- 出演者
- 野村真季 堂真理子 大下容子 松尾由美子 佐々木亮太 デーブ・スペクター 菅原知弘 中野信子 水越祐一 仁科健吾 浦林凜 稲塚秀孝
黒緑色の鉱物はきのう、東京大学や山口大学などの研究チームが発表した「アマテラス石」と名付けられた新しい鉱物。岡山県で採取された日本の石文化を象徴する国石「ヒスイ」から発見されたことから、日本神話の「天照大神」にちなんで名付けられた。すでに知られている鉱物とは化学組成や結晶構造が明確に違っていて、国際鉱物学連合から新鉱物として正式に承認された。脳科学者・中野信子は「石好きの間で話題になっていた」などとコメントした。
会社員で18歳の男ら3人は去年、仲間と共謀し、東京・葛飾区四つ木の路上で10代の男性ら2人に危害を加えようとメリケンサックなどを準備して集まり、男性が所有する車を破損させた疑いが持たれている。警視庁によると、3人は不良グループの一員で男性らと金銭トラブルを抱えていた。男性らが話し合うために男らを呼び出したところ、逆に3人を含む不良グループのメンバー16人に取り囲まれ襲われた。3人は「思い出すことができない」などと容疑を否認している。その場にいたメンバー13人は男性にけがをさせたなどとして逮捕されている。
日本維新の会は7月の参議院選挙で比例代表での得票数を大幅に減らしていることから、電子投票は事実上、吉村代表の信任を問うものとなった。投票者数617人のうち「反対」が521人となり、吉村代表の再任が決まった。吉村代表は石破政権について「政策推進力がなくなってきている」としたうえで、「今、連立うんぬんを言うつもりはない」などと話した。
バスケットボールアジアカップ。今夜イランと対戦し、勝てば決勝トーナメント進出の大一番。おとといのシリア戦で連続3ポイントを含む18得点で日本の勝利に貢献した富永啓生。武器は遠いところからでも打てるシュート力。そこには驚きの原点があった。1歳の頃からバスケットボールがおもちゃだった富永は小さなころから培ったシュート力で日本が誇る3Pシューターに成長。今夜のイラン戦での活躍にも期待。富永啓生は「イラン戦が山場になる。チームとして求められている3Pで得点を取れるように頑張りたい」と話した。
きのう、茨城県・百里基地に所属する航空自衛隊のF2戦闘機1機が茨城県沖に墜落し、搭乗員1人が緊急脱出した。脱出した隊員は救助され、けがはない。森田航空幕僚長は全部隊に事故原因の究明とすべての航空機の点検を入念に行うよう指示を出した。
秋篠宮妃・紀子さまはきのう、東京・墨田区で開催された「第10回全国ボッチャ選抜甲子園決勝大会」を観戦された。全国から特別支援学校など45校が参加し、予選を通過した14校と去年優勝したシード校など計16校が決勝大会に出場。ボッチャはカラーボールを投げたり転がして目標のボールに近づける競技で、得点が入ると紀子さまは拍手を送られていた。その後、参加した生徒に歩み寄りボールの投げ方を尋ねたり、「自分たちの力を発揮されましたね」などと声をかけられた。紀子さまは「選手が一生懸命プレーする姿を見て、うまくいかないことも貴重な経験として成長につながっていくのではと感じました」と述べられた。
フランス・オード県で5日、大規模な山火事が発生し、7日朝までに住宅36棟、車両40台が被害を受けた。160平方キロメートル以上が焼け、65歳の女性が死亡、3人が行方不明となっていて、市民や消防士ら13人が重軽傷を負った。内務相はフランスの火災で1949年以降、最大の焼失面積だと発表。オード県は7日夜に公式Xで「鎮火した」と発表。6日に現場を視察したフランス・バイル首相は地球温暖化と干ばつが原因と訴えている。中野は「そもそも夏は雨が少なくなる地方だが、サハラ砂漠が拡大したような形で気候変動が起きているから、より乾燥が広がって火事になったという見方ができる」とコメントした。鎮火が発表されたが、道路の確認作業が行われていないため、許可なく自宅に戻らないよう呼びかけられている。
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中国・新疆ウイグル自治区のイリ・カザフ自治州でおととい、つり橋のワイヤが切れ、橋を渡っていた観光客29人が川に投げ出された。急流に飲まれるなどして5人が死亡し、24人がけがをした。中国メディアはこのつり橋で去年も傾く事故が起きていて、改修したばかりだったと報じた。事故を受けて、周辺の観光地は閉鎖され、原因の究明や復旧作業が進められている。
山梨・大月市猿橋町で2月26日、山林約100haが焼ける火事があった。警察などによると、注意義務を怠り山火事を起こしたとして東京消防庁の30代の男性職員を書類送検した。男性は親族の家の管理で庭木を切り燃やそうとしていた。東京消防庁は「送致されたことは遺憾」としている。
アメリカ・アラスカ州でプロアイスホッケーリーグのチーム「シアトル・クラーケン」がPR動画の撮影中、巨大クマに遭遇。現場にはチームのマスコットキャラクター・ブイの姿もあった。撮影スタッフがクマから遠ざかろうと退避していると、突然クマはブイをめがけて猛ダッシュで襲いかかろうとした。クマはグリズリーと呼ばれる種類で、撮影スタッフは「着ぐるみに興味をもったのでは」と話している。クマは途中で引き換えしたため、けが人はいなかった。
今朝、鹿児島県霧島市に大雨特別警報が出された。猛烈な雨となった鹿児島県では霧島市の全域と鹿児島市の一部に緊急安全確保が出されている。鹿児島空港では午前3時までの1時間に107.5mmの猛烈な雨が降り、観測開始以来の最大を記録。県内では鹿児島市や薩摩川内市で住宅への浸水被害が確認されているほか、姶良市のキャンプ場で道路が道路が寸断されて約40人が孤立している。気象庁は午後1時から会見を開き、今後の雨の注意点などを説明する。
鹿児島県姶良市では裏山が崩れて住宅が全壊し、住人4人のうち30代の女性1人と連絡が取れていない。鹿児島・姶良市から中継。鹿児島県姶良市蒲生町にあるがけ崩れの現場は山間にあり住宅が点在する場所で、住宅のすぐ裏にある山から高さ幅約40mの土砂が住宅に流れ、少なくとも3つの建物が倒壊。消防と警察は懸命な救助活動を続けている。約10分前から警察犬も導入された。県内ではこの場所以外でも複数の家屋が倒壊していて、取り残された人の救助活動が続けられている。
宮崎市から中継。宮崎市内は午前8時ごろまで雨が断続的に降り続いていたが、現在は止んでいる時間が長くなっている。宮崎・都城市では午前4時9分までの1時間に58mmの非常に激しい雨を観測。大淀川の岳下橋では水位が氾濫危険水位を超え、一時「氾濫危険情報」が発表され、都城市は全域の7万4036世帯に避難指示を発令している。県危機管理課によると、今のところ人的被害は確認されていない。
九州南部では再び激しい雨が降り、さらに週末は日本海側でも危険な状況となる見込み。今回の記録的な大雨の原因は活発な前線。きのう北陸付近に前線がかかり、石川県で線状降水帯が発生。きょう前線が南下したことにより鹿児島県に大雨特別警報が発表された。あすも危険な前線は九州南部付近に停滞し、あさってになると北上して九州北部など日本海側で警報級の大雨となるおそれがある。きょう昼過ぎ、一旦雨は弱まるものの、今夜から活発な雨雲が九州南部にかかり、あす朝にかけて激しく降るおそれがある。その後、土曜日から日曜日にかけて前線が北上して九州北部や中国地方で警報級の大雨となる。土砂災害などに厳重な警戒が必要。空の便にも影響が出ていて、これまでに鹿児島空港を発着する便を中心にJALで44便、ANAで4便の計48便が欠航したため、約3570人に影響が出ている。
赤沢経済再生担当大臣はベッセント財務長官らと協議し、相互関税については適時に大統領令を修正したうえで、日米合意の内容を上回って支払われた分は遡って返還するとの説明を受けたと述べた。また、修正と同時に自動車関税の引き下げの大統領令も発出すると確認したとしている。
在米の大手物流企業の関係者によると、アメリカ東部時間の7日以降に日本から出発した輸入品について、これまでの関税率に追加の15%を上乗せし電子申告を始めた。税関当局へ見解を確認したうえで、例えば26.4%だった牛肉の税率は41.4%として申告。大統領令が修正されるまでは上乗せ分が追加された税率が課される見込み。JETROニューヨーク調査部・赤平大寿ディレクターは「関税率がなかなか定まらないので長期的な視点の元で判断することが難しい。今取れる対応策は価格転嫁」と話した。海外で日本企業を支援するJETROは今後数年間は10~15%程度の関税を前提に事業戦略を練ることが重要と説明している。
参議院選挙の惨敗を受けて石破総理の退陣論が高まる中、自民党は午後、両院議員総会を開く。両院議員総会は党大会に次ぐ意思決定機関で、午後2時半から開かれる。先月28日の懇談会に続いて石破総理が出席し、参院選敗北の総括を続けていると説明する。そのうえで、国内外の課題に対応するとして続投への理解を重ねて求める方針。ただ、成果としてきたトランプ関税をめぐる日米合意での齟齬があったことで、厳しい追及が予想される。旧安倍派や旧茂木派の議員らを中心に石破おろしの声も強まる見通し。
原爆が投下されて80年。「黒い雨」を浴びた人たちによる被爆者認定を求める裁判は現在も続いている。山口・岩国市の八百本規美さんは広島に原爆が投下された1945年8月6日、当時5歳で広島郊外の湯来町砂谷(広島市)で暮らしていた。原爆が投下されたあと広い範囲に放射性物質を含んだ黒い雨が降った。終戦後、国は徒歩や自転車で聞き取り調査を行い、黒い雨が降った範囲を特定。八百本さんが住んでいた地域は爆心地から約20km離れた山間部のため聞き取り調査が行われず、黒い雨の範囲外にされた。中学卒業後、岩国市に引っ越した八百本さんは黒い雨の被害を認められないまま、高血圧や白内障に苦しむ日々が続いた。八百本さんは嫁ぎ先で「原爆にあったことは絶対口外しないでください。奇形児が生まれたら困るからそういうことを言わないでください」と言われたという。2021年、黒い雨を浴びながらも被爆者と認められなかった84人が裁判を起こし、全員が「被爆者」と認定された。判決により被爆認定が緩和され、八百本さんの住んでいた地域も対象になった。時間はかかったが黒い雨を浴びてから77年、被爆者に認定された。黒い雨を浴びた人たちの中には今も被爆認定を訴え続けている人がいる。
経済情報を伝えた。