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- 島本真衣 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 中室牧子 林美桜 柳澤秀夫 仁科健吾
日本銀行はきのうまで開いた金融政策決定会合で、政策金利を0.25%程度に引き上げることを決めた。もっとも市場はこの利上げを織り込み済みで、決定が伝えられた際に一時的に荒い値動きとなった他は、目立った反応はなかった。しかし植田総裁が午後3時半から開いた会見で、為替相場は大きく動いた。引き金を引いたのは過去30年で日本の政策金利は0.5%を超えたことがないという質問に対する回答で、さらなる利上げの可能性に言及したことで日米の金利差縮小が意識され、円を買ってドルを売る動きが加速。1ドル152円台半ばだった円相場は一気に上昇した。
日銀の利上げを受け、大手銀行では三菱UFJと三井住友、みずほ、三井住友信託が普通預金の金利をこれまでの5倍となる0.1%に引き上げると発表した。りそなも近く引き上げを発表する方針。また変動型住宅ローン金利の基準になる短期プライムレートについても9月から引き上げる方針で、変動型の住宅ローン金利が上昇する可能性が出てきた。なお、外国為替市場現在の円相場は、1ドル149円台前半で推移している。そして日経平均株価は一時1100円以上値下がりし、円高が進んでいる。中室氏は「日銀が10月の経済状況をどのように判断するのかが今後を左右する重要なポイントになると思う。住宅ローンに関しては5年ルールがあるので、金利が上がったとしても今すぐにお金を借りている人の負担が増えるわけではない」などと話した。
政府が10月までに限って再開する電気・ガス料金の負担軽減策がきょうから始まった。電気料金は大手電力10社ですべて値下がりし、平均的な家庭で8月使用分は前の月より1000円程度安くなる。ガス料金も大手4社すべてで500程値下がりする。一方、資源エネルギー庁が発表した今週月曜日時点のレギュラーガソリン1Lあたりの小売価格は全国平均で174.9円だった。前の週と比べて0.5円安く値下がりは3週連続。
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対局2日目となったきのう、渡辺九段の封じ手が開かれた。中盤以降はお互いに激しく攻め合う展開だったが、午後7時すぎに渡辺九段が投了し、藤井七冠が111手で勝利した。藤井七冠は今回の王位戦で2勝1敗となり2つ目の永世称号となる「永世王位」の獲得まであと2勝となった。王位戦第4局は今月19日と20日に佐賀・唐津市「洋々閣」で対局予定。
パリオリンピック体操男子個人総合で岡慎之助が日本勢4連覇となる金メダルを獲得した。岡は平行棒で15点超えの高得点でトップに立った。
サッカー女子予選リーグで日本はナイジェリアと対戦した。前半22分に濱野まいかが先制した。前半32分に田中美南が追加点を奪った。さらに前半アディショナルタイムには北川ひかるがフリーキックを決めた。日本3−1ナイジェリア。日本は2大会連続の準々決勝進出を決めた。
柔道男子90キロ級決勝で村尾三四郎とL.ベカウリが対戦した。村尾三四郎は敗れたが、初出場で銀メダルを獲得した。
日本銀行が昨日追加の利上げを決めたことをきっかけに、今日のマーケットは円高と株安が加速する大荒れの展開。1日で4円近い急速な円高を受けて、日経平均株価はほぼ全面安の展開。今日の日経平均は一時1300円以上値下がりし、昨日より1007円安い3万8094円で午前の取引を終えた。その大きな要因は円高。外国為替市場では一時、1ドル=148円台とおよそ4か月半ぶりの水準となり円安の恩恵を受けていた自動車などの輸出関連株を中心に売られた。日本の利上げに対し米国は9月に利下げする可能性を示唆したことから、今後の金利差の縮小が意識されドルを売って円を買う動きが強まっている。市場関係者からは「歴史的な円安は終えんを迎えたのではないか」という声も上がっている。
気象庁は先程、北陸と東北南部の梅雨明けを発表した。関東から西は強い日差しが照りつけていて、西日本ではすでに猛暑日となっている。最高気温は京都や名古屋で39度、鹿児島は史上最高となる38度が予想されている。また、気象庁は北陸や東北南部でもこの先晴れる日が多くなると予想されることから、午前11時に梅雨明けを発表した。いずれも平年より遅い本格的な夏の到来だ。暑さがより一層厳しくなるため、熱中症に警戒が必要だ。
大手スーパーのイオンはおよそ20種類のお節を発表した。お盆の帰省で集まる時にお正月のお節を選ぶ家族もいるとして、この時期に発表したという。早い時季に発表することで注目度を高める狙いもある。AIに「未来」や「彩り」などのキーワードを入れて出た画像から作ったおせちや、能登半島地震からの復興を応援しようと石川県などの食材を使用したおせちも登場した。
日本のメダルラッシュが続くパリオリンピック。なでしこジャパンがナイジェリアを3−1でくだし、見事、決勝トーナメント進出を決めた。濱野まいかが先制ゴールを決めた。
『木曜ドラマ スカイキャッスル』の番組宣伝。
サッカー女子予選リーググループC。日本がナイジェリアと対戦した。前半22分。濱野まいかが先制ゴールを決めた。前半32分には田中美南が決めた。日本はナイジェリアに得点されたが、前半のアディショナルタイムで得たフリーキックを北川ひかるが決めた。試合は3対1で日本が勝利した。
パリオリンピックで見事、決勝トーナメント進出を決めたなでしこジャパンの今後の試合日程などを紹介。グループCで日本は勝ち点6、得失点差2で、2位で突破した。次は世界ランク5位の米国で日本は世界ランク7位で米国が格上ではあるが十分日本にチャンスはある。米国との準々決勝は日本時間のあさって夜からキックオフ、よる9時30分から放送する。米国のサッカー女子注目選手はFWのマロリー・スワンソン、グループBではザンビア戦で2点、ドイツ戦で1点をとっている。夫はMLBカブスのダンスビースワンソン内野手という。日本のグループリーグ突破の裏には、あるサポーターによる応援もあった。ブラジル戦でスタンドから声援を贈ったのは石川・能登半島から応援に駆け付けた男女5人の中学生がいた。被災地支援のボランティアらが「子どもを元気づけよう」と渡航費を募って、男女サッカーの日本戦の4試合に招待した。企画をしたのは国際試合でちょんまげ姿で応援する名物サポーターちょんまげ隊長こと角田寛和さんで試合後には「日本が逆転勝利したブラジル戦で「あきらめないことって大事なんだ」と1人が言っていたのが印象的だった。復興が進まず閉塞感があった中で次に進む何かを感じてくれたらうれしい、スポーツの意義」などと話した。
体操男子個人総合の決勝には体操男子個人総合には予選上位の24人が出場、日本からは連覇の期待がかかる橋本大輝と初出場の岡慎之助が出場した。橋本は好スタートを切ったがあん馬での落下で点数を落としたが岡が安定した演技で5種目終了時点で暫定1位で最終の鉄棒も成功し団体に続き2冠を達成した。
体操男子個人総合はゆか、あん馬、つり輪、跳馬、平行棒、鉄棒の6種目をやる。予選を通過した24人が出場する。1か国、地域2人まで出場できる。6種目を1回ずつ演技し合計点を競う。この競技では日本は過去の大会でメダルを独占している。ロンドン五輪とリオ五輪は内村航平が連覇を果たしている。東京五輪は橋本大輝が金メダル。今回は連覇を狙う橋本大輝と新星・岡慎之助の2人が出場した。岡の得点合計は86.832、種目別では1種目目のゆかで暫定5位、2種目目の鞍馬で暫定1位となり、そのまま金メダルとなった。予選1位だった張はゆかで大きなミスがあり、得点の合計が86.599で銀メダルとなった。銅メダルは中国の肖だった。予選3位だった橋本は鞍馬で落下するなどのミスがあったが、6位入賞となった。山室は岡の勝因について「張、橋本ともに大きなミスがでてしまった。岡選手はミスがなく、いかに減点をなくすかという体操をしたことが勝利の要員。最初のゆかはスタート種目なので緊張感もあるし、五輪とかだと器具が地面の上から80cmくらいの台の上に置かれていてはね方も違うが、岡は着地の減点が少なかった。鞍馬は直前の橋本が落下し緊張感があったが、丁寧に落ち着いて演技を行っていた。吊り輪は力技は綺麗にまとめ、得意な振動系の技でアピールし、着地までアピールした。吊り輪ではインクワイアリというチャレンジのようなものがあるが、認定され、0.2点プラスされた」などと話した。
岡慎之助の際立っているところについて、山室は「元々日本の体操は美しいといわれているが、それを表現、体現しているような選手だと思う。減点の少ない体操をするのが魅力。岡は着地が強い選手。総合では鞍馬以外全てで着地がついて回り、着地による減点がついて回る。すべて止められたら減点がなくなるのが強み」などと解説した。
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パリ五輪・体操男子種目別決勝は日本時間3日~5日にかけて行われる。予選上位8人が決勝進出。1カ国・地域で2人まで。予選の得点は決勝に持ち越さない。4日のあん馬には予選4位・杉野正尭選手が出場。5日の平行棒には予選3位・岡慎之助と予選8位・谷川航選手が出場。鉄棒に予選3位・杉野正尭選手と予選5位・岡慎之助選手が出場する。山室氏は岡選手について「平行棒も鉄棒も混戦なので、着地まで完璧に決めればメダルの可能性は十分にある」などと話した。
体操男子種目別決勝の注目選手について。杉野正尭選手はあん馬と鉄棒に出場しており、鉄棒では日本人選手で唯一「ペガン」という技を試合で行うという。山室氏は「ペガン」について「キャッチする直前までバーが見えない技」などと解説した。また杉野選手はあん馬では「Hコンバイン」という技を行うとのこと。山室氏は「Hコンバイン」について「1つの取っ手上で回り続けなきゃいけないのでバランスを取るのが非常に難しい」などと話した。そして平行棒に出場する谷川航選手は”着地王子”の異名を持ち、元子役でテレビ出演の経験もあるという。谷川選手について山室氏は「着地もそうだが技一つ一つのキレや雄大さも素晴らしい」などと話した。