- 出演者
- 萩谷麻衣子 大下容子 佐々木亮太 久保田直子 デーブ・スペクター 森葉子 斎藤康貴 林美沙希 杉村太蔵 増田ユリヤ
イスラエル・ネタニヤフ首相が、ガラント国防相の解任を発表した。ネタニヤフ首相は5日、ガザ地区での戦闘をめぐって「信頼が損なわれた」として、ガラント国防相を解任したことを明らかにした。後任にはカッツ外相を指名したとしている。ガラント氏は自身のSNSに「イスラエルの安全はこれまでもこれからも、私の人生の使命であり続ける」とコメントした。ガラント氏はガザ地区での停戦や人質解放の交渉に前向きな立場で、戦闘を継続する考えのネタニヤフ首相と対立をしてきた。今回の解任で停戦合意がさらに遠のくという見方も出ていて、抗議集会も呼びかけられている。
立憲民主党・野田代表と国民民主党・玉木代表が党首会談を行い、政策活動費の廃止などに向けて、年内の政治資金規正法の再改正を目指すことで一致した。会談では国民民主党が主張するいわゆる「年収の壁」の見直しで、協力していくことも確認した。両党の支持母体である連合が求める政策協議を進めることでも合意し、今後エネルギーや安全保障などの基本政策で一致できるかが焦点となる。
東京メトロ・有楽町線と南北線の延伸工事が始まった。東京メトロが計画している延伸プロジェクトでは、有楽町線は豊洲駅から住吉駅まで4.8km延ばし、その間に駅を3つ設置。東陽町駅では東西線と接続する。これで豊洲市場や東京スカイツリーといった観光拠点への利便性が、向上するという。南北線は白金高輪駅から2.5km延伸し、JR線などの品川駅と接続する新駅を設置する。東海道新幹線や羽田空港へ向かう京急線、リニア中央新幹線につながり、都心部から国内外へのアクセスが向上する。総建設費は合わせて約4000億円で、2030年代半ばの開業を目指している。
今年の新語流行語にノミネートされた30の言葉が発表された。ドジャース・大谷翔平が達成した50本塁打50盗塁「50−50」、ブレイキン、「やばい、かっこよすぎる俺」など、パリ五輪パラリンピック関連の言葉もノミネートされている。銅メダルを獲得した馬術の団体チームは、4人の平均年齢が41.5歳だったことで、「初老ジャパン」という呼び名が大きな話題となった。Creepy Nutsの「Bling−Bang−Bang−Born」は、そのフレーズやダンス動画などが注目された。大賞の発表は来月2日。
今年1年の出生数が、初めて70万人を割り込む公算。きのう厚生労働省が発表した人口動態統計によると、今年1月から6月までの出生数は32万9998人で、去年の同じ時期と比較して6.3%減少した。8年連続で過去最少を更新した去年1年間の出生数72万7277人を、さらに下回る見込み。価値観の多様化で未婚、晩婚傾向が強くなったことや、コロナ禍の時期で結婚や出産を控える人が増えたことが、要因とみられている。
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米国大統領選について。アイオワ州(選挙人6人)は、トランプ氏が勝利。アイオワ州はコーンベルトの中核で、豚の飼育頭数も全米一。カンザス州(選挙人6人)は、トランプ氏が勝利。カンザス州は竜巻発生数が全米一。選挙人の数は、ハリス氏が91、トランプ氏は207。激戦州の状況を解説。ノースカロライナ州は開票率85%で、ハリス氏が41%、トランプ氏は43%。ジョージア州は開票率89%で、ハリス氏が43%、トランプ氏は45%。ミシガン州は開票率29%で、ハリス氏が15%、トランプ氏は14%。ペンシルベニア州は開票率67%で、ハリス氏が32%、トランプ氏は34%。ウィスコンシン州は開票率58%で、ハリス氏が28%、トランプ氏は29%。
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ここまでの時点で、激戦7州ですべてトランプ氏がリード。選挙人の過半数が270人のところトランプ氏は既に207人を獲得している。カリフォルニア州でハリス氏が勝ち選挙人54人、アイダホ州でトランプ氏が勝ち選挙人4を獲得。アデーブ・スペクターはアメリカの選挙制度について、元々独裁者が出てくるのを防ぐためのシステムだったが現代では時代遅れになったと話した。
ペンシルベニア州ピッツバーグにケイティペリーが登場し、ハリス氏への支持を訴えた。フィラデルフィアではプエルトリコ出身・リッキーマーティンも歌を披露。「プエルトリコはゴミの島」発言に反発し集会への参加を決めた。4日の民主党の集会最終日には20人以上のセレブが参加。クライマックスを飾ったのはレディーガガ。2日、映画俳優のハリソンフォードがハリス氏支持を表明。女優のスカーレットヨハンソンは映画「アベンジャーズ」の仲間たちを結集。先月25日、テキサス州の集会でハリス氏の応援に駆けつけたのは世界的歌姫・ビヨンセ。一方、トランプ氏を支持するセレブも多い。筆頭は実業家のイーロンマスク。依然はトランプ氏と敵対関係だったが和解し、今回多額の献金を行い注目された。トランプ氏は当選した場合、マスク氏を閣僚に起用する意向。映画スターのジョンボイドは民主党支持のセレブを批判し、トランプ氏への投票を呼びかけた。共和党集会でシャツを破り捨てるパフォーマンスを行ったのはプロレス界のスーパースター・ハルクホーガン。大統領選を巡り政治的な立場を表明するセレブたち。有権者の心をつかむのはどちらの候補なのか。
ハリス氏支持(レディーガガ、テイラースウィフト、Aシュワルツェネッガー、ビヨンセ)、トランプ氏支持(マイクタイソン、イーロンマスク、メルギブソン、ハルクホーガン)のセレブを紹介。選挙戦を盛り上げる両陣営のグッズ(Tシャツ、タンクトップ、帽子)を紹介。有力メディアが方針転換し、過去に民主党候補を支持したワシントンポスト、ロサンゼルスタイムズ、USAトゥデイは特定候補を支持しない方針を表明している。
アメリカ大統領選の速報情報。オレゴン州の選挙人8人はハリス氏が抑えた。現在ハリス氏153、トランプ氏211となっている。
フロリダ州から中継。今日の日中の時点ではトランプ氏は日本時間の正午~1時には姿を見せて勝利を祝おうとしていたという。現在まだ会場に入ったという情報はないが邸宅の前では先導する警察が準備を完了しているとのこと。メディアの中にはトランプ氏が大統領選で勝利すると伝えたところもある。トランプ氏が選挙戦の終盤にハリス氏への攻撃を強めたことで無党派や女性の有権者を遠ざけてしまったと心配している陣営スタッフもいる。
ワシントンから中継。大統領選が拮抗する中、ハリス氏の陣営では当初ダンスパーティーのような雰囲気もあったが徐々に緊張感が高まっている。ハリス陣営からCNNに、まだ勝てる道は残っているがすぐに結果は出ないからまた明日にしようというメモが渡されたという。
池上彰は、従来のアメリカ大統領選では敗けた方がおめでとうと電話をかけ勝った方が集会に現れて先ほどおめでとうの電話を貰ったと発表して勝者が決まるものだったが、トランプ氏はそういうことをせず一方的に勝利宣言をしてしまう可能性があるのでハリス氏は機先を制して演説をするのかもしれないと話した。杉村太蔵は、選挙戦が加熱しすぎて選挙後に分断が激しくなって過激な衝突がおきないように祈りたいと話した。アメリカ大統領選の中でメーン州とネブラスカ州は選挙人の総取り制度をとっていない。前回の選挙後にネブラスカ州にはトランプ氏が圧力をかけたが結局州の選挙人5人の内1人はハリス氏が獲得する可能性がある。
AP通信は、共和党のトランプ氏が激戦州のひとつ、選挙人15人のノースカロライナ州で勝利を確実にしたと報じた。激戦州の当選確実は今回の大統領選挙で初めて。ニューヨークタイムズはトランプ氏の勝利は90%だとする予測を発表する一方で、記者の速報として今夜はじめてトランプ氏が勝利する可能性が高いと判断したと踏み込んで伝えた。激戦州のペンシルベニア、ミシガン、ウィスコンシンの各州で優位で、ハリス氏が勝利するにはこの3州全てで勝利する必要がある。
新たな大統領の誕生は世界情勢にどのような影響を及ぼすのだろうか。池上彰のスタジオ解説。ウクライナ情勢について、バイデン大統領も副大統領のハリス氏もウクライナへの軍事支援は継続するとしている。一方、トランプ氏は自分が大統領になれば24時間以内に戦闘を終結できる。恐らくウクライナへの支援を全部やめるという形で、結果的にロシアに降伏をしろと圧力をかけるのではないか。今、議会でウクライナへの支援というのはあくまで融資という形で共和党の支持も得て支援が決まった。ハリス氏は融資と言ったけど全部あげますよ、となるんじゃないか。トランプ氏になったらこれまでの支援を全部返せとウクライナに圧力をかけるのではないかと言われている。中東問題は、ハリス氏はイスラエル支持の路線を継承している。トランプ氏はイスラエルを強力に支持するとしている。北朝鮮に関しては、ハリス氏は独裁者にはすり寄らないとしているが、トランプ氏は金総書記とうまくやれると言っている状態。中国に関しては、どちらになっても中国には強硬な態度を取るだろう。ハリス氏は強硬姿勢を取りつつもしかし、対話も重視す。対して、トランプ氏は中国からの輸入品には60%の高い関税をかけるとしていて、米中の経済対立というのは更に激化するというその可能性がある。
中国はどのような結果を望んでいるのだろうか。北京から冨坂範明記者が中継。国はこの大統領選の行方をかたずをのんで見守っている。今朝の中国共産党系の機関紙では、米国人は焦りながら選挙の結果を待っているという特集記事を組んでいる。どちらが勝っても米国の分断は深まり民主主義が危機にひんするのではという見方。ハリス氏でもトランプ氏でも対中強硬路線は変わらないとみているが、中国の専門家からはトランプ氏のほうが望ましいのではという意見も聞かれた。ハリス氏の場合は、バイデン政権の路線を継承し予測可能性は高いが、民主主義などの価値観を重視する傾向が強くやりにくいという評価。一方、トランプ氏の場合は関税などで経済面では大きなダメージがあるが、民主主義といった価値観にはそれほどこだわらないのではとみられていて付き合いやすいのではないかという見方もある。トランプ氏の1期目の際に培った習氏との人間関係もありトランプ氏が選挙戦中に銃撃された際には習氏がお見舞いを伝えている。また、トランプ氏を支えるテスラのイーロンマスクCEOも李強首相など中国とのパイプを持っている。中国としては台湾統一に向けどちらが勝っても、アジアから米国の影響力を減らしていくように国際秩序の形成などを進めていくとみられる。
米中関係について中林美恵子氏は「中国機関紙による、米国の民主主義あるいは世界の民主主義が危機に瀕するというコメントは非常に皮肉。中国は民主主義は成功しないほうが中国的な権威主義といったものの正当性を主張できる。前回2021年の大統領の就任式にトランプ氏が出席しなかったが、今回、前の大統領と新しい大統領がそろうということになればまた形上は戻る可能性がある。最近はロシア、中国、北朝鮮、イラン色んなところからSNSなどを使って米国の国民の心を分断するような介入もあり、探っていかなければいけないと思う」とコメントした。ウクライナ支援についてデーブスペクター氏は「ゼレンスキー大統領がどう見てるか。中国というより台湾がどう見ているか。アメリカファーストのトランプ氏の場合、影響を受ける色んな国が焦る。トランプ氏を今、止める人がいない。1回目の政権の時にきちんとした共和党のサポートがあった。今回はもう再選がないので2期目まず止める人がいない。周りにイエスマンばかり入れるので暴走する恐れもあると思う」、中林氏は「議会がどういうふうに止める議席構成になるかということが1つ鍵になってくる」。池上氏は「下院議員全員と上院議員3分の1の改選が行われている。その結果も大きく影響する」とコメントした。激戦州の1つノースカロライナでの選挙人16人のところトランプ氏勝利が確定した。全体では、今、選挙人の数はハリス氏が153、トランプ氏が227となっている。萩谷麻衣子氏は「トランプさんは中国が台湾に軍事侵攻した場合に高い制裁的な関税をかけると言っていた。裏を返せば軍事的な介入はしないようにも見える。あとは、NATO。各国が軍事費の負担を増やさなければ米国は防衛しないと何度も言っているので、NATOからの脱退、離脱もほのめかしたりしている。それが現実的になると西側の防衛体制というのが抜本的に変わる可能性もある」、デーブスペクター氏は「環境問題に無関心。心配事だ」、杉村太蔵「トランプさんが仮に圧勝となった場合、現職バイデン大統領この2か月間の政治的なパワーが相当落ちる。来年の1月の就任式までロシア、中東、北朝鮮、中国がどういう動きをするかというのは本当に予測できない」とコメントした。
石破総理は来週の木曜日からAPEC、G20と2つ国際会議が相次ぐ。出席するために南米のペルーとブラジルを訪問する。帰りに米国に立ち寄ってそして新しい大統領と面会を模索しているという。ハリス氏であれば日本を重視してきたバイデン政権の副大統領なので、岸田バイデンの蜜月を引き継げ、問題はないという見方が大勢となっている。トランプ氏に対して安倍首相はどう関係を築いたか。まずトランプタワーに行って蜜月関係を築いたがもう世界中がこの手法を知っているので日本がアドバンテージを取れない。次にゴルフ外交だが石破総理がゴルフをやらないのでこれも難しい。石破総理とトランプ氏の共通点はクリスチャンという点なのでキリスト教を入口に使ってどうにか関係を築けないかと関係者は話をしていると伝えた。
ニューヨークのCNN選挙本部から中継。CNNはノースカロライナ州でのトランプ氏の当選確実の一報を出した。ニューヨークタイムズはトランプ氏の勝利の確率を89%と報じている。ワシントンポストもそう見ている。最大の注目州であるペンシルベニア州では開票率80%を超え引き続きトランプ氏が優勢となっている。ここにきて都市部ではこれまでにない異変が起きている。これまでフィラデルフィアでは民主党の得票率は8割以上あったのに現時点では8割を切っており前ほど支持が伸びていない。都市部ではバイデン政権でのインフレへの反発が今の状況を生んでいる可能性がある。
ニューヨークから中継。増田ユリヤはハリス氏劣勢について、民主党の考えが理想は語っていても人々一人ひとりの生活にまで目をやれていないのではと話した。また2016年のアメリカ大統領選のときのニューヨークではトランプ氏が勝つと思っていなかったという人々だらけだったが、現在はトランプ氏を応援して共和党の勝利を願っている人達もいるという。