- 出演者
- 萩谷麻衣子 大下容子 佐々木亮太 久保田直子 デーブ・スペクター 森葉子 斎藤康貴 林美沙希 杉村太蔵 増田ユリヤ
激戦州は選挙のたびに選挙人が揺れ動くことからスイングステートとも呼ばれているが、ウィスコンシン州・ミシガン州・ペンシルベニア州はさびついた工業地帯・ラストベルトと呼ばれ、これまで民主党が強いとされてきた中でトランプ氏が2016年に当選するなど激戦州化する形となった。3州でも特にペンシルベニア州は最多の19人の選挙人が存在している。日本製鉄が買収を目指すUSスチールの本社があり7月にはトランプ氏が銃撃される事件も発生した。唯一のトランプ氏とハリス氏による討論会が行われたのもペンシルベニア州となっている。池上氏はラストベルトが激戦州となった背景について、製造業が衰退する中でトランプ氏が製造業の復活を主張した事が背景にあると紹介。
米国大統領選挙開票速報。米国・トランプ前大統領が勝利したのはミズーリ州、サウスカロライナ州、アーカンソー州。序盤のため共和党の方が目立っている状況となっている。注目は選挙人19人のペンシルベニア州だが、開票に3~4日かかる可能性もある。前回の大統領選ではペンシルベニア州フィラデルフィアでバイデン氏が8割位上を獲得している、民主党が強い場所とのこと。デーブ・スペクターさんは、新しい産業に力を入れている街は人口の入れ替えなどもあり読めない、など話した。
米国大統領選挙、激戦州の途中経過を紹介。ノースカロライナ州ではハリス氏が18%、トランプ氏が20%で拮抗している状況。ジョージア州ではハリス氏が31%、トランプ氏が35%。ペンシルベニア州ではハリス氏が10%、トランプ氏が5%となっている。ペンシルベニア州では地域で差があり、開票率はそれぞれ0~30%となっている。
米国大統領選挙について解説。カギを握る浮動票は「中低所得者層」。チップ文化は飲食店員らの重要な収入源だが所得税の対象となっている。両候補はネバダ州の集会で「非課税に」と訴えている。また、ハリス氏は乳児を抱える世帯の税額控除拡大を訴えている。トランプ氏は残業代も非課税にするとしている。
米国大統領選挙の開票速報。サウスダコタ、テキサス、ノースダコタ、ワイオミングはトランプ氏が勝利を確定させている。デラウェアはハリス氏が勝利。米国大統領選挙について解説。カギを握る浮動票2つ目は「黒人票の行方」。黒人男性からの支持はバイデン氏が85%だったのに対し、ハリス氏は70%となっている。ハリス氏は先月14、日黒人男性支援に特化した政策(100万件の小口融資、教員資格の取得支援など)を出した。池上さんは「黒人男性の浮動票がどう動くか。女が大統領になっていいのかという偏見、ジェンダーギャップがある」と話した。
米国大統領選について。アメリカ・フロリダ州から中継。トランプ陣営が主催するウォッチパーティーの参加者が増えてきている。トランプ氏はSNSで「フィラデルフィアで大規模な不正行為が話題になっている」などと投稿。負けた時の布石を打っているようにもみられる。トランプ氏本人は今夜中に姿を見せる意向を見せている。マー・アー・ラゴで勝利が確実になったことを見極めた上で現れるとみられる。
ワシントンから中継。現在トランプ氏の方が優勢だが、ハリス陣営は悲観していない。有権者はかなり順調と話している。トランプ氏が確実に取ると言われていたアイオワ州でも最新の調査でハリス氏が上回ったと結果が出た時にはアメリカメディアが一斉に驚きをもって報じた。女性と若者の票が伸びている。
大統領選の状況について池上彰は「それぞれが想定内の戦況。」などと話した。
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- ハワード大学ワシントン(アメリカ)
ニューヨークから中継。激戦州ではウィスコンシン州とアリゾナ州で投票が終了した。アリゾナ州はヒスパニック系が3割を占めている。ペンシルベニア州は178万人の郵便投票があり、現在フィラデルフィアの開票は20%、ピッツバーグは40%でハリス氏に有利とみられる。
ハリス氏が勝利したのは、イリノイ州・選挙人19人、ロードアイランド州・選挙人4人。現在選挙人の数は、ハリス氏53、トランプ氏154。
ペンシルベニア州の民主党本部が主催するオフィシャルウォッチパーティーから中継。ハリス氏が善戦したという速報が流れても、ここでは歓声といったことは起きていない。表情も固く、ペンシルベニア州の郡ごとの速報が流れていたが固唾をのんで見守っている感じで、現場の空気は固い印象。ハリス氏とトランプ氏の得票率は、速報で56.24%、42.87%とやや差が縮まった。
ペンシルベニア州の開票状況について、開票率28%でハリス氏15%、トランプ氏13%。中林さんは、「会場の雰囲気が接戦であることを物語っている。ペンシルベニアがカギを握りそうな感じはしてきた」などとコメント。
アリゾナ州から中継。投票の締切は終わってるが、その時間までに並んでれば投票できるということでまだ並んでいる状況。民主党の牙城だったが、それを変えようとしてるのは若者たち考え方だという。「不法移民の問題に対するお金をバイデン政権は使いすぎてる」「自分達の仕事がない、お金が十分貰えない人たちに対する支援とほぼ同額。これをもらえるなら私達の明るい未来がつくれる」という考え方が強くなっているという。経済的なものがトランプさんからの意見が出ているのが若者に受けていて、若者たちの意見が反映されればアリゾナ州はトランプさんが優勢になるという。
ニューヨーク・タイムズによると、激戦州のネバダ州の投票所で約1万3000票の郵便投票が適切に数えられていなかったという。これらの票については、12日まで再投票が可能になるという。ワシントン・ポストによると、ウィスコンシン州ミルウォーキーでは、投票集計器のドアが適切に固定されていなかったとして、約3万1000票が再集計することになったという。
CNNの最新開票データをリアルタイムで共有。ここまでの開票結果、確定している選挙人の数をみていく。ニューヨーク選挙人28人はハリスさんが獲得。現在選挙人の数は、ハリス氏81、トランプ氏154。萩谷さんは「女性票がどうなるかに関心がある。最高裁の判事9人のうち6人が保守派。そのうち3人がトランプ氏が大統領のときに任命している。中絶禁止合憲という判決が出ているので女性にとって非常に関心が高い」などと話した。杉村さんは「トランプさんの政策はわかりやすいから盛り上がる。賛否もわかりやすい。だから議論しやすい。そういうところにトランプさんのファンが居る」などと話した。デーブさんは「今は景気がいい。だけど物価が高い。分析しないといけない」などとコメント。中林さんは「争点が収束するような形で両候補が動いている」などとコメント。
コーナーオープニングが流れた。
アメリカ国大統領選挙は、多くの州で投票が締め切られ、開票作業が進められている。ペンシルベニア州フィラデルフィアから小松靖による中継。小松靖は「余談を許さない状況で、参加者から喜びの反応がない。結果を待つのが恐ろしいと話す人もいた。」等とコメントした。
アメリカ大統領選挙は現在、開票作業が本格化している。ニューヨークのCNN選挙本部から親松聖による中継。親松聖は「トランプ氏はフロリダ州等で勝利を確実にしている。ハリス氏はニューヨーク州等で勝利を確実にしている。全米の開票作業は進んでいる。ハリス氏はハワード大学に行くと見られている。トランプ氏の動向に注目が集まっている。」等とコメントした。
米国大統領選の開票状況に反応して、きょうのマーケットは値動きが激しくなっている。外国為替市場(円相場)は、米国メディアがジョージア州などでトランプ氏の優勢を伝えると、1ドル=153円台後半まで下落した。トランプ氏が掲げる関税強化や減税策でインフレ圧力を強めるとみられドル買いが加速し円安が進行している。激戦州でハリス氏優勢との報道で円高に進む可能性もある。
来年度の税制改正に向けて、自民党税制調査会の幹部が初会合を開いた。「年収103万円の壁」の見直しなどが焦点。国民民主党は、「年収の壁」をめぐり、所得税の課税対象を103万円から178万円へ引き上げを求めている。「年収の壁」は、8日を軸に自民・国民で協議スタート。自民税調は、去年決定を先送りした防衛増税の開始時期、扶養控除見直しなども議論。衆議院選後初会合で、宮澤税調会長続投の決定や、国民との協議があるため盛山幹事長も顧問として参加が決定。