- 出演者
- 堂真理子 島本真衣 佐々木亮太 斎藤康貴 林美沙希 林美桜 水越祐一 増田ユリヤ 田中道昭
出演者が挨拶をした。
きのう午後5時3分ごろ、三陸沖を震源とする最大震度4、マグニチュード6.9の地震があり、一時岩手県の沿岸に津波注意報が発表され、久慈港と大船渡で20cm、宮古と釜石で10cmの津波が観測された。この地震の影響で東北新幹線では停電が発生し、仙台-新青森駅間が一時運転見合わせとなった。きのう午後8時15分に津波注意報は解除された。気象庁はきのう行った会見で今後1週間ほどは最大震度4程度の地震に注意するよう呼びかけた上でさらに規模の大きい地震が発生する可能性もあるとして注意を呼びかけている。田中は「しばらく注意が必要ということで被災地の方々は自分と家族の安全を最優先していただきたい」などとコメントした。
オープニング映像。
今週は大下アナウンサーがお休み。さいたま市の中継映像を紹介した。月曜日のコメンテーターは増田ユリヤ、田中道昭。
亡くなった元兵庫県議への名誉を傷つけた疑いで逮捕された政治団体「NHK党」の党首・立花孝志容疑者が先ほど送検された。容疑者は午前9時40分ごろ、兵庫県警本部から神戸地検に身柄が送られた。容疑者は元兵庫県議に対し虚偽の投稿をするなどした疑いがもたれている。容疑者を名誉毀損の疑いで刑事告訴していた元県議の妻は「今はほっとしている」、「今後については捜査を見守る」と話している。
英BBCは9日、ティム・デイビー会長とニュース部門最高経営責任者の辞任を発表した。英テレグラフの報道によるとBBCが去年の米大統領選直前の番組でトランプ氏の演説の50分以上離れた部分をつなぎ合わせ、トランプ氏が2021年の米連邦議会襲撃事件を扇動したと印象付けるような編集をしたという。デイビー氏は「最終的な責任を取らなければならない」とコメントした。BBCの発表を受けトランプ氏はSNSに「きわめて不誠実な人々だ」と批判した。
紅葉前線が東京都内にもやってきた。東京・立川市の国営昭和記念公園も色付きが進んだ。イチョウの色付きは3割程度。
気象情報を伝えた。南シナ海を進んでいる台風26号は沖縄に進む頃には熱帯低気圧になる見込み。
きのう、政治団体「NHK党」の立花孝志党首が名誉毀損容疑で逮捕され、先ほど送検された。容疑者は1月に亡くなった兵庫県の竹内元県議の名誉を毀損した疑いがもたれている。当時、竹内氏は百条委員会のメンバーとして兵庫県の斎藤知事のパワハラ疑惑などを厳しく追及していた。そんな竹内氏に対し容疑者は去年12月、自らが出馬した大阪府泉大津市長選の街頭演説で、「警察の取調べを受けているのはたぶん間違いない」などと発言。竹内氏が亡くなった翌日も「明日逮捕される予定だった」などと述べていた。容疑者逮捕の一報を受け、竹内氏の妻は「これ以上の犠牲は生まれてほしくないと思う」と述べた。
去年8月、百条委員会のメンバーとして兵庫県の斎藤知事を厳しく追及していた竹内英明元県議。立花容疑者の発言がきっかけとなりSNSで大量の誹謗中傷が相次ぎ、竹内氏は去年11月、議員を辞職。ことし1月、自宅で亡くなっていた。亡くなった竹内元県議の妻はことし6月、名誉を毀損されたとして立花容疑者を兵庫県警に刑事告訴した。8月8日、立花孝志容疑者は「私自身は名誉毀損をしたことは認めますが、違法性が阻却されて不起訴、あるいは仮に起訴されているとしても無罪になると確信しております」とコメントしていた。立花容疑者の逮捕に兵庫県・斎藤元彦知事はきのう、「捜査に関することになりますから私の方からのコメントは控えたい。心からお悔やみ申し上げたいと思います。これからもSNSの適正な利用や、誹謗中傷や名誉毀損につながるような発信などは、できるだけ控えていくことが大事だということを広報啓発をしっかりやっていきたいと思います」とコメントした。兵庫県警は立花容疑者の認否を明らかにしていない。きのうの立花容疑者の逮捕を受け、竹内氏の妻は「何よりも安堵したところなんですけども、まだ今後の推移を見守りたいと思います」とコメントした。
元東京地検特捜部副部長で弁護士・若狭勝を紹介。NHK党党首の立花孝志容疑者が名誉毀損の疑いできのう逮捕された。立花容疑者は竹内英明元兵庫県議について去年12月、泉大津市長選挙の街頭演説の際に「警察の取り調べを受けているのは多分、間違いない」などと発言。竹内氏が亡くなったあとのことし1月にも「どうも明日、逮捕される予定だったそうです」などと発言している。しかしこれについて兵庫県警は「事実無根」と否定している。立花容疑者はおととし別の事件で有罪判決を受けており、現在は執行猶予中。警察はより慎重な捜査で起訴、有罪判決につなげられると判断した上で逮捕に踏み切ったものとみられる。立花容疑者は8月、「私自身は名誉毀損をしたことは認めますが、違法性が阻却されて不起訴、あるいは仮に起訴されているとしても無罪になると確信しております」とコメントしていた。弁護士・若狭勝は「選挙を通じての発言というのは捜査当局としてはかなり慎重に対応するので逮捕は想定できないことが多い。今回は逮捕を選択したという捜査当局の『悪質だ、これは許せない』といった強いメッセージがあったものと思われる。起訴される可能性はあると思います。立花さんは今、執行猶予期間中。執行猶予期間中にまた犯罪を犯すと今度は実刑が原則。証拠隠滅のおそれで逮捕するというのは、立花さんが弁解する可能性が今後あるのだと思う。それが裁判を通じて大きな争点となる」とコメントした。
NHK党党首の立花孝志容疑者が名誉毀損の疑いできのう逮捕された。「なぜこの時期の逮捕だったのか」について元東京地検特捜部副部長で弁護士・若狭勝が解説。ジャーナリスト・増田ユリヤは「今後、この問題を考える時、モデルのようになってもらいたい。そうでないとこういった悪意に満ちたような、悪意に満ちているように感じるんです。法に触れる触れないという以前の問題としてそういうことを考えるきっかけにできたらなと、せめて、と思っています」、戦略コンサルタント日本工業大学大学院技術経営研究科教授・田中道昭は「立花党首自身が権力を持ちすぎてしまったということ。表現の自由と誹謗中傷、名誉毀損がどちらが重いのかっていうことが競われる案件じゃないかと思います」とコメントした。
NHK党党首の立花孝志容疑者が名誉毀損の疑いできのう逮捕された。立花容疑者はこれまで様々な選挙に出馬し物議を醸してきた。立花容疑者は2019年、参議院議員選挙に比例区で出馬し初当選したが、わずか3か月足らずで辞職している。去年11月には兵庫県知事選で、斎藤氏の再選を支援する2馬力選挙の目的で立候補した。さらに来月行われる静岡・伊東市長選への出馬も表明していた。去年の都知事選では選挙ポスターを貼る権利を売り出し、掲示板をジャックしたこともあった。「『2馬力選挙』が今回の逮捕に影響はあったのか」について、若狭弁護士は「純粋に今回の名誉毀損というところに焦点をしぼって、これは逸脱していると判断しているのではないかと思います」とコメントした。「逮捕されていて出馬するのは可能か」の質問に若狭弁護士は「可能です。今回は起訴される可能性が高いと思いますが、起訴されたのちに保釈になる可能性もけっこうある。伊東市長選挙には出馬して演説でいろいろとまた自分の名誉毀損の案件について述べることが考えられる」とコメントした。
NHK党党首の立花孝志容疑者が名誉毀損の疑いできのう逮捕されたが、今月6日の国会代表質問で兵庫県知事選、宮城県知事選でSNS上の誹謗中傷や虚偽情報が深刻化したことについて質問があった。これに対し高市総理大臣は「重大な課題と認識している。各党、各会派でSNS利用の規制について議論を」と今後の姿勢について言及した。元東京地検特捜部副部長で弁護士・若狭勝は「今回は度が過ぎた名誉毀損等にわたるものについては『許せない、許さない』ということが捜査当局側の発信として強力なメッセージになっていることは確か。度が過ぎたものは規制をしなければならないとの議論には弾みがついたことは確かだと思います」とコメントした。
メキシコ初の女性大統領・シェインバウム氏が路上で痴漢被害に遭っていたことがわかった。
ニューヨーク市長選で民主党のマムダニ氏が当選したことを受けて共和党が新たな策に打って出た。トランプ大統領を熱烈に支持する下院議員が、来年のニューヨーク州知事選への出馬を表明した。大企業や富裕層への増税を財源に、家計の負担を削減する政策を主張しているマムダニ氏は「急進左派」とも評されている。ニューヨーク市長選は前回の倍近い200万人以上が投票。ニューヨーク市長選への出馬を表明した共和党・エリス・ステファニク下院議員は、マムダニ氏を支持し再選を目指すとみられる民主党の現職・ニューヨーク州・キャシー・ホークル知事をSNSで痛烈に批判した。ステファニク氏は2014年、女性で史上最年少の30歳で下院議員に初当選。去年の大統領選ではトランプ氏を強く支持し副大統領候補に挙がるなど、トランプ大統領から“スター”と評された。第2次トランプ政権では当初、国連大使に指名されたが民主党との議席数が僅差になっていた下院での議席を守る必要があるとして、指名が撤回されていた。ステファニク氏はマムダニ氏と同様に家賃や食料費の高さなど、生活費の負担軽減を訴え中道派の民主党支持者も取り込み、支持を拡大したい考えだとみられている。
ニューヨーク州知事選挙が行われる来年11月の中間選挙では、テキサス州で民主党のある州議会議員が注目されている。共和党優勢のテキサス州から立候補を表明した州議会の下院議員・ジェームズ・タラリコ氏はトランプ氏のアンチテーゼとして「州への愛、国への愛、相互愛」を訴え支持を得ているとしている(朝日新聞)。またタラリコ氏はオバマ元大統領から称賛されていて、次期大統領候補となる可能性も示唆されている。しかしタラリコ氏はテキサス州の「共和党の壁」を乗り越えなければならない。そうした中、トランプ大統領の支持率が就任後、最低を記録している。3日に公表されたCNNの世論調査によると、トランプ氏の支持率は37%で2期目就任後最低の数字。さらに「トランプ氏の政策がアメリカ経済を悪化させた」との回答は61%に上っている。また有権者の47%が「きょう選挙があれば民主党候補に投票する」と回答し、共和党候補の42%を上回った。アメリカ政治に詳しい同志社大学大学院・三牧聖子教授は「いまのアメリカの国民は政党よりも個人を見て、目の前の生活を変えてくれる政治家を求めている。トランプ政治は嫌だが民主党も信頼できないという政党政治に幻滅している人々の不満を取り込み、支持を広げているのでは」と分析した。戦略コンサルタント日本工業大学大学院技術経営研究科教授・田中道昭は「マムダニ現象1つとってもニューヨークタイムズはどう見ているかというと、社会構造の変化というものが背景にあったと指摘している」、ジャーナリスト・増田ユリヤは「自分たちの生活をよりいい方に変えてほしい。そんなレベルでみんな日々を考えていると思う。思想ではなくて生活にきちんと向き合って政策を立ててくれるかと、多くの人がそう思っている」とコメント。
メキシコ・シェインバウム大統領が4日、首都メキシコシティの路上で市民と話していた際に、男から体を触られる被害を受けた。側近がすぐに男を引き離し、男は後に逮捕された。自身の被害を地元メディアが画像や動画で報じたことについて「これは二次被害であり、倫理的な一線を越えている。画像の使用自体も犯罪だ」とコメントした。シェインバウム大統領は過去にも被害に遭っていた。12歳の時に公共機関で、学生時代に教授から被害を受けたと明かした。ジャーナリスト・工藤律子さんは「メキシコの社会意識に原因があるのでは」と分析する。
メキシコ・シェインバウム大統領が4日、首都メキシコシティの路上で市民と話していた際に、男から体を触られる被害を受けた。国連によると15歳以上のメキシコ人女性の72.2%が、人生で少なくとも一度は性的被害に遭うと報告されている。またメキシコの国家公安事務局によると、ことしは9月までに性的嫌がらせに関する緊急通報が9930件あったという。首都・メキシコ市の地下鉄では女性専用車両がフルタイムで導入されている。AFP通信によるとメキシコでは州ごとに独自の刑法を施行しており、セクハラ行為に対する刑事罰が規定されていない州もあるという。シェインバウム氏は今回の被害を受け、各州への法整備要請を検討するとしている。また全土で性的虐待に拘禁刑を科し、被害女性に警察への通報を促す計画を発表した。シェインバウム氏は「女性たちを支援する機関や政府が必要だ。効率的で迅速な通報制度を求めている」と話している。ジャーナリスト・工藤律子氏は「訴えを受け付ける側に男性や男性的な価値観を持つ人が多く、被害の訴えが伝わりにくい。新しい法律を作るだけでなく、訴えを聞く政府機関の人員が女性の立場になって対応しサポートすることが重要」とコメントしている。ジャーナリスト・増田ユリヤは「変えるのは難しい問題。社会の価値観の徹底も必要になってくる」、戦略コンサルタント日本工業大学大学院技術経営研究科教授・田中道昭は「今回の事件は痴漢が犯罪ではなくて黙認の対象だったというところが問題だと思う。男性優位っていうこと自体が倫理やルールに反していると自覚を持たなければいけない」とコメントした。
先週の台風25号の上陸で大きな被害があったフィリピン。フィリピン当局によるときのう、台風26号の上陸に備え130万人以上が避難したという。現地メディアはこれまでに少なくとも2人が死亡したと報じている。ルソン島ではきょう、学校や政府機関の閉鎖が決まっているほか、航空便が多数欠航となっている。フィリピンは4日に台風25号が上陸したばかりで224人が死亡、109人が行方不明となっている。台風26号は今週金曜日には沖縄本島付近に接近し熱帯低気圧に変わる見込み。
