- 出演者
- 萩谷麻衣子 大下容子 佐々木亮太 久保田直子 デーブ・スペクター 森葉子 斎藤康貴 林美沙希 杉村太蔵 増田ユリヤ
今朝は静岡県側から富士山の山頂に雪が積もっている様子が確認できた。富士山の初冠雪は甲府地方気象台が観測し発表していて、ことしは130年間の観測史上最も遅い初冠雪となる見込み。北海道では、平地でも積雪する恐れがある。北海道〜東日本は、今夜〜あす、平地でも積雪が増える恐れがある。北日本や本州の山沿いは、積雪や路面の凍結などに注意が必要だ。
池上彰氏、中林美恵子氏、デーブ・スペクターさん、萩谷麻衣子さん、杉村太蔵さんとともに米大統領選挙について伝えていく。CNNのデータを使い最新の情報も伝えていく。
米国大統領選挙の開票状況に反応して外国為替市場は値動きが激しくなっている。米国メディアが激戦とされるジョージア州などでトランプ氏の優勢を伝えると、外国為替市場の円相場は一時1ドル153円台後半まで下落。トランプ氏が掲げる関税の強化や減税策はインフレ圧力を強めるとみられ円安が進行。金利の上昇を意識したドル買いが加速し、ここ1日で2円近く円安が加速。逆に激戦州でハリス氏が優勢という報道が流れると円高に進む可能性がある。一方、日経平均株価は米国株の上昇や円安が進行したことなどから、現在866円高。杉村さんは投機的な動きもあるのではないか、トランプ氏は住宅ローン金利を2%台まで大きく引き下げると主張する中で値動きを分析するのは難しい状況としている。
激戦州での集計は続いているが、激戦州とされるジョージア州・ノースカロライナ州ではトランプ氏が黒人・ヒスパニック系の支持を受けているとの情報が出ると歓声が上がっているという。若い男性の得票を目指し若い男性が視聴するYouTubeやPodcastでもトランプ氏は活動を行っていて、息子であるバロンさんも関わってきたという。黒人・ヒスパニックの票がトランプ氏に流れているという情報はこれまでも聞かれていたが、データでも裏付けは取れているという。
ハリス氏の拠点のあるワシントンだが、ハリス氏が足を運ぶのはディナーを終えてからと見られる。一方で勝敗が出る前から複数回演説を行うことも検討しているといい、トランプ氏が一方的に勝利宣言を行った際の動揺を抑える狙いがあるという。ハリス氏が最後に向かったのはペンシルベニアで、個別に自宅を訪問するなど草の根運動も進めてきた。
中林氏は自身も有給休暇を取ってボランティアとして上司の選挙区を訪問したことがあるといい、その際には誰が投票に来て誰が投票に来なかったかのデータも存在していたと振り返った。来ていない人に投票するように投票が終了するまで呼びかけることもあったという。デーブさんはアメリカの選挙は投票所にも非常ボタンが配られるなど物騒な状況となってしまっているのが現状と紹介し、イベント感覚で投票する人もいるという。
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開票状況を確認した。ルイジアナ州:選挙人8人、観光都市ニューオーリンズはジャズ発祥の地、トランプが勝利。モンタナ州:選挙人4人、ロッキー山脈と大平原・グレートプレーンズが有名、トランプが勝利。ユタ州:選挙人6人、約6割がモルモン教徒「共和党王国」、トランプが勝利。それぞれの選挙人獲得数はトランプ氏が172、ハリス氏が81。
激戦州のネバダ州で先ほど投票が終わりこれから開票が始まる。ネバダ州の郵便投票は今日の消印があれば4日後の到着まで有効なため結論が出るのは数日間かかるという。激戦州の中で開票が最も進んでいるのはジョージア州。ノースカロライナ州はトランプ氏が勝利するうえで絶対に落としてはならない州。都市部でハリス氏が巻き返すにはやや厳しい状況。ペンシルベニア州は現在開票率が50%。現在は僅差でトランプ氏が優勢。次に注目されるのはミシガン州。最大都市のデトロイトは今夜中に集計が終わる見込みだが明日までかかるという話もある。
開票状況について。ノースカロライナ州は日本時間午前9時30分に投票が締め切られ開票率は71%、ややトランプ氏が優勢、ジョージア州は開票率81%でトランプ氏が優勢。ラストベルトと呼ばれる3つの激戦州について。ミシガン州は開票率19%でハリス氏が優勢、ペンシルベニア州は開票率51%で接戦、ウィスコンシン州は開票率43%でハリス氏が優勢。ペンシルベニア州は選挙人19人。エリーは大統領を決めてきた“揺れる都”ハリス氏優勢、バトラーはトランプ前大統領が銃撃された地でトランプ氏が優勢、ピッツバーグはハリス氏が優勢、フィラデルフィアは討論会が行われた州最大都市でハリス氏が優勢。
ペンシルベニア州から中継。ペンシルベニア州はトランプ氏が逆転しているがその差は極めて小さくシーソーゲームが続いている状況。民主党が強いフィラデルフィアでの民主党主催のウォッチパーティーでは喜びの声は聞こえない。主催者は「仮にトランプが勝った時の悪いインパクトが大きすぎるからだ」などと話していたということ。
バイデン大統領からバトンを受け急速に支持を広げた民主党・ハリス副大統領。選挙戦終盤になると勢いは失速。失速の背景の一つは「アラブ票離れ」。イスラエルへの軍事支援などをめぐりアラブ系住民を中心に現政権への批判が高まっている。ジャーナリスト・増田ユリヤも現政権に対するアラブ系住民を取材。「バイデンをおろせ運動」発起人・ジェイラニフセインさんは「トランプ氏には人を戦争に巻き込んでいないという実績がある」などと話した。パレスチナ自治区・ガザでは日々多くの民間人が犠牲となっている。アラブ系住民にはハリス氏ではなく他の候補者に投票する動きが。
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当初ハリス氏は世論調査でリードしていたが、その勢いは徐々に失われ、ここ最近では激戦州での劣勢も伝えられている。理由について池上さんは、最初はバイデン氏からハリス氏に変わったことにより新鮮だということで支持率が上がったが、ハリス氏の政策に新鮮味がないとして新鮮味が落ちてきた。ハリス氏失速の要因に「アラブ票」もある。中東の紛争が拡大するも制御できず政権の一翼を担うハリス氏への失望が広がっている。イスラム教徒の支持率(ミシガン州)は民主党・ハリス氏12%、共和党・トランプ氏18%、緑の党・スタイン氏40%。
アメリカ大統領選について、中継で現地の様子などを伝えた。これまでアラブ系の住人は民主党を支持してきた人が多いが、ガザの問題に関しては訴えかけても返事すらくれないことに失望しているとのこと。共和党のトランプ氏支持者らがパーティーをしている場所を紹介。トランプ氏が票を取ると盛り上がっているという。
米国大統領選挙について。ハリス氏が一時リードしていたが、失速した。その要因は「アラブ票」離れとみられている。「アラブ票」が緑の党に流れようとしている。ヨーロッパにある緑の党は「スタイン氏が出ていると、トランプ氏を応援することになるので、辞退してほしい」と呼びかけているが、スタイン氏は「絶対辞退しない」としている。
米国大統領選の勝敗を左右する西部の激戦州の情勢について。コロラド州(選挙人10人)で、ハリス氏が勝利を収めた。ミシシッピ州(選挙人6人)で、トランプ氏が勝利。オハイオ州(選挙人17人)で、トランプ氏が勝利。オハイオ州は副大統領候補バンス氏の地元。アリゾナ州(選挙人11人)は、開票率51%の時点でハリス氏26%、トランプ氏26%。
米国大統領選について、中継でアリゾナ州の様子を伝えた。AP通信の集計によると、アリゾナ州では50票差になっている。若者が共和党を支持しているが、移民でも二世や三世の間で意見が変わってきているとのこと。移民二世の女性は民主党を支持しているが、大学生の子どもはトランプ氏を支持しているという。アリゾナ州は移民問題で揺れている。
米国大統領選について。元衆議院議員・杉村太蔵は「ハリス氏は『就任したら100日で物価を下げる』と演説しているが、有権者からすると『副大統領なのだから、できるなら今すぐやってほしい』という気持ちが出てくるのでは」と話した。
メジャーリーグ・ロサンゼルス・ドジャースは、大谷翔平が左肩の手術に成功したと発表した。先月26日のワールドシリーズ第2戦で大谷翔平はスライディングをした際に左肩を亜脱臼、その後も左肩をかばいながら試合の出場を続け、自身初、チームとして4年ぶりのワールドシリーズ制覇に貢献した。メジャー移籍後4回目となる手術は、日本時間きょう、ロサンゼルスで行われ、左肩関節唇損傷の内視鏡手術に成功。過去に大谷翔平の右肘手術も担当した医師が執刀し、来年2月の春季キャンプには間に合う見込み。