2024年7月21日放送 7:00 - 7:30 日本テレビ

所さんの目がテン!
かがくの里夏の収穫祭クライマックス!里の木が宇宙開発に貢献?

出演者
所ジョージ 阿部健一(セバスチャン) 佐藤真知子 五島麻依子(大吟嬢) 湯上響花 武石鈴香 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

所さんの目がテン!
今回は…

かがくの里で毎年秋に行われてきた里の恵みを味わう収穫祭。10回目の今回は夏開催で絶品料理が続々登場。

キーワード
隈研吾
第10回かがくの里 大収穫祭 世界初のビッグニュースに里が関係?

村田先生は世界唯一とも言える国家的プロジェクトに関わっていて、そのプロジェクトにかがくの里も関係している。木造の人工衛星を打ち上げようというプロジェクトで、村田先生が所属する京都大学と住友林業が2020年から共同研究を行い直径10センチの木造人工衛星が出来上がった。木と人工衛星の2つの言葉を組み合わせ LignoSatと名付けた。木で作り上げた理由には人工衛星が役目を終えて大気圏に突入し燃え尽きるが、その時に小さな金属粒子が発生し成層圏エアロゾルが地球の環境に影響するという。しかし木材で作れば地球異突入しても燃え尽きてガスになると考えられている。その木材はホオノキを使用しているが、村田先生たちは6年前に里の裏山を視察した際にホオノキを発見。ホオノキは材質が均一で加工しやすく割れにくい。里ではその性質をいかして2018年にギターを作った。その時の残りを使用して実験していたという。その実験結果を基にホオノキにしようと決まった。

キーワード
LignoSatかがくの里ホオノキ京都大学住友林業

なぜかがくの里のホオノキを使用しようと思ったのか?村田さんは伐採からし乾燥過程も分かっていたためでそれが分かっているのが貴重だったためだという。かがくの里の木が実験に使用され木造人工衛星の開発の役に立った。世界初の木造人工衛星は今年9月に打ち上げ予定。

キーワード
LignoSatかがくの里ホオノキ
第10回かがくの里 大収穫祭 木材で完全燃焼「ネモットストーブ」

自然エネルギーの専門化の根本先生が作ったネモットストーブ。木質ペレットと呼ばれる木材燃料を完全燃焼させて湿度の高い青い炎を生み出し一時間以上燃え続けるという。ペレットはおがくずなどの端材に圧力をかけて圧縮成形したもので注目のバイオマス燃料だという。この木質ペレットは里のおがくずでも作れるのでは?と考えた村田先生が実験を開始。村田先生によるとおがくずをかためたペレットの方が薪よりも良いという。また杉は細胞でできているので隙間がたくさんあり、4分の3が隙間でその分だけ水分を吸い、良いことがたくさんあるという。ペレットがどういうものなのかそれを知るためにペレットを手作りする。材料となるおがくずは里の裏山の間伐材の製材など、日頃からお世話になっている中野製材所からもらった。以前炭焼き小屋の製作を手伝ってくれた京都にある共創テクノ集団に協力してもらいオリジナルのペレット手作り用の道具を作ってもらった。おがくずに圧力をかけるだけでは固まらないという。そこで熱が伝わる機械で圧縮時に温度をかけるという。木材はセルロース、ヘミセルロース、リグニンの3種類からなっているが、リグニンという成分は接着剤の代わりになり温度が加わるとくっつけてくれるという。まず特注のペレット器具の中におがくずを入れてプレス機にセットし圧力をかけ、5分経過するとペレットが出来上がる。茨城県にある伸栄工業でペレタイザーという機械にいれてペレットを量産した。

キーワード
かがくの里セルロースヘミセルロースリグニン中野製材所伸栄工業共創テクノ集団茨城県

ネモットストーブは屋内で使うが風の強い外でも使えるように改良中のため実験は小屋の中で行うため出演者たちは外からその様子を見守る。ペレットをいれてネモットストーブが燃えているが青い炎が不純物がない証拠で完全燃焼しているという。里のおがくずでつくったペレットでも完全燃焼していることがわかる青い炎が出た。これが外で自由に使用できるようになると大きな戦力になるという。

キーワード
かがくの里
第10回かがくの里 大収穫祭 母屋プロジェクトの現状は?

母屋が立つ場所にやってきた一行。2年前から世界的建築家隈研吾さんの設計が進められてきたかがくの里の母屋。広土間を作り風通しの良い場所にする予定だという。そして実際に建設するのが永和工務店の金澤良行さん。今回の母屋の設計で大きなポイントになるのが母屋の棟木に丸太を使うこと。さらに隈さんのこだわりで丸太の皮をできるだけ残し周囲と溶け込む様子を残したいとのリクエストがあった。去年7月には棟木などに使う木を中野製材所に持ち込んで始まったのは木材の乾燥。建材として使用するには乾燥が必要だという。その理由は木材の変形が起こってしまい、乾燥させないで家を建ててしまうとドアが開けにくくなったり梁が曲がるなどが発生するという。しかし問題は皮。皮は本来木を乾燥から守るために存在する。通常は高圧洗浄機などで皮をむいてしまうが今回できるだけ樹皮を残したいと要望にそれはできない。そこで村田先生は、木を乾燥から守る役割をもつ外樹皮だけを削って内樹皮を残す事によって解決。また丸太の背中側に背割を入れることで乾きにくい中心部の乾燥も早まることを狙った。しかしボイラーを使用しない天然乾燥では長ければ3年かかるという。そこまでかけられないということで村田先生は農業用ハウスを使うことにしたが太陽光で温度が上がり、乾燥時間の短縮ができるという。そして乾燥から11ヶ月が経過した今年5月、木に含まれる水分の割合を調査した所、13%と十分に乾燥していた。背割の角度からでも乾燥度合いが判断でき、開きが1センチ以上あればよいというが乾燥して広がっているのが一目瞭然。丸太の殆どは屋根の基礎となる垂木に使用されるが完成予定は来年5月頃。しかし金澤さんは心配事に建物の骨組みが出来上がると言われる上棟式の予定は今年10月予定で里の餅で行う計画だが、それまでに間に合うかが問題だと語った。

キーワード
かがくの里中野製材所隈研吾
第10回かがくの里 大収穫祭 毎年恒例!西野さんの絶品料理

かがくの里の大収穫祭をしている出演者たち。ここで毎年恒例の西野さんが手料理を振る舞う。イノシシの串焼きやヤマメの唐揚げが登場。味の感想に所ジョージは美味しいと答えた。

キーワード
かがくの里シュレーゲルアオガエル
第10回かがくの里 大収穫祭 とれたて!夏の恵みを堪能!

今回のメインディッシュを紹介。そら豆ご飯、玉ねぎとしいたけのみそ汁、玉ねぎとそら豆のかきあげなど、夏のスペシャル御膳が完成。里のお米と朝収穫したばかりのそら豆を使用したごはんの味に所は美味しいと答えた。また里で収穫した玉ねぎとそら豆のかきあげにも美味しいと答えた。しいたけの含め煮は里で育ったしいたけを使っている。干し椎茸にして風通しの良い場所で干したが半年から一年ほど保存が可能。また干し椎茸にはビタミンD2が多く含まれ戻したしいたけにはグアニル酸がたっぷり。しょうゆとみりんなどで含め煮が出来上がる。所は美味しいと答えた。

キーワード
かがくの里そら豆グアニル酸ビタミンD2
(エンディング)
次回予告

所さんの目がテン!の次回予告。

配信情報

「TVer」「hulu」で配信!詳しくは番組HPへ。

キーワード
huluTVer所さんの目がテン!番組ホームページ

© 2009-2024 WireAction, Inc. All Rights Reserved.