- 出演者
- 八木麻紗子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 菅原知弘 斎藤康貴 林美沙希 末延吉正 林美桜 水越祐一 斎藤工 池辺愛
「女性デジタル人材育成へ」、「震度1以上1600回超」、「座席上の収納棚NG」、「ライオン 通行人襲う」、「小型機がオーバーラン」、「露軍 制圧範囲を拡大」のニュースラインナップを伝えた。
アメリカのトランプ大統領がイスラエルのネタニヤフ首相と会談し、中東情勢について協議した。ネタニヤフ氏は冒頭、トランプ氏をノーベル平和賞に推薦したことを明らかにした。7日の会談は夕食を交えて行われ、トランプ氏はイスラエルと衝突を続けるハマスについて「停戦を望んでいる」と述べ、停戦実現に向けて期待感を示した。また、6月にアメリカ軍がイランの核施設を攻撃したことについて「素晴らしい成果をあげることができた」などと強調した。そのうえで、イランと核開発をめぐって協議する可能性を示唆した。
政府と企業などが連携して女性のデジタル人材を育成し、地方の活性化や男女の賃金格差の解消を目指す取り組みがスタートした。平デジタル大臣は「女性のデジタル人材の比率はまだまだ少ないと思っているので、政府全体として女性デジタル人材育成にしっかり取り組んでいきたい」と述べた。新たな組織「官民連携DX女性活躍コンソーシアム」は政府はIT大手、大学、地域の企業などが連携し、デジタル技術を身につけるための講義を無料にするなどして、女性のリスキリングを後押しして就労支援を目指す。会合では未経験からデジタル技術を身につけ年収が倍増したという女性などが経験談を紹介した。東京学芸大学特命助教・池辺愛は「これからの女性の生き方の選択肢の一つとして、皆にチャンスがあることだし、どこに住んでいても可能性があること。ものすごくいい取り組み」とコメントした。
トカラ列島近海では先月21日から地震活動が活発になり、3日に鹿児島・悪石島で震度6弱を観測する地震が発生したほか、6日に震度5強を6分間に2回観測した。悪石島には23人の住民が残っていて、3人の看護師が健康相談などにあたっているが、きのう新たに2人が派遣された。鹿児島市立病院看護師・永尾香織さんは「診療所の看護師が疲弊していると情報が入っている」と話した。当面は看護師5人で対応にあたる。
航空機内でモバイルバッテリーからの発火が相次いでいることを受けて、国内の航空各社はきょうから座席の上の収納棚に入れないよう呼びかけている。モバイルバッテリーからの発煙や発火が国内が相次ぎ、国土交通省は各航空会社に協力を要請。航空会社は機内でモバイルバッテリーを使用する際は常に状態を確認できるよう呼びかけ、「異常を感じたら速やかに客室乗務員に知らせてほしい」としている。
パキスタン東部でペットとして飼育されていたライオンが逃げ出し、女性1人と子ども2人を襲った。3人は病院へ搬送されたが、命に別状はない。ライオンは当局が捕獲し、飼い主ら3人が違法に飼育していたとして逮捕された。地元メディアは「飼い主たちはライオンが通行人を襲うのを見て面白がっていた」と報じている。これを受けて当局は州全体の取り締まりを実施し、違法に飼育されていたライオン13頭、トラやチーターなど5頭を保護した。
きのう、宮城県栗原市の瀬峰飛行場で小型機に乗っていた女性から滑走路をオーバーランしたとの通報があった。小型機から30代女性と70代男性が救助され病院に搬送されたが、けがはない。国の運輸安全委員会は重大インシデントと認定し、きょうにも事故調査官を派遣する。この飛行場では去年10月にも小型機がオーバーランして崖から転落する事故が起きている。
きのう午後4時半すぎ、東京・渋谷区の首都高3号渋谷線上りでトラックが横転し、男性運転手がけがをした。道路には積んでいた土砂が散乱した。この影響で3号渋谷線や中央環状線の一部区間が一時通行止めになった。土砂の撤去作業に約5時間半かかり、きのう午後10時すぎに通行止めが解除された。トラックは横転する約300m前からふらついて走っていたという情報もあり、警視庁は事故の詳しい原因を調べている。
きのう午前2時すぎ、神奈川県相模原市の交差点でパトロール中のパトカーが黒い乗用車に衝突された。警察官2人がじん帯を損傷するなどの軽傷。乗用車は信号無視して交差点に進入したとみられている。乗用車の運転手は事故の前に東京・八王子市で車内で不審な行動を取っていて、別のパトカーが追跡していた。運転手は衝突後、車を乗り捨て逃走したという目撃情報があり、警察がひき逃げ事件として行方を追っている。
ロシア国防省は7日、ウクライナ東部ドニプロペトロウシク州のダチネ集落を制圧したと発表。この地域はロシアが一方的に併合を宣言した4州のさらに西側に位置していて、プーチン政権は「緩衝地帯」として占領地域を広げていく方針。一方、ウクライナ軍は2日、ロシア西部クルスク州の指揮所にミサイルを発射し、ロシア海軍副司令官のグドコフ少将を殺害した。グドコフ少将は1400人以上の民間人らが犠牲となったとされるブチャの虐殺に関与したとされている。ウクライナはロシアとの停戦交渉を見据え、石油施設への攻撃を3月以降控えていたが、7日にはロシア南部クラスノダール州の石油施設を無人機で攻撃している。ジャーナリスト・東海大学客員教授・末延吉正は「トランプさんの和平交渉にさじを投げた感じ。プーチンさんが引く気がない。引くためには少しでも多くの領土を取って勝ったという形を作りたい」とコメントした。アメリカのシンクタンク・戦争研究所は6日、ロシアによる最近の夜間攻撃は益々民間人の死者数を出す結果となっており、ロシアは意図的にウクライナの民間人を標的にしている可能性が非常に高いとしている。今月に入ってトランプ大統領はプーチン大統領と電話会談を行っているが、進展はまだ見られていないような状況。
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35℃以上の猛暑日が続出したきのう、全国で少なくとも600人が熱中症の疑いで救急搬送された。愛知県稲沢市では90代の男性が住宅の庭で倒れているのが見つかり、病院に搬送されたが死亡が確認され、熱中症の疑いがあるという。また、愛知県犬山市でも80代の女性が屋外で倒れているのが見つかり、熱中症による死亡と確認された。
農林水産省によると、先月29日までの1週間に販売されたコメの平均価格は5kgあたり3672円と、前の週から129円値下がりした。値下がりは6週連続で、3600円台となったのは今年1月以来約5カ月ぶり。銘柄米は4290円、ブレンド米などは3213円で、ともに値下がりした。
9月に東京で行われる陸上世界選手権の代表に内定した選手たちが会見で意気込みなどを語った。田中希実は先日の日本選手権で2冠を達成した1500mと5000mで世界選手権の代表に内定。田中希実は「満員の国立競技場で世界選手権を走れることはすごく強みになる。しっかり2種目で勝負できるように頑張りたい」と話した。会見が行われたきのうは七夕。短冊への願いを「やりがまっすぐとびますように」と記した前回女王のやり投・北口榛花は「まっすぐ飛んでいってくれれば、必ず記録も出ると信じている」と話した。北口榛花は「皆さんの前で金メダルを取れるようにしっかり準備して臨みたい」と意気込みを語った。
アメリカのトランプ大統領が7日にSNSに投稿した石破総理宛ての書簡によると、8月1日から日本からの輸出品に25%の関税を課すとしている。トランプ大統領は日本との関係は「残念ながら相互的ではなかった」とし、「貿易赤字を解消するために必要不可欠の措置」と強調している。また、「日本が関税や非関税障壁を撤廃すれば条件を見直す可能性がある」と指摘する一方で、日本が対抗して関税を引き上げれば、その分だけ税率を上乗せすると警告している。
アメリカのトランプ大統領は具体的な税率を示す一方で、新たな関税を課す期日を再び延長した。トランプ氏の狙いについてワシントンから中継で伝えた。トランプ大統領としては4月に発表した相互関税の一時停止の期限を8月1日まで延長し、できるだけ多くの譲歩を引き出したい考え。トランプ氏は新たな税率について「ほぼ最終的な提案だ」としながらも、各国からの申し入れについて「自分が気に入れば受け入れる」と述べ、交渉の余地を残した。また、日本に対しては4月に提示した「24%」を上回る「25%」を提示していて、交渉の遅れへの不満の表れとも言える。アメリカメディアは3週間の期限の延長を時間稼ぎと指摘している。トランプ政権はこれまでに合意に至ったとする相手が数えるほどしかおらず、今回具体的な数字を示して圧力をかけることで交渉が思うように進まない国との協議を加速したい狙いがある。
日本政府は緊急の対策本部を開催し対応を協議している。国会記者会館から中継で伝えた。政府内では厳しいという声の一方で、事実上の交渉期限の延長だとの受け止めも広がっている。石破総理大臣は「日本政府として安易な妥協は避ける。8月1日という新たな期限に向けて日米間の協議を行い国益を守りつつ、日米双方の利益のある合意を目指していく」と述べた。石破総理はアメリカ側の発表は「誠に遺憾だ」と強調した。また、税率はトランプ大統領が発言していた30%や35%ではなく、事実上据え置かれたとの認識も示した。自民党では対策本部が開かれ、「手紙1枚での通告は同盟国に対して大変失礼だ」との声があがった。ただ、総理周辺は「アメリカ側は『交渉しよう』という感じだ。期限も向こうが示してくれた。そんなにネガティブではない」と話す。政府は赤沢大臣の8度目の訪米や石破総理とトランプ大統領との電話会談なども視野に協議を続ける方針。
20日投開票の参議院選挙で各党は何を訴え、どう戦っているのか、シリーズで伝える。きょうは立憲民主党と日本維新の会。立憲は今回、事実上の政権選択選挙と位置づけている。物価高対策を最大の争点にし、想像以上に世論の期待値が高いとして、食料品の消費税ゼロを前面に掲げている。ガソリン減税、コメ政策とあわせて3本柱を全国で訴える。焦点は32ある1人区の勝敗。共産が多くの選挙区で候補者擁立を見送ったことで、16選挙区で一本化が実現した。幹部は「参政党は保守票を奪っていて大きな影響はない」とみて手応えを感じている。ただ、1人区以外では複数の野党に票が分散するため、野党全体で議席を伸ばすことで与党を改選過半数割れに追い込みたい考え。
日本維新の会は現役世代からの支持を広げる戦略を取っている。手取りを増やすとして医療費の削減により社会保険料を1人あたり6万円引き下げると訴えているほか、与党と合意した「教育無償化」も実績として掲げている。ただ、ベテラン議員は「保守の票が国民民主党や参政党に流れている傾向にあり完全に埋没している」と危機感を示している。結党以来全勝の大阪で2議席を死守できるかも焦点。目標は今の6議席以上を取ることだが、党内からはハードルが低すぎるという批判が上がっていて、結果次第では執行部の責任論に発展しそう。
きょうも広く晴れて気温が上がっている。午前11時現在、全国の約7割にあたる632地点で30℃以上の真夏日となっている。最高気温は佐賀や甲府、帯広(北海道)などで37℃と予想されている。また、京都は36℃で10日連続、東京都心も36℃で2日連続の猛暑日となる見込み。