられるという。再来年から本格的に生産を始める計画。
気候変動への対策を話し合うCOP30の開幕に向けて国連は各国が新たに提出した音質効果ガスの削減目標を達成した場合でも世界の平均気温は今世紀末までに最大で2.5℃上昇するとの見通しを発表した。
60代の視聴者からの「世界の動静がタイムラグを経て、同じような流れが日本にも起きている。“世界の情勢を知ってもしかたない”という姿勢は間違っている」とのメッセージを紹介。
「国際報道/2025」の番組宣伝。あすは今年60年を迎える海外協力隊について、国際協力をめぐる環境が大きく変わる中協力隊の果たす役割とはなにか!?その問に迫る。
エンディングの挨拶。
「ゴッホ展 家族がつないだ画家の夢」の宣伝。
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「プレミアムシネマ」の番組宣伝。
「小泉八雲のおもかげ」の番組宣伝。
