- 出演者
- 辻浩平 藤重博貴 酒井美帆
バンコクのクリスマス・イブの映像が流れた。
- キーワード
- バンコク(タイ)
オープニング映像と出演者の挨拶。
ウクライナ・ゼレンスキー大統領は和平案20項目の文書を初めて明らかにした。ウクライナの兵力は平時で80万人の水準を維持する。そのうえでウクライナは強固な安全の保証を受け、NATO集団的自衛権の行使を定めた第5条のような保証が盛り込まれている。安全の保証の一環としてウクライナのEU加盟も盛り込まれたが、NATOへの加盟は言及されなかった。焦点となっていたのはウクライナの領土を巡る問題。ルハンシク州、ドネツク州、ザポリージャ州、ヘルソン州では現在の前線で凍結を求めたが、ロシア側は受け入れないだろうとして、ドネツク州には非武装地帯を設定し、ウクライナ軍も事実上撤退する用意があるとしている。ロシア側の出方が次の焦点となる。
ドネツク州シベルシクでロシア軍兵士が旗を降っていた。ウクライナ軍の参謀本部は23日シベルシクから部隊を撤退させたと発表、「ロシアが掌握」をウクライナ側が認めたのは初めてだ。シベルシクを含む一帯はウクライナの重要な防衛拠点でロシア軍はスロビャンシクやクラマトルシクなど周辺都市の掌握に足がかりにするとみられる。アメリカ・ニューヨーク・タイムズは23日“ロシアとの和平協議でウクライナの立場を困難にする可能性がある”と伝えている。
アメリカ・トランプ政権は2期目就任以降、主に野党・民主党が地盤とする州の大都市に州兵を派遣し、違法として差し止めを求める動きが相次いでいる。シカゴへの州兵派遣を巡る裁判で連邦最高裁は、23日、一時派遣を差し止める下級審の決定は妥当と判断を示した。“政権側は軍に対して法律に基づく取り締まりを許可する権限の根拠を示せていない”などとしている。他の州への州兵派遣を巡る訴訟にも影響を与える可能性がある。国防総省の報道官は23日“ヘグセス国防長官がルイジアナ州の州兵最大350人を動員、ニューオリンズなどに来年2月まで派遣することを承認した”と声明を出した。州兵は司法省・国土安全保障省などの法執行機関と連携、犯罪発生率が高い地域の対策を支援するとしている。
環境活動家・グレタ・トゥーンベリはパレスチナアクションを支持するジェノサイドに反対するプラカードを持っていた。パレスチナアクションはメンバーが空軍基地に侵入し、軍用機に塗料を欠ける事件を起こし、イギリス政府がことし7月活動を禁止、“団体支持”も違法行為とみなすとしている。イギリスBBCによると、警察によるとハンマーと赤いペンキで建物が損害を受けたと午前7時頃現場から通報があったという。
ミャンマーでは来週28日軍が実験を握って以降の初の総選挙が実施される。国際社会からは見せかけの選挙と非難されている。2020年前回の選挙ではNLDが軍が全面的に支える政党USDPに圧勝。軍は選挙に不正があったとし2021年クーデターを起こした。ミャンマー軍トップ・ミン・アウン・フライン司令官が暫定政府を発足させ、民主派勢力や少数民族の武装勢力と激しい戦闘が続く中、総選挙へ踏み切ろうとしている。ミャンマー・ヤンゴンでは軍が全面的に支えるUSDPが集会を開いた。候補者からは軍への中世の言葉が聞かれた。ヤンゴン市内の様子の紹介。今回の選挙には地方議会選挙を含め57政党が参加、いずれも軍の立場を容認している。スーチー氏が率いたNLDなど民主は政党の多くはクーデター後解散に追い込まれ選挙から排除された。民主派の看板を捨てることで立候補が認められたと指摘されている候補者もいる。かつてスーチー氏を支えた人民党創設者コー・コー・ジー氏は1988年の民主化運動で軍に抗議し、政治犯として20年近く収容されるも、いまはほとんど軍を批判しなくなった。民主派の一部は“軍に利用されている”と非難し、嫌悪感を隠さない。ミャンマー軍は有権者の締付けも強化している。7月選挙に批判的な言動を取り締まる新たな法律を制定、10月には国営新聞が「選挙をPRする軍の映画を批判した」とコメディアンなど3人が逮捕されたと報じ、これまでに200人以上が訴追されたとしている。ミャンマー軍は民主派勢力などの支配地域への空爆を強化した。軍の支配地域を拡大し投票率を上げ選挙の正当性を高めたい狙いがある。
軍は国際社会との対立を厭わない姿勢だ。民主派勢力側は選挙結果を絶対容認しないよう国際社会に訴えている。NUG報道官は「こんな選挙は茶番にすぎない。いちばん重要なのは今回のような違法な選挙を拒否し国際社会が受け入れないことだ」と話す。タイに逃れた人たちは選挙への失望を深めている。タイ側からみたミャンマー、タイ・メーソートの紹介。ジン・スワン・ナイさんの、軍人だった夫はクーデター直後に軍を離脱し、抵抗運動に参加したが、軍に捕らえられ殺害された。身の危険を感じ3人の子どもとともに3年前にタイへ逃れたという。洋服の修理で生計を何とか立てている。民主派勢力メンバーなどの療養施設もある。ボランティアが運営し現在140人ほどがリハビリなどを行っている。施設を運営するネイ・チ・リンさんもミャンマーから逃れてきた。車椅子の民主派勢力の元戦闘員の男性は、3年前軍の空爆で左腕を失い脊髄も損傷した。それでも軍と戦う意志は衰えない。
ミャンマー・ヤンゴンからの中継。選挙目前の現地では本音を語る人はいない。今回の候補者の大半は軍と関係が深い政党で民主派勢力側からの妨害・攻撃を恐れ該当での活動を控えている。軍は、国内避難民に対し投票しなければ支援を打ち切ると圧力をかけ、期日前投票を強要している(独立系メディア)。今回の選挙は異様な静けさ、閉塞感が漂っている。今後の見通しは今月28日1回目の投票、来月11日2回目の投票、来月下旬頃3回目の投票。結果は来月中に判明する。選挙後、長期的に観て治安も経済も悪化する恐れがある。経済悪化、物価高騰、若者の海外流出といった負のスパイラルが加速することが懸念されている。今回の選挙は中国、ロシアに後押しされている。国連、欧米の大半は正当性のないものという姿勢だ。日本を含め国際社会は非難だけでは民主的な解決には繋がらない。
パレスチナ・ベツレヘムでは3年ぶりにツリーが設置された。ガザの戦闘で苦しむ人々への連帯を示すため取りやめられていたがイスラエルとの停戦を受けて再開された。聖誕教会の紹介。巡礼者や観光客が200万人以上が訪れていたが、コロナ禍とガザでの戦闘をうけて一変した。ヨルダン川西岸地区はイスラエル軍の攻撃、ユダヤ人入植者による暴力が相次いでいるが、それも大きな要因だ。世界から見るとパレスチナは危ないという見方をする人も少なくないだろう。ベツレヘム・マヘル・カナワティ市長は失業率が14%から65%に跳ね上がったという。ベツレヘムは異なる宗教が共存することを示す象徴的な都市でもある。Googleマップの聖誕教会、広場、モスクの紹介。7世紀、イスラム教勢力が征服したが、指導者・オマールが聖誕教会を訪れた際祈りの時間が訪れ、教会の外に出て祈りを捧げたと言われている。オマールは教会内で自分が祈れば後にイスラム教徒が聖誕教会を奪うことにつながりかねないと懸念したからと言われている。このエピソードに基づいて建てられたモスクはオマールモスクと呼ばれている。
クリスマスイブのきょう、フィンランドの村をソリに乗って出発したサンタ。ベネチアではゴンドラやボートに乗り、ギリシャではパドルボードにのり地元のチャリティーを応援、クロアチアでは水中にツリーを設置。ブルガリアではオートバイクに乗っている。
アメリカ・ペンシルベニア州の商業施設で30年以上子供たちにサンタとして特別な時間を届けてきたリーソンさん。2か月前、自宅が火事となりすべてを失った。地元住民が窮状を救おうと2000万円あまりの寄付を集めた。
日本では雨のクリスマスイブ。タイ・バンコクの中継。30℃のバンコク。9割が仏教徒のタイだが、タイで最も大きい、東南アジアで最大クラスのクリスマスツリーが設置されている。宗教を超えて、クリスマスが盛り上がっている。クリスマスマーケットもある。ドリアンも販売中。泡を雪として会場で降らせ演出している。
インド・ケララ州コチの中継。インドの大半はヒンズー教徒だが、明日は国民の祝日になっている。ケララ州はキリスト教徒が多くすむ地域であちらこちらに教会がある。2000年前からキリスト教が伝わっていたと言われている。ケララ州はスパイスの宝庫とも呼ばれている。クリスマスケーキにも使われている。ケララはココナツの国という意味だ。パン職人・ジョセフ・シブさんは「46年前に父が始め、今でも同じレシピとスパイスを守り続けている。カーストや宗教に関係なくみんなで祝う」と話した。インドのクリスマスケーキ・プラムケーキの紹介。
オーロラが太陽の活動の影響で11年で一度活発になる年。アラスカ大学フェアバンクス校・赤祖父俊一名誉教授95歳の紹介。1985年昭和天皇にオーロラの説明を直接したこともある。世界的権威で今も研究している。フェアバンクスでは夜オーロラが現れる。オーロラの仕組みを解明したのが赤祖父さんだ。太陽から電気を帯びた粒子が発電し、北極や南極で放電されオーロラが発生する。1964年理論を科学雑誌で発表し、特に激しい現象を「オーロラ爆発」と呼び、光が強くなると説明した。現在のオーロラ研究の基礎になっていて、スマホ・GPSに現れる通信・位置情報の障害予測にも生かされ、生活にも役立っている。赤祖父さんの研究のきっかけは東北大学の学生として地球の磁気の観測に携わったときだ。アラスカでオーロラが観測されたとき、大学の観測装置にも影響し興味をそそられた。♪「さすらいの唄」(作詞:北原白秋 作曲:中山晋平)は幼少の頃母が歌ってくれた歌で、歌詞に登場するオーロラに強く惹きつけられたという。1958年オーロラ研究が進んでいたアラスカ大学フェアバンクス校に留学した。理論を発表した当時、赤祖父さんは「簡単にみんなは理解してくれない。誰も地球の真上からオーロラをみているわけではない」と苦労した事を話し「質問がきりがない。ひとつずつすこしずつわかっていくことがうれしい」と述べた。アラスカ大学フェアバンクス校大学院生は「高齢なのに非常に鋭く人と会う意欲もあり、研究する時間とスタミナを持っているのは本当にすごい」と話した。赤祖父さんは「オーロラ爆発をできるだけ多くの資料を集めて(研究の続きを)やりたい」と話した。赤祖父さんの名前がつけられたビルディングの紹介。赤祖父さんは研究センターの所長も務めた。
トランプ政権は中国など外国製ドローンは今後承認しないことを決めた。
クリスマスの皆さんの声の紹介。
北朝鮮拉致タイ人家族の悲痛な思い。
エンディングの挨拶。
「年末特集 追悼2025 あの人に会いたい」の番組宣伝。
