2024年5月25日放送 22:00 - 22:30 テレビ東京

新美の巨人たち
【「スヌーピー」可愛いだけじゃない!? 深い魅力】

出演者
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(オープニング)
今回は…

今回はチャールズ・M・シュルツが手掛けたスヌーピーを特集。

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サンタローザ(アメリカ)スヌーピーチャーリー・ブラウンチャールズ・M・シュルツピーナッツ
オープニング

オープニング映像。

新美の巨人たち
スヌーピー×関根麻里 世界一有名なビーグル

関根麻里が東京・町田市のショッピングモールにリニューアルオープンしたスヌーピーミュージアムを紹介。作者のチャールズ・M・シュルツの創作の歴史やコミックの原画など貴重な資料や映像などを楽しむことができる。スヌーピーグッズも満載だが圧巻は全長8mの大きいスヌーピー。

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スヌーピーの愛と形 何故 愛らしいのか

スヌーピーは新聞漫画に登場するピーナツのビーグル犬のキャラクター。ピーナツはスヌーピーと子どもたちが繰り広げる明るく楽しい、時に深くて切ない物語。キャラクターには優しいチャーリー・ブラウンや威張りんぼうのルーシー・ヴァン・ペルト、ライナス・ヴァン・ペルトなどがいる。その内容は作者の手書きで絶妙な行間と丁寧で読みやすい文字はシュルツならではのフォント。スヌーピーの造形も独特で柔らかな線で描かれた二頭身で、大きな頭と細い首に大きな後ろ足。ちっちゃな目に垂れ下がった耳にちょこんと乗っかった鼻などシンプルそのもの。その線は太さが一定ではなく強弱のアクセントがあり、 リズムやニュアンスがあらゆる感情を生んでいる。これこそがスヌーピーの美しさ。走る、踊る、跳ぶなどやわらかで豊かで自由闊達な線が愉快な気持ちにさせてくれる。

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伝説の漫画家シュルツ いつもこの仕事場で

アメリカ・カリフォルニア州のサンタローザはスヌーピーの故郷。ここにチャールズ・M・シュルツ美術館&リサーチセンターという美術館がある。シュルツは近所の人が時計がわりにしていたほど、毎朝9時にやってきては仕事場でコツコツと漫画を描いていた。作画版が擦り切れるまで長い物語を描いた。漫画家のイメージからは最も遠い人で勤勉で生真面目なジェントルマンだった。彼の伝記の最初の一行には「チャールズ・シュルツその人は決して面白い男ではない。」としている。

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チャールズ・M・シュルツ 「ピーナツ」が生まれるまで

チャールズ・M・シュルツは1922年にミネソタ州で誕生した。大恐慌の時代で、父は理髪店を営んでいた。35セントの散髪代を稼ぐために一日も休まずに朝から晩まで働いていた。一人っ子のシュルツの楽しみは父と一緒に連載漫画を読んでおしゃべりすることだった。母親パンケーキを焼いてくれたがそれが子ども時代の思い出。マンガを読むことも描くことも好きだったシュルツは母の後押しもあって漫画の描き方を学び始めた。しかし幸せな時間は第二次世界大戦で徴兵され、その最中に母を病で亡くしてしまった。その悲しみは漫画の中に描かれているという。終戦後にヨーロッパ戦線から復員したシュルツは通史の講座の学校で生徒の作品を添削しながら漫画を売り込もうと投稿していた。憧れの雑誌の「サタデー・イブニング・ポスト」に採用された1コマ漫画はおかしみがある。そして24歳のときに投稿した作品でシュルツは新聞にマンガを配信する会社と契約し、7つの新聞での連載漫画を連載することに。

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伝説のマンガ化シュルツ スヌーピーと生きる

ピーナッツは大人が登場しない子どもだけの世界。中でも人気はビーグル犬のスヌーピー。モデルは子どもの頃に飼っていた雑種の愛犬。連載当初は四本足で歩く普通の子犬だったが、やがて二本足で走り出しスケートもやれば、屋根の上で眠ることも覚え、スケボーに乗るなど華麗なる変貌を遂げる。

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スヌーピーを描く 愛用の914ペン

スヌーピーを描くシュルツの線は淀みなく滑らか。シュルツスタジオで最高クリウィティブ責任者を務めるペイジ・ブラドックさんはそのシュルツが使っていたペンは914ラジオペン。筆圧をかけることができるが扱いは難しく使いこなすのは至難。ペイジ・ブラドックさんはその線がの描き方を紹介。まずは下書きで描いていき、その後ペンで描く。下書きで描きすぎず、大胆にペンを使うことが大事だという。

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伝説の漫画家シュルツ 大ロングセラー「ピーナッツ」

ピーナッツのコミックはここまで愛されているのか?そこにはぴっくりするような理由があった。作者のシュルツ曰く、ピーナッツはうまくいくと思っていたというが幼少期から考えていたという。

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チャールズ・M・シュルツピーナッツ

1969年スヌーピーは、宇宙に旅立った。アポロ10号の月着陸船はコールサインがSNOOPYと命名された。スヌーピーの登場するマンガピーナッツは75カ国以上、40の言語、2600もの新聞に掲載され世界中の人々を虜にした。日本の新聞にも連載された。アメリカでは60年代までアクションや冒険を緻密に描写する漫画が非常に人気だったがシュルツは、それと全く異なる表現でシンプルなイラストで感情を語るマンガを描いた。ピーナッツは共感し微笑んでしまう漫画。登場人物は子どもだが大人と同じように考えているのが当時革命的だったという。スヌーピーと仲間たちは幸せと人生についてずっと考えつづけていて、子どもたちによるあらゆる大人たちの哲学が詰まっている。1999年12月にがんを患っていたシュルツは静かにペンを置いた。その最終話で自分の家族がピーナッツを他の誰かに続けてもらうことは望んでいないとし、引退することを表明した。

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(エンディング)
エンディングトーク

スヌーピーミュージアムではワークショップで自分だけのスヌーピーを作ることができる。関根は今回の総括にピーナッツのキャラにかこまれて癒やされたと答えた。

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次回予告

「新美の巨人たち」の次回予告。

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スポーツ リアライブ

「スポーツ リアライブ」の番組宣伝。

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