- 出演者
- 萩谷麻衣子 堂真理子 大下容子 杉村太蔵 佐々木亮太 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一 駒見直音
昭和の暮らしを続ける平山雄さんを紹介。出演者らは「平山さん家に行ってみたい」「黒電話を直したことがある」等とコメント。
- キーワード
- 平山雄
横浜市磯子区にある商店街「浜マーケット」は、約140mの区間に精肉店や惣菜店など22店舗が営業している。戦時中、避難経路の確保や戦車を通すために作られた疎開道路が戦後放置され空き地に。そこで住民が商売を始め、闇市となりその後商店街になった。キャッチコピーは「何でも揃う」。かつては50件以上が営業し、連日買い物客で埋め尽くされ歩行も困難な程に。東京オリンピックの聖火リレーがマーケット前の国道を通過した際は、買い物客が見物する様子が記録されている。
戦後の闇市から発展したアーケード商店街「浜マーケット」。ここには客と店主が家族のように打ち解けて談笑する温かな人情味が今も生きている。店員同士も顔なじみで家族のように助け合う懐かしい空気が流れている。洋食屋の金城さんは常連や近所の店主達が集う語らいの場を設け、昭和の頃から変わらない和やかな繋がりを育んでいる。その懐かしい空気や温かな繋がりは新しい人を引き寄せている。大手チェーン店から独立し本屋を開いた三浦さんは、浜マーケットで店を始める際に助けられたという。初期費用を抑えるため、内装を手づくりで手掛けた三浦さんは、開店前から工事の手伝いや差し入れなど商店街の先輩たちに支えられ、出店に漕ぎ着けることができた。この人情味溢れる商店街では昔ながらの温もりを大切にしながら新しい人達を迎え入れ、世代を超えた人の輪が広がっている。
昭和から続く商店街について松岡修造は「子供が商店街の子供として迎えられるくらいになる。」、大下容子は「手触りや温もりなどもあるんじゃないかと思った。」、萩谷麻衣子は「人と人との暖かい繋がりを見てると居心地の良さを感じる。」、杉村太蔵は「商店街は住む場所に生まれ変わってくると令和版のいい形の商店街になる。」などと話した。
アーケード商店街「浜マーケット」で2021年にオープンした「焼きいもどーぞ」。店主の石橋さんによると、浜マーケットで開店したことで娘・茜さんは“みんなの孫”みたいな存在に。一緒に商店街を巡ってみると、茜さんが通ると笑顔で声を掛ける店主たち。他の店も手伝いながら商店街のみんなから温かく迎え入れられている茜さん。昭和の時代から受け継がれる人情味は家族のように包み込み、世代を超えて新たな絆が紡がれていく。石橋さんは「銀行を辞めて正解だったなと思います。昭和らしい人のつながりが大事。デジタルじゃない大事さ。今なんでもネットで調べられるけど、それじゃ分からない繋がりや温かさが浜マーケットにはある」と話した。なぜ昭和文化は薄れたのか。昭和文化に詳しい町田忍さんは「無駄をどんどん切り捨てたから、それに今みんな気付いている。その切り捨てた中に人間が生活する面において必要なものがいっぱいあったと思う。今の若者が昭和に惹かれるのは人間が本来持っている心地よさとか温もりは世代に関係なく欲するものだということが分かる」と話した。
杉村は「昭和って全体的に丸みがある。ポスターとか見てもデザインがなんとなく丸みを帯びているイメージがある。だから昭和って温かい優しい感じがあるのかなと思う」、佐々木アナは「デジタルは便利だが、アナログな付き合いって良いですよね」等とコメント。松岡修造はインタビューした人たちの共通点は「笑顔」だとし、笑和のバトンを受け継いでいるのが令和であり、令和が100年になった時に未来の人たちが令和はいい文化だったなと感じてくれると嬉しいと伝えた。
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ロンドン郊外のウィンザー城で4日、叙勲式が行われ、デビッド・ベッカムさんがチャールズ国王から「ナイト」の爵位が授与された。ベッカムさんはサッカーのイングランド代表のキャプテンとして活躍した他、2002年の日韓W杯ではベッカムヘアが大きな話題になった。引退後は恵まれない子供たちを支援するユニセフの親善大使を務めるなど社会貢献活動を続けていた。叙勲を受けたベッカムさんは「私の人生で最も誇りに思う瞬間です」と笑顔で語った。
エンディング映像。
