- 出演者
- すっちー 礼二(中川家) 剛(中川家)
本日のテーマは「カット野菜」。猛暑で野菜が高騰する中、カット野菜は低価格で安定するなど注目されていて売上は増加傾向となっている。そんなカット野菜工場を探検する。
- キーワード
- カット野菜
オープニング映像。
養老町にあるカット野菜工場へとやってきた中川家達。工場長の原勝美さんによると工場の企業は全国7か所に生産拠点あり、年間約5億5000万袋を出荷している。たいがいはカット野菜にできるがネバネバした野菜は処理が難しく、挑戦もしたこともない。中川家らはカット野菜を試食。洗わず食べられて便利なのが特徴。
生食用のカット野菜作りの現場を探検。キャベツは全国13か所から1日20t強仕入れ、その日のうちにすべて加工。キャベツは年間契約で大量生産して安定供給している。そのキャベツは機械で芯をくり抜く。芯はかつては廃棄物だったが現在は飼料に加工している。くり抜かれたキャベツは千切り機で1mm幅にスライスしている。この幅は食感と日持ちのバランスを試行錯誤して、生み出された。その鮮度を保つには切れ味が必要で毎日、研磨機で刃を研ぐ。カットされたキャベツは4つの槽を移動しながら野菜を洗っている。水は井戸水、電解水、井戸水、冷水の順で電解水で洗うと野菜が傷みにくい。保温する時、より低温は冷蔵室の方が良いという。
続いて炒め用のカット野菜作りの現場を探検。キャベツの場合、生食用は千切り、炒め用は4cmで角切りで火を通してあともシャキシャキ食感となる。ニンジンは長さ5cmでカット。もやしは水耕栽培で大量生産しやすいため低価格にする取り組みが行われている。
そんなもやしの栽培エリアを探検。原料は緑豆で中国やミャンマーから仕入れている。発芽して豆から白い茎が伸び、10日間で出荷できる状態になる。出荷のために緑豆を熱湯で殺菌し、栽培室で10日間育ている。その容器は1つ1tほど入っていて、1日100t以上を出荷されている。工場では51部屋ある栽培室で毎日もやしの発育状態をチェック。真っ暗にしているのは緑化させないようにしている。もやしは光を浴びると葉っぱが生えて緑色に育ち、食べると苦い。水はペースが早くて4時間おきに行われる。これはもやしは約50℃の発芽熱を出すためで水分が抜けるとクタクタになってしまう。そのため機械が故障すると全て溶けてしまうため、24時間警報が飛んでくるシステムが備わっており、他の社員で分からない場合は古田周輝さんの携帯に直接、警報が入るという。やりがいについてスーパーでもやしをみると頑張ったと思うと話した。
10日間育てられたもやしは加工エリアへ運ばれ、機械で食べられる部分、食べられない部分に切り分けられていく。切り分けられた豆殻も飼料に加工されてる。その後、高圧シャワーで洗浄して計量して他のカット野菜と袋詰めしたら完成する。
袋のまま調理できるレシピを紹介する。千切りキャベツに合いびき肉や生卵を入れて塩コショウを少々加えて箸で混ぜ、袋の中で2つに成形。すぐにフライパンへ入れて、約6分蒸し焼きしたら完成。キャベツが多いためお好み焼きソースと相性も抜群。
続いてポテトサラダの作り方を紹介。カット野菜の袋にツナ、砕いたポテトチップスを入れ、しょうゆを入れて混ぜるだけで完成。
探検ファクトリーの次回予告。