2026年10月4日放送 9:00 - 10:00 NHK総合

日曜討論
あす臨時国会召集 日本政治をどう読み解く?

出演者
山下毅 上原光紀 
(オープニング)
オープニング

本日の内容を紹介した。

キーワード
大島理森川端達夫高市早苗
(日曜討論)
あす臨時国会召集 日本政治をどう読み解く?

今後の路線をどう見ていけばいいのか専門家と考える。

国会論戦 どこに注目?

大島理森氏は「補正予算の予算案がない臨時国会で高市政府与党においては国民に対して説明責任をやっていただきたい。政府全体・政治全体の責任をどう持てるかが問われる国会ではないかと思っている」などと話した。川端達夫氏は「物価がどんどん上がっていく背景は円安や人件費、物流費で物価対策を真剣に議論してほしい。災害の多発で防災対策や農業対策など根っこから変えないといけない時期にきている、どう対処するのか進路をつくらなければ間に合わない時期にきている」などと話した。石山アンジュ氏は「7月に閉会した特別国会では国民の理解が追いつけていないまま進んだように感じられた。なぜその政策が必要なのか優先順位を明確にして財源や暮らしの影響まで考え議論を尽くしてほしい」などと話した。飯尾潤氏は「新たらしい国会のあり方を模索する時がきている、国会改革が必要で国会が存在意義を示すためには総理以上にわかりやすい議論を国会議員がしていくことが必要」などと話した。諸富徹氏は「財政政策と予算に注目している。食料品減税の法案には明確な財源が示されていなくどう合意していくのか。概算要求をどういう風に予算にまとめていくのか、「強く豊かな日本」投資枠に注目している」などと話した。

どうみる 高市改造内閣

高市改造内閣は木原官房長官、茂木外相、片山財務相ら8人を留任させて政権の骨格を維持した。また初入閣した7人の中では維新の中司規制改革相を起用し閣内協力となった。高市首相は自民党内で実施した役職希望アンケートを通じ、専門性・意欲を重視したと説明している。飯尾氏「やたら変えないのは政権の姿勢を示すのにいいこと。一方、国対委員長など国会周りの役職を一新したのは興味深い」。石山氏「専門性・実力の重視は期待できる。一方、高市一強を感じることは不安」。川端市「手堅い人事、反面期待したほどではなかった」。諸富氏「積極財政の方向は維持される。一方で、リフレ政策などの軌道修正に注目」。最後には大島氏が「手堅い人事だが、アンケートの実施は民主的に見えて本質まではわからないのではないか」と疑問を呈しながらも、今後に注視したいと述べた。

キーワード
中司宏日本維新の会木原稔片山さつき自由民主党茂木敏充
国会での合意形成は

衆議院の議席数は自民党会派と維新合わせて351と全体の3分の2を上回る。参議院では合わせて120と過半数まで4議席足りない。野党は先月、中道改革連合が分裂し、1人が残り48人が離党した。公明党出身者28人は復党し、18人が新党の民主改革の会。立憲民主党との合流や国民民主党との連携を探る動きもある。大島理森氏は、政党は政権を取ろうとすることに最大の目撃と意義がある、国全体に責任を持とうとする政党が単独で政権を取る時代ではなくなったのは事実で、だとすれば連立携帯で政権を運営するコンペティションにしていくのが日本の民主主義の重要な課題と述べ、手順を大事にすることが民主主義にとって非常に大事だと指摘した。川端達夫氏は、総理大事のために国会があるのではなく国会が主権者の代表だから、国会の自主性の中で責任と自覚を持ってしっかり議論することはしっかり肝に銘じて欲しいとした。飯尾潤氏は、議席数に差はあるが、国民の支持はそんなに差がないと指摘した。

食料品の消費税減税 焦点は

現在8%が適用されている食料品の消費税率を来年4月1日から2年間に限り1%に引き下げると先月閣議決定された。残る1%相当分について、政府は来年度と再来年度の秋に所得に応じた給付を行う就業者負担軽減支援金を支給する方針。2029年3月31日をもって食料品の消費税減税が終了したあとは、支援金を本格導入する。財源は歳出・歳入の見直しなどで確保するとしている。石山アンジュ氏は、2年後にそれが増税という形で本当に戻ってこないのか、将来世代としてはあとから本当に付けを回されて負担が2~3倍になって戻ってこないのかを考えると手放しでは喜べないとした。大島理森氏は、今度の国会は既に来年度の予算編成と密接に関わる議論が必要な国会だと指摘する。飯尾潤氏は、大きなポイントは高市総理の主張する法案を通すことではなく、結果として日本人の暮らしがどうなるのか・日本経済がどうなっていくのか・日本の将来像がどうなっていくのかが結果だと指摘し、どういうこの政策をするのかは国民が理解しないといけないとした。

キーワード
消費税高市早苗
衆院議員の定数削減 焦点は

去年10月自民維新が交わした連立合意には。衆院議員の定数を1割を目標に削減することが盛り込まれた。ことしの特別国会では両党が、1年以内に結論を得られなければ比例代表45議席を削減する法案を提出。野党側が反発し継続審議となった。先月30日与野党は報告書をとりまとめ、10月末をめどに具体的な結論を得るよう努力するとしている。川端氏「民主主義の根幹であり、与党の横暴はするべきではない」。大島氏「これはルール作り。与野党およその合意の下で行うこと心がけいた頂きたい」。飯尾氏「定数削減は賛成ではない。日本ではそれなりの人数がいる。また野党だけが身を切る改革になっている」。石山氏「若者が選挙に挑戦できなくなる。資金力などがある人で占められてしまうのでは」。川端氏「議論が反映されていない」。大森氏「立法府全体の問題。熟慮をしてほしい」。

キーワード
日本維新の会自由民主党
外交・安全保障の議論は

外交・安全保障について。飯尾氏「個別案件より国際情勢自体について議論ができる国会であるべき」。川端氏「米中急接近など複雑な情勢の中、日中首脳会談が実現できるのかが重要」などとコメント。最後に大島氏が「グローバリズムに疲れてしまい、自国中心主義になりつつあるのが現在の状況」とした上で「専守防衛を厳守することで国際社会に信頼を得られ、外交の範囲を広げていくべき」とした。

政治に何が求められる?

石山さんは「これからの政治には、もっと将来世代を意識した政治に変わってほしい。将来世代に負担を増やし続けない。二十年後、三十年後まで見据えた政治に変わってほしい。」とコメント。飯尾さんは「今、国会と国民に少し距離ができているので、国会の議論に一般の国民を巻き込んでいく。一般の国民も参加してもらうような工夫を各党がやっていかなきゃいけない。」とコメント。川端さんは「国民が国会を、国会議員を、政党を、ワクワクしながら、ドキドキしながら、ハラハラしながら、ヒヤヒヤしながら、一緒に見るダイナミズムが生まれていかないと、元気な日本を作れないと思っている」とコメント。大島さんは「民主主義は”参加”です。この参加が、IT社会におけるいろんな手段が広がっている。そういう状況の中で、参加の形態をどうあるべきか踏まえて、日本の民主主義の健全な姿を作っていくことが大事だし、やれると思う。日本は戦後80年、世界の国に比べて、分断という社会状況を作ってこなかった。それは国民の皆さんの英知であり、選ばれし政治家、政党の皆さんの努力だったと思う。」とコメント。臨時国会に向けて、野党に何を望むかと聞かれて、川端さんは「はっきりとした方針を示して、野党の中で強烈なリーダーシップを持つ人が出てほしい。世の中のたまにみんなでやろうよというパッションがほしい。」とコメント。臨時国会に向けて与党に何を望むかと聞かれて、大島さんは「国民に対して、説明責任を果たそうという覚悟を持って対応していただきたい」とコメント。国会の果たすべき役割について川端さんは「選挙で選ばれた国民の代表ですから、国民の暮らしが今日より明日、明日よりあさって、色んな面で少しでも良くなるように、自分がいるんだということを胸に刻んで日々送ってほしい」とコメント。国会の果たすべき役割について、大島さんは「ひとつ忘れてほしくないのは、与党であり野党であり、行政の監視機能。このことを国会のメンバーの皆さんが全員思って、その役割をきちんと果たしていくということが大事だと思う。」とコメント。

キーワード
Public Meets Innovation京都大学政策研究大学院大学衆議院
(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶をした。

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