- 出演者
- 有働由美子 片岡信和 千々岩森生 草薙和輝 紀真耶 浅尾美和 武隈光希
札幌市西区にある公園で、近隣住民の男性がヒグマに襲われた。現場は札幌駅から約9kmの住宅街で、親子とみられるヒグマ2頭が目撃されていた。札幌市職員などが公園内にあったフンを調査した結果、エサ不足の実態がわかってきた。フンは草が8割で、山の中に食べ物がない状況がうかがえるという。砂川市のリンゴ園では数日前にヒグマによる食害が発生し、すぐに箱罠が設置された。砂川市では街の中心部でも、熊の出没が相次いでいる。今月に入ってからも全国各地でクマの出没が相次いでいて、宮城県加美町では住宅の敷地に侵入し飼育していた七面鳥など13羽が食べられた。秋は夏以上にクマへの注意が必要な季節。クマの秋の主食であるブナの実は全国的に凶作で、ミズナラやコナラの実も不作だという。クマは冬眠中に体脂肪をエネルギーとして使うため、秋のうちに大量のエサを食べる必要がある。ブナの実などが凶作だった一昨年の秋、エサ不足からか街中に現れたクマに襲われ今も後遺症に苦しむ男性がいる。秋田県北秋田市に住む港屋啓二さんは、顔や頭、背中など30針以上を縫う重傷を負った。クマは執拗に顔を狙ってきたという。山形県鶴岡市では、市町村長が市街地での猟銃の使用を許可する「緊急銃猟」が全国で初めて判断された。住宅の敷地にクマが侵入したのが午前11時10分ごろで、その1時間10分後に「住民に弾丸が到達する恐れがない」などの全ての条件が整い、市長が緊急銃猟での発砲を許可した。しかしそれを現場に伝えている最中に、寝ていたクマが歩き出した。結局緊急銃猟では間に合わず、従来通り現場の警察官の指示でハンターが発砲することになったという。鶴岡市ではこれ以降も、住宅の庭に侵入するクマが確認されている。
この秋は特にドングリの凶作で、人里にクマの出没が増えることが懸念されている。北海道に生息するヒグマは体長が140~200cmで、体重は100~300kg。岩手大学の山内貴義准教授は「肩や腕の筋肉が発達していて、脚力も強い。自動車と同じくらいのスピードで走る」などと語った。本州・四国に生息するツキノワグマは、体長100~140cmで体重が40~120kgとヒグマよりも2まわり程度小さい。山内准教授は「歯と爪が鋭く力も強いので、接触すると勝ち目はまずない」などとコメントした。2025年度のクマによる人身被害の状況を見ると、北海道と本州の広い範囲で被害が出ている(環境省HPなどから)。4月から8月末までで69人が被害にあい、5人が亡くなっている。クマの襲撃による外傷で突出しているのは顔面で、90%にのぼる。山内准教授が調査でクマに遭遇したケースでは約20mの距離で遭遇し互いに驚き、木の後ろに隠れて動けないまま5分から10分が過ぎた。その後互いに目を見て攻撃の意思がないことを確認し後退したという。山内准教授は「大声を出したり物を投げたりして、クマを興奮させてはいけない。襲ってくる可能性が高くなる」などと語った。至近距離で遭遇した場合はクマ撃退スプレーなどで追い払うか、首を手で覆いうつぶせになって防御姿勢を取る。山ではクマの行動が活発化しているため、鈴や笛などで人間の存在を知らせることが大切。
午後7時から「ニコニコ動画」で配信された「総裁候補 vs 中高生『日本の未来』討論会」では、冒頭から小泉陣営の「ステマ問題」をめぐるコメントが殺到した。小泉氏は「今後二度とこういったことがないように、再発防止に努めたい」などと語った。小泉陣営で広報班長を務める牧島かれん元デジタル大臣の事務所が作成し陣営関係者に送ったメールには、小泉氏を称賛するような24パターンの具体的なコメント例が記されていた。番組で小泉氏の出馬会見に投稿された約2万件のコメントを独自に分析したところ、あるIDがコメント例とほぼ同一の文言を少なくとも7回投稿していたことがわかった。中には小泉氏を称賛するだけではなく、他候補を揶揄するようなコメントもあった。また514件の大量コメントをするIDもあり、数秒おきに小泉氏を称賛するコメントを連続投稿。高市氏を「裏金議員」だと中傷するコメントも執拗に投稿していた。立憲民主党の野田佳彦代表は「この種の誤情報を流すことに平気な感覚があるのではないかと、大変強い危惧を持つ」などとコメント。国民民主党の玉木雄一郎代表は、Xで「国政選挙でも自民党はステマを行っているのではないかと疑わざるを得なくなる」などと発信した。
千々岩森生は「ワクワクしない総裁選。いままでは良くも悪くもエネルギー、熱量があったが、今回は感じられない。解党的出直しというが、何が解党なのかを明示できた人がいない」などとコメントした。
インド南部タミルナドゥ州で人気俳優の政党集会に詰めかけた人たちが次々と倒れ、36人が死亡した。人気俳優のビジャイ氏を一目見ようと集まった人々が、群衆に押されて折り重なるように倒れた。
大相撲九月場所千秋楽、優勝を懸けた横綱同士の決戦が行われた。本割では豊昇龍が勝利し、16年ぶりとなる横綱同士の優勝決定戦にもつれ込んだ。軍配は大の里に上がるが、際どい勝負に物言いがついた。審議の結果勝ったのは大の里で、横綱として初めての優勝を果たした。
ポストシーズン進出を決めているドジャースのきょうの試合では、大谷翔平は休養のため欠場した。3年連続のホームラン王へ首位のK.シュワバーを2本差で追っているが、レギュラーシーズンは残り1試合。
カブスの鈴木誠也は直近2試合で3本塁打と大暴れしていて、きょうも3試合連続となる31号ホームランを打った。カブスはポストシーズン初戦で、ダルビッシュと松井を擁するパドレスと激突する。
きのう2年連続のパ・リーグ優勝を決めたソフトバンクは、日本一奪還へチーム一丸で再出発する。きょうはベルーナドームで西武と対戦し、若手主体の起用で挑んだ。佐藤直樹が第1打席にスリーベースヒットを打ち、その後2本のヒット打ったあと第4打席にホームランを打った。庄子雄大はプロ初タイムリーを打ち、クライマックスシリーズへ向け猛アピールとなった。
京セラドーム大阪で、オリックスと楽天が対戦。オリックスは2回のチャンスで紅林弘太郎が犠牲フライを打ち、序盤に早くも4点を獲得。さらに3回には再び紅林が走者一掃のタイムリーヒットを放ち、2安打4打点の活躍を見せた。
ZOZOマリンスタジアムで、ロッテと日本ハムが対戦。パ・リーグ安打数で3位につけている日本ハムの清宮幸太郎は、第1打席にいきなりツーベースヒットを打った。さらに第3打席には全力疾走で内安打、第4打席にこの日3本目となるヒットを打った。清宮は安打数トップにあと1本と迫った。
DeNAを引っ張る蝦名達夫。ミソとなる選球眼に広角(甲殻)打法でチームを牽引。30試合連続出塁中というエビデンス(証拠)付き。ハマのエビが今日も活躍。蝦名は1回の第1打席、ぐっとこらえてフォアボール。連続試合出塁を31に伸ばす。DeNAが2位を確定させた。
今シーズン史上最速優勝を決めた阪神。そんな阪神が唯一勝ち越していないのが中日。対戦成績は12勝12敗で、残るはきょうの1試合。阪神は完全優勝とはならなかった。
今シーズン限りでの退任を発表したヤクルト・高津臣吾監督が、ホーム最終戦に挑む。大歓声に包まれ、川端慎吾はヤクルト一筋20年の現役生活を終えた。
今場所もおおいに盛り上がった大相撲。来月には20年ぶりとなる海外公演がロンドンで行われる。34年前のロンドンの公演の様子の写真を紹介。今回はちびっこ相撲も予定されているそうで、地元・ロンドンの子供たちに相撲の素晴らしさ、楽しさが伝わればいい。
大型連休に先駆け、日本に多く訪れている中国人観光客。その行動に変化がある。
中国では水曜日から大型連休・国慶節が始まる。それを前にこの週末、中国人観光客が早くも日本を訪れている。戦後80年、反日感情の高まりも伝えられる中で、日本にやってきた中国人たちは何を考え、どう過ごしているのか。密着取材で新たな日本の観光の形が見えてきた。国慶節ではのべ23億人以上が移動する見込み。今月、中国では旧日本軍を題材とした映画「731」をはじめ、抗日戦争勝利80年を記念する映画が相次いで公開されている。反日感情の高まりが懸念されているが、アンケート調査によると、この連休の海外旅行先の人気1位は日本だという。バスから降りてきたのは中国からの観光ツアー客。日本を訪れる中国人観光ツアーといえば、爆買いでお馴染みだったが、日本製の家電や高級ブランド品を大量に買うあの姿は今はまれ。低予算の旅行者も増えているという。買い物はせず映えを狙った写真撮影にはげむ姿も見られた。狙い通りに撮影できてご満悦のよう。近年、日本を訪れる中国人観光客は、ツアーではなく個人旅行者が9割近く占めている。さらに4人に1人はおひとり様というデータもある。中国版インスタグラム「RED(小紅書)」は、自分の体験を共有するだけでなく、おすすめスポットや効率的なルートの提案、予算など、旅の参考になる投稿が数多くあるという。SNSの情報で中国人観光客は意外な場所にも。上海から下北沢に来た男性は、日本在住の中国人の友達とアニメの聖地をめぐっている。ここは好きなガールズバンドアニメの舞台だという。下北沢で注目されているものは他にも。新婚旅行で日本に来た夫婦が探していたのは古着。来日4回目の女性もSNSを駆使しながら一人旅。この日は1泊4800円の民泊で宿代を節約。2日目、一人旅の女性の隣には同行者の姿があった。同じく日本で一人旅を計画していた女性とREDで意気投合。一緒に茨城県まで花火大会に行くという。東京で合流した2人は浅草のレンタル着物店へ向かい、一足早く着付けをすませると、花火大会まで時間が迫っている中、急いで牛丼で腹ごしらえ。そして大洗海上花火大会を満喫。この後、10月3日まで日本に滞在予定の女性。富士山周辺や美術館にも行くという。
中国国内では日本に批判的な映画も続いているが、日本に来た人、一人一人はそれぞれ日本の良さを見つけて発信している。訪日中国人観光客は2013年位からぐっと増えた。この時、中国国内の世論は、日本に対する印象が「良い」と答えた人が一気に上がっている。
気象情報を伝えた。
気象情報を伝えた。