- 出演者
- 堂真理子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 中野信子 林美桜 水越祐一 仁科健吾 駒見直音
喫煙に関連する病気で多くの人が死亡しているベルギーは今年1月、EU(ヨーロッパ連合)で初めて使い捨て電子たばこの販売禁止に踏み切った。ベルギー保健相は「喫煙に関連して1時間に2人が死亡している」と述べた。さらに4月には喫煙者の購買意欲をそそらないよう、販売店でたばこの陳列を禁止した。たばこ販売店は「政府は販売店に何もしてくれない。たばこを隠すための設備を私たちに提供するべき」と話した。オーストラリアでは喫煙者の視覚に訴える方法で喫煙率の大幅減少に成功した。たばこのパッケージには心臓の写真と「喫煙は心臓病を引き起こす」というメッセージがあった。
オーストラリアで販売されているたばこのパッケージに心臓の写真とともに「喫煙は心臓病を引き起こす」と喫煙者へのメッセージが記されていた。2012年12月に施行されたプレーン・パッケージ法は喫煙が健康に及ぼす害を警告する写真に加え、「喫煙は肺気腫を引き起こす」「喫煙は脳卒中のリスクを2倍に高める」という警告文。地味な色、指定の書体、商品名表示も統一となった。喫煙が許されていない未成年のたばこに対する興味を失わせ、人々の喫煙意欲を低下させることなどが目的。施行された当時、オーストラリアの喫煙率は20%だったが、去年は13%となっている。(WHO世界保険統計)。プレーン・パッケージ法を実施しているのは約25の国と地域にとどまっている。
去年4月、イギリスで2009年1月1日以降に生まれた人は生涯たばこ製品を購入できない法案が下院は通過したが、解散選挙の結果、政権交代したため次のステップは保留になっている。オーストラリアではたばこのパッケージについて商標表示に関して知的財産権の侵害だと訴えたが、高等裁判所は公衆衛生の向上に貢献しており違憲性はないとした。たばこが原因で年間4万8000人が死亡しているカナダでは、たばこ1本ずつに警告文を直接印刷している。今年からカナダ国内の小売店で警告文が印刷されたたばこ製品しか取り扱えなくなった。脳科学者・中野信子は「欲求そのものよりもトリガーを減らすやり方」、佐々木アナは「たばこは嗜好品ということを考えると色々な意見があると思う」とコメントした。
国会の会期末が近づく中、立憲民主党・野田代表は内閣不信任案を提出するかどうかについて他党と事前に協議する意向を示した。不信任案をめぐっては、きのう日本維新の会・前原共同代表が「提出されれば衆議院を解散する」と石破総理が話していたと明かしていた。野田代表はこうした情勢も踏まえ、「急に出したらみんなが驚く」と述べ、事前に協議する考えを示した。維新や国民民主から賛同が得られるのかを確認した上で慎重に判断するものとみられる。中野信子は「野田代表の表情が真剣味を増してきた」とコメントした。
東京・墨田区の中継映像を背景に気象情報を伝えた。
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