- 出演者
- -
函館では長女愛華が看護師として奮闘していた。父について朝ごはんを作り、学校に送ったりしてから漁に行って改めてすごいなと思うと話す。午前5時30分、漁場に到着した正樹の前でマグロが跳ねた。正樹は小浜文雄直伝の小浜スペシャルで漁に挑む。小浜スペシャルで漁に挑むがテグスが切れてしまった。そんなある日漁協から書類が届き今シーズンのマグロ漁獲枠は計302kgとなった。この日深夜に船を出しブリを釣り上げた。自宅には娘たちがおり正樹の誕生日を祝った。
この日は心寧の志望校の合格発表で無事に合格した。そして入学書類を確認し初年度の学費は100万円で痛い出費であるがどんな形でもやり遂げたいなど話した。漁獲枠ギリギリの得物を求め漁を出る。しかし獲物やライバルの姿もなくハズレかと諦めかけた時沖の方でマグロが跳ねた。さっそく現場に向かい仕掛けを投入した。
大間のやもめ漁師細間正樹に密着。小浜スペシャルでマグロがヒットした。テグスを巻きやすい場所に移動しテグスを巻き上げていく電気ショッカーを投入し船に乗らないほどに大きさで港まで運んだ。釣り上げたマグロは249kgだった。
細間正樹が師匠である小浜文雄のの家を訪れた。小浜は2023年3月24日に92歳で永眠した。細間正樹は親以上の親だったかも分かんないと話す。小浜と出会ったのは2004年、当時74歳の頃だった。なだやれるとアピールし妻かつの手編みセーターなどを着て漁に出た。船には魚探しかなかったが唯一の武器であるトビウオを使った漁「小浜スペシャル」でその姿勢に熊谷義宣も一目置いていた。2年には207kgのマグロを釣り上げていた。
弟子である細間は細間の父が死ぬ前に小浜に頼んでいたという。細間はまだ駆け出しで土下座して小浜スペシャルを教えてくれたという。こうして始まった師弟関係船が近くにあると連絡を取ったりした。2014年84歳になった小浜が苦戦していると細間が助太刀にやってきて126kgのマグロを釣り上げた。体は衰える一方で船もエンジンが壊れ痛い出費となった。さらに2018年のときには米を誤った量で注文してしまったこともあった。
2018年、88歳になった小浜が漁に出た。天気は生憎の天気だったがマグロが食ったことを確認すると態勢を立て直しマグロを確認するが小さいため逃した。漁を終えた小浜を待っていたのはかつの暖かい料理だった。かつもこの体に不調を抱えており心臓にペースメーカーを入れたりしていた離れて暮らすようになっていた。そして2020年に引退をした。小浜は離れて暮らすかつに月1で連絡を入れていたという。今回かつから小浜へ「海の男としていいだけ一生懸命頑張ったんだから満足しているはず」などのメッセージを送った。
2022年初競り一番マグロを釣り上げた菊池一夫に密着。2022年の初競り一番マグロは211kgで1688万円の値がついた。菊池は初競りで得たお金で大間町内の老人福祉施設に車椅子を寄贈し4か所で計8台活用されている。菊池とは2014年から密着しておりぶっつけ漁の名手で一発必中で大間のマグロスナイパーの異名を持つ。
船には乗組員が増えていた。漁師歴20年の小濱弘貴さんはいろんなことを教えてくれると話した。菊池たちははえ縄の道具を用意し太平洋へと向かった。船員が増えたのははえ縄へと転向したためだった。仕掛けを回収しているとマグロがかかったようで引き上げていく。釣り上げたのは220kgで港には娘や孫たちが待っていた。
菊池は2017年に船を新造しており効率の良いはえ縄漁に転向せざる得ない状況だった。しかし一本釣りへの思いがあることなど話す。そしてこの日大間で熊谷が一本釣りでマグロを釣り上げており菊池も大間へ一本釣りへ向かうことを決めた。マグロの反応を発見し仕掛けを流す。
2022年初競り一番マグロを釣り上げた菊池一夫に密着。一本釣りをするため大間へとやってきた菊池はマグロの反応を発見し仕掛けを流しヒットし126kgのマグロを釣り上げた。
今年の初競り一番マグロの漁に密着。初競りに出せるマグロの期間は12月27日から12月31日の午前と1月3日の午後5時から4日の午前のみ。初競りマグロを狙う菊池一真や菊池正義・正真親子。正真は一人のときは違うなど話す。菊池一真は120kgのマグロを釣り上げた。そして義・正真親子の方には手応えから大きい魚がヒットした。
今年の初競り一番マグロの漁に密着。正義・正真親子の方には手応えから大きい魚がヒットした。釣り上げたマグロは238kgだった。そして1月5日初競りで1億1424万円で菊池正義のマグロが競り落とされた。
初競りマグロを釣り上げた菊池親子のもとを訪ねた。びっくりだなやうれしいよななど感想を述べた。一番マグロは「廻転鮨 銀座おのでら本店」で解体され振る舞われた。
「洋上の激闘 巨大マグロ戦争2025」の番組宣伝。