- 出演者
- 小木逸平 大越健介 ヒロド歩美 眞家泉 安藤萌々 渡辺瑠海 所村武蔵 首藤若菜
オープニング映像。
和歌山県串本町で、民間ロケット「カイロス」打ち上げに失敗して爆発した。スペースワンの社長が記者会見で、原因は調査中と述べた。カイロスは機体に何らかのトラブルが発生し、自動爆発機能が作動した。スペースXのロケット「ファルコン」は2006年に初の打ち上げを失敗し、成功したのは2008年9月だった。
今年の春闘が集中解答日を迎えた。トヨタは最大2万8440円と回答し、日本製鉄はベースアップで3万5000円と回答するなど大企業が揃って満額回答となっているが、中には要求額を超える対応を取った企業の姿も見られる。UAゼンセンのボードは満額回答を示す赤に染まる様子が見られた。キリンホールディングスも最大2万円のベースアップで、2年連続の満額回答となっている。春闘は1955年頃に労働組合が一斉に賃上げを要求したのが始まりとされ、賃上げ率はオイルショックやバブル崩壊を経て低水準の状態が続いていた中での賃上げラッシュとなった。一方でパート従業員からは賃上げの波及はないと話す様子が聞かれている。中小半導体事業のNISSYOは1月に一律で賃金5%上げて資格取得などの支援を行っていて、久保代表は会社がお客様から選ばれて利益を出してもらわないと賃上げはできないと話す様子を見せていたが、労務費などのコスト上昇分の影響考慮したいとのメッセージが取引先からは聞かれた。製造業を中心とした中小企業の労働組合・JAMによると賃上げは過去最高水準の平均1万3005円だったものの、久保代表はゼロ金利で生きてきた中小企業が厳しい立場に置かれるのではないかと言及している。日銀の植田総裁はマイナス金利解除について春闘の動向が大きなポイントなどと言及している。一方で、重労働にも関わらず最低賃金に近い賃金で働いている非正規雇用者からは10%以上の賃上げを求めてデモを行う様子が見られる。また、岸田文雄総理大臣は取引価格への転嫁をめぐり問題のある企業を公開する方針を明かしている。
首藤若菜氏とともに中小企業の賃上げについて伝えていく。大企業は満額回答が相次いでいるが、これについては望ましいことであり日本経済再生のために賃金を上げる機運が高まっていて、他社が上げたら自らも上げなければならないという流れができていると紹介。一方で中小企業では賃上げを実施しないと答えた企業が約15%にのぼり、コストを価格転嫁できていないためと約54%が答えている。首藤氏は賃上げ率と価格転嫁率には相関関係があることが分かっているが、安い値段で仕事を受ける企業もいる中価格転嫁を要求すると取引を止められてしまう恐れがあるためと指摘し、賃金を上げないで安さを実現する企業は産業事態の存続も危ぶまれると指摘している。鍵となるのは地域別最低賃金より高水準で設定され、労働者と企業の申出により新設・改正が可能な特定最低賃金であり、技能が求められるトラック運転手などに設けることが求められるとしている。最低賃金は法的拘束力を持つことから、これが上がることは交渉の説明材料になるとしている。岸田総理は取り組みが不十分な企業は名前を今月中に公表するとしているが、今後は適正な取引ができていない理由を調べていく必要があると言及。また、多重下請け構造も価格転嫁の障壁となっているものと見られ、2次請け企業は交渉が容易だがそれ以降の下請は交渉が難しいのが現状となっていて、首藤氏は国によっては下請企業は2次請けまでにするなどの規制を設けている国も存在していると紹介している。日本でもトラック運送業に対し国交省が多層下請けの是正をめぐる案を出しているという。これまでは安く人材を使う方向で争ってきたが、今後は人手不足の中で人にどのように投資していくかが今後の戦略になると見られると首藤氏はまとめている。
自民党と公明党が、イギリス・イタリアと共同開発を進めている次期戦闘機の輸出解禁を目指す協議を進めている。日本から第三国への輸出はこれまで歯止めがかけられていた。しかし今その道が開かれようとしている。イギリス・イタリアと足並みをそろえ戦闘機の生産を増やし、多く販売して製造コストを抑えることが重要だと岸田総理は話す。しかし高度な殺傷能力がある武器となれば、日本の平和国家としての信頼が崩れてしまうのではないかという懸念も存在する。そこで岸田総理は「個別案件ごとに閣議決定を行うことを盛り込み、与党協議が確保されるようにしたい」としている。その上で輸出対象は次期戦闘機に限り、輸出先は防衛装備品・技術移転協定国のみに限る。さらに現に戦闘が行われている国には輸出しないという案を示した。野党が指摘したのはその実効性。これまで輸出解禁に慎重姿勢を示してきた公明党は、歯止め策を評価するとして容認に転じた。日本維新の会は「必要不可欠」として賛成の立場である。立憲民主党は否定的な立場を示しており、国会での議論が必要としている。
富雄丸山古墳では蛇行剣や盾形銅鏡などが見つかっている。見つかった3枚の青銅鏡は直径20cmほどで1枚は卑弥呼が中国から授かったという説がある三角縁神獣鏡の可能性がある。竪櫛は髪飾りであるが死者を葬る儀礼にも使われていたと考えられている。これは木製の棺の1600年以上前の木棺の中から見つかった。中が赤いのは水銀朱の跡と見られる。祭祀に携われる女性が埋葬されていたと推測されている。3世紀の日本について書かれたのは魏志倭人伝、倭の五王について書かれた宋書があり、小国が乱立し王権がほぼ確率する間の4世紀についてはわかっていない。富雄丸山古墳はこの空白の時代に作られたと見られている。
関東では風が強く、埼玉では河津桜が風になびく様子が見られた。山梨市で撮影された写真の花は?正解はサクランボである。サクランボは柔らかいダチョウの羽を使って受粉を行っている。
全国の天気予報を伝えた。
ジャイアンツとのオープン戦に2番DHで出場したドジャースの大谷翔平。第1打席、つまりながらもライト前へヒット。続く打席も強いゴロでライト前へ。2打席連続ヒットを放つ。第3打席は凡退し、迎えた第4打席。インサイド寄りの速球をレフト方向に飛ばし、見事HRをマークした。絶好調の大谷に対し、ロバーツ監督は「ショウヘイは今日もいい選手だった。本当にスペシャルなプレイヤーだ。これは今年度々言うと思う」などとコメント。一方ドジャース先発はグラスノー。ストレートに得意のカーブで三振。3回にはジャイアンツ8番・筒香嘉智。大きなあたりもライトフライに打ち取った。その後もグラスノーはキレキレの投球を6回途中を8奪三振。開幕投手にふさわしいピッチングをみせた。
古巣・ツインズとのオープン戦に臨んだタイガースの前田健太。1回にスプリットで三振を奪うと、この回3者連続三振と好調を見せた。4回にもスプリットで三振を奪うなど、7つの三振のうち4つがスプリット。無失点のピッチングをみせてくれた。
栗山英樹さんがレンジャーズの視察に訪れた。地区下位からの再建で王者に上り詰めたレンジャーズに、学ぶところが多かったという。
本拠地のマウンドに初めてあがった西武ドラフト1位の武内夏暉。2回ノーアウト3塁のピンチでは2シームで三振、スライダーで連続三振。最後は154キロのストレートで三者連続三振と驚きの完成度をみせた。さらに牽制タッチアウトする場面も。武内は4回無失点と上々のピッチングだった。
オープン戦9戦全敗の阪神は、去年2桁勝利の伊藤将司が先発。ロッテ打線に対し低めを丁寧に攻め、ランナーを背負った場面でもダブルプレーに打ち取り5回無失点の好投をみせた。2番手には去年MVPの村上頌樹。立て続けに三振を奪い、こちらも4回1失点の好投だった。阪神は6対1とオープン戦初勝利を飾った。
DeNAはヤクルト戦、1回1・2塁のチャンスで打席には宮崎敏郎。完ぺきにとらえた打球はレフトスタンドへ。去年首位打者を獲得した35歳がオープン戦第1号を放った。一方ドラフト1位の度会隆輝は11試合連続のヒットで出塁。攻撃の手を緩めないDeNAは、再び宮崎がライトスタンドへHR。2打席連続HRによりDeNAが快勝した。
広島の斉藤優汰が地元・北海道のマウンドにあがった。今日最速156キロのストレートで追い込むと、152キロのストレートで見逃し三振。その後も最大の武器・ストレートで攻め続け、2回3奪三振無失点と好調。
巨人ルーキーの泉口友汰が全開。守備の場面ではダイビングキャッチすると、そのままダブルプレー。バッティングでは鋭い当たりがフェンスに直撃。
車いすラグビーの橋本勝也選手は機動力を武器に21歳での代表入りを果たしている。スピードは全身の力を使って漕ぐことで一漕ぎで進める距離を増やすことで生まれているのだといい、マッスルプッシュと名付けている。橋本選手は2018年に16歳で代表に選出されたものの、若手主体の大会を除くと5年半にわたってスタメン出場が叶わなかった。自分自身への甘さがあるのではないかと、一時仕事を辞めて練習量を倍増させる毎日を過ごしてきた。すると、一漕ぎに対してのパワーを実感できるようになったといい、1月のジャパンパラ車いすラグビー競技大会ではスタメン出場すると3人を抜いてのトライなどを見せ、最多得点を記録している。パリパラリンピックは8月28日に開会式を迎える。
防衛省は明日以降オスプレイの飛行を再開させると表明している。オスプレイは去年11月に鹿児島・屋久島沖でアメリカ軍の機体が墜落したことで日米ともに飛行を停止していたが、米軍は事故原因を特定したとして飛行再開を決定している。防衛省は沖縄県・鹿児島県などの39の自治体に対して再発防止策などを説明していて、当面は練度回復に向けて飛行場周辺の飛行に限定していくという。
安藤さんは春闘の満額回答のニュースが伝えられているが、街では実感がないとの声も聞かれていることを紹介。大越さんは7割が中小企業の従事者でありトリクルダウンは岸田政権の課題となると言及している。
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