- 出演者
- 池上彰 宇賀なつみ 松嶋尚美 坂下千里子 伊集院光 ケンドーコバヤシ カズレーザー(メイプル超合金) 松陰寺太勇(ぺこぱ) 白岩瑠姫(JO1) 小田倉麗奈(櫻坂46) 中嶋優月(櫻坂46) 浮所飛貴(ACEes) 深田竜生(ACEes)
本日、自民党の総裁選挙が行われ、高市早苗が新総裁に選ばれた。高市は女性初の自民党総裁。女性初の総理大臣が誕生しそう。ただし、今回は自民党が衆議院も参議院も過半数割れという前代未聞の状況なので、これまで通りすんなりとはいかない可能性もある。一部生放送で自民党総裁選の結果、これからどうなるのかを池上彰が解説。
決選投票になることは想定内だった。世論調査から、党員票は高市が支持を取り、国会議員票は小泉がかなり票を取るのではないかという事前の予想はあった。党員票で高市が圧倒的に票を取ったとなると、党員票を国会議員の票でひっくり返すというのは党員の士気を減らすことになるという配慮があった。そこから党員票に従う形で国会議員も高市に投票した人が多かったのではないか。
アナタは気づいていないかも。島の数が2年前に激増!セルフレジが増えてあの犯罪も増加!料理番組の材料が変わった!ある分野の医師が激増中!中国人が日本の文化を爆買い!7年生8年生と呼ぶ学校が増えた!変化を知ってアップデート。
意外と気づいていないが変わったなと思うことについてトーク。伊集院光は「自動車教習所の学科、今リモートになっている」などとコメント。自動車教習所オンライン学科はライブ配信と録画配信。伊集院によると、コロナ以降そうなっている。
カズレーザーは「Uber Eatsの配達時間が遅くなってる!」などとコメント。配達員の取り合いになっていると分析。カズレーザーの場合、今まで20分だったが、最近は40分以上かかるという。
小学生の頃の習い事について欅坂46・小田倉麗奈は「私はバイオリンとゴルフと塾」などとコメント。小学生の習い事の定番といえば水泳や学習塾。「2015年 小学生 習い事ランキング」では水泳が1位、学習塾が3位だった。「2024年 小学生 習い事ランキング」を見てみると水泳は相変わらずのトップ、英語の塾が人気。6位はそろばんだった。子どもの習い事で、今、そろばんが大人気。そろばん教室自体は全盛期の3分の1ほどに減少。都内のそろばん教室の中には1年間で生徒数500人増加の教室もある。計算力だけでなく集中力や忍耐力もアップすると言われる。人気が復活した訳は中学受験対策。算数に重きを置く学校が多いので人気が高い。
学校での意外な変化として、名札のつけっぱなし廃止、あだ名NG「さん付けルール」がある。また、災害時の避難のため上履きを廃止するところも増えた。最近、廃止する小学校が増えたものについて予想。坂下千里子は「通知表」と答え、正解。通知表を廃止する学校が増えた。学校は子どもの学習状況を把握し評価することになっている。その評価を今までは通知表で家族に伝えていた。子どもの自信や気持ちを大切にしようという考え方で、通知表廃止は主に低学年で広がりつつある。理由の一つが勉強への苦手意識や劣等感を抱かせないため。やめた学校では学習の様子、がんばった点、課題などを明記したコメントシートを採用。評価方法を見直す動きがある。「比べられなくなって安心」だとか「次は何を頑張ろう」と考えられるようになったと評価する声もある。また、義務教育学校が増えた。小・中学校の9年間が義務教育。地方には既存の小中学校を連携して一貫運営する小中一貫校もある。義務教育学校は2016年に設置された新しい学校スタイルで、9年一貫の新しい国公立学校。2016年度には22校、2025年度には261校。学習過程を9年間で一体的に設計。6年生の次は7年生になる。校長の数が小中一貫校は原則2人、義務教育学校は1人。先生の免許に関しても小中一貫校は小中どちらかの免許があればOKだが、義務教育学校では原則、小中両方の免許が必要。中学校の免許を持った先生が小学生に専門的な指導もできる。義務教育学校は北海道に33校、鹿児島に17校、茨城に16校ある。都市部でも「教育の質向上」などの理由で義務教育学校の導入が拡大。
救急車や消防車で何が変わったか予想。JO1・白岩瑠姫は「サイレン音」と回答し正解。「ギュイーン」というサイレン音が追加された。ぺこぱ・松陰寺太勇は「故障じゃないのか」などとコメント。交差点や渋滞時に使用される。今までの音だけだと窓を閉めた車に気づかれにくいので、不安や緊張感を強く感じやすい不協和音をあえて作り出している。従来のサイレンより認知されやすいことが消防局の調査で確認されている。坂下千里子は「音を大きくした方が、みんなに聞こえやすくないか」などと質問。道路運送車両法で緊急自動車のサイレン音の大きさは決められているので、ただ大きくするわけにはいかない。一方、深夜や住宅地でのサイレンには「うるさい」という苦情もあるため、和音・ソフトな音色に変わった。心理的負担の少ないサイレン音「コンフォートサイレン」になっている。伊集院光は「一時、近所に恥ずかしいから救急車のサイレンを手前で止めてくださいみたいなリクエスト多くなった」などとコメント。
料理番組や料理本、料理教室のレシピが時代の流れでどう変わったかを予想。坂下千里子は「捨てるところが、おかずに変わった」、カズレーザーは「2人前」と答えた。レシピの定番が2人分に変わった。平成までレシピは4人分が定番だったが、二人暮らし世帯が増加したため料理本も料理番組も今は2人分が定番になった。食材や光熱費の高騰、フードロスに対する意識が高まったことも原因。「作りすぎない」「ムダにしない」という考え方で、取りあえずは2人分という形。
2000年頃、日本はフードロス大国とも言われ、人口規模に比べ世界でも突出して多い水準の食品を廃棄。2000年度食品ロス量は約980万トンで、これは当時、世界の食糧援助量の約2倍。国際的に見て恥ずかしい水準と大きな社会問題になった。2023年度のフードロスはどれくらいになっているか予想。欅坂46・中嶋優月は「800万トン」、ぺこぱ・松陰寺太勇は「1000万トン」と答えた。正解は約464万トン。約20年で半減した。2000年に食品リサイクル法が制定され、食品ロスの実態がわかってきた。賞味期限よりも「食べきる・使い切る」という人たちが増えてきた。お店やスーパーも売れ残りを家畜のエサや農家の肥料に再利用。2019年、食品ロス削減推進法を制定し、社会全体で取り組む仕組みを作った。国としては2030年までにフードロスを半減しようという目標を立てていたが、すでに達成。小さいサイズのメニューが増えたのも食べ残しさせないようにするため。「作りすぎない・残さない・再利用する」という3つの努力でここまで減らすことができた。坂下千里子は「ほとんど最後、夫が食べてくれる」などとコメント。
AIや防犯カメラの性能アップで犯罪件数は減っていると思われるが、万引きの件数が増えている。毎年、減り続けていた万引き検挙人数が2023年から増加傾向。ぺこぱ・松陰寺太勇は「今までバレていなかった人が見つかっただけじゃないか」、坂下千里子は「無人販売機が増えたから」などとコメント。理由にはセルフレジでの万引き手口が巧妙化していることがある。約8割のスーパーマーケットがセルフ精算レジを導入。万引き手口の1つ「もやしスキャン」とはどういうものか予想。欅坂46・中嶋優月は「1万円の物をもやしでスキャン」などと答えた。あらかじめ、もやしのバーコードを用意しておき、高級な和牛などをもやしのバーコードで精算してしまうという手口。カズレーザーは「前日にもやし買って切ればいい」などとコメント。ただし、商品の色や形を認識する最新レジが登場。ほかにもセット販売の商品から、ひとつだけスキャンする「単品スキャン」という手口もある。これに対しても、商品の数を認識して通報するレジが増えている。伊集院光は「万引きって言葉を早くなくして窃盗に!」などと訴えた。
10年ほど前までは口が寂しい時や眠気覚ましにはアメかガムが定番だった。2025年 上半期のの売上額はグミが665億円、ガムが292億円、アメが661億円。グミがアメを初めて抜いた。理由を予想、伊集院光は「咀嚼力を鍛えたい」などとコメント。コロナ禍の2020年以降、グミ人気が急上昇。吐き出さずに食べられ、SNS映えするということで人気。外国人のお土産でもアメやガムを抜いた。
グミ世代別購入金額を見ると、10年ほど前は10代、20代の男子がトップ。若者が買っているイメージがあるが、去年は30代、40代の男性が一番買っていた。41歳のぺこぱ・松陰寺太勇は「我々世代」などとコメント。41歳のカズレーザーは「俄然、ガム派」などとコメント。食感がグミ人気の理由だが、30~40代男性の場合、進化したグミを楽しんでいる。グミが本格的に流通し始めたのは30代、40代が子どもだった頃の1980年代。
日本の島の数は、1987年調査で6852島(海上保安庁)。2年前、日本の島が激増し、1万4125島となった(国土地理院)。数え方や基準が変わって激増した。新調査での島の基準は満潮時で外周が100m以上ある陸地。神奈川県の江の島を数え直すと7つの島となった。国際法では「島に名前がある・管理されている」が領土権を主張する上で有利になる。島の数が一番多い都道府県について櫻坂46・中嶋は鹿児島県、坂下は東京都、伊集院は長崎県と回答。数え直す前は長崎県がトップ。数え直すと1位が長崎県、2位が北海道。日本の島の構成で有人島は417。有人島トップも長崎県(離島統計年報2022)。有人島で一番人が少ない島は千葉県鴨川市の仁右衛門島。400年以上一族が管理している島で、映画やドラマのロケ地に使われることもある。
タンス預金とは、家にしまってある現金。ピーク時には約60兆円あると計算されていた。多額のタンス預金は日本経済の成長を妨げかねないと懸念されていたが、今年7月には約47兆円と1年半で約13兆円減少した(第一生命経済研究所・熊野氏の試算)。タンス預金が減った理由の1つは金利上昇。銀行に預けて利息を得る。もう1つは新紙幣発行で旧札を使用・預金!。去年大きな話題となったのは闇バイトによる強盗事件。タンス預金強盗に対する危機感が生まれたと分析されている。キャッシュレスで精算、防犯カメラも有効となりタクシー強盗が減っているという。
今、地方の病院などで医師不足が問題になっている。実は増えているある医師について櫻坂46・小田倉は「美容外科・美容皮膚科の医師」、坂下も「美容外科」と回答。美容医療に進む医師が増えている。保険診療では価格は国が設定しているが、美容医療などの自由診療は価格が自由設定で患者は原則全額自己負担。美容外科に進んだ医師(厚生労働省)は10年で約10倍になっている。初期研修後の医師が直接美容医療に進むことを「直美」と言う。2022年度の一般的な勤務医の年収は約1461万円。夜勤・緊急の呼び出し・残業も多く、過酷な労働環境に対して年収が見合わないとも言われている。
仕事より休みを優先したいと言われる時代になった。週休3日制が増えているという。主な週休制の形態別企業割合(厚生労働省)では何らかの週休3日制を1.6%が採用している。また、16都府県が導入済み・予定だという(朝日新聞デジタル)。週休3日制をアピールすることで人材確保、離職率の低下が期待できる。イギリスで週休3日制を実験したところ、労働生産性が上がったという。離職率が57%減少、ストレスが39%減少したといい、約90%の企業が週休3日制を継続した。週休3日制は給与減額型、給与維持型、総労働時間維持型がある。JO1・白岩は「リフレッシュする時間があったほうが作業効率が上がるしモチベーションも落ちない」などとコメントした。
日本で暮らす外国人が増加している。在留外国人TOP5・1位中国、2位ベトナム、3位韓国、4位フィリピン、5位ネパール。在日中国人は佐賀県、山梨県の人口より多い。いま多くの中国人が東京大学を下見・見学している。このような状況を「爆入学」と言われている。中国人東大生・大学院生は中学生全体の約66.6%。東大生全体の約11.6%。東京大学を卒業していると就職しやすいという。京都大学、慶應義塾大学にも中国人がたくさんいる。子どもの教育のために日本に移住する中国人家庭が増加。中国のSNSから(3S+1Kは進学率が高いからここの学区に住むのがおすすめとされている)。文京区では外国人小学生が増加したため小学校では翻訳機や日本語指導協力員を配置。
日本で生活する中国人が増加。寺・神社も買収が行われている。買収されるのは後継者がいない、信者がいないなど。中国では法事、法要をビジネスチャンスとみていて僧侶の派遣サービスもある。また宿泊施設を併設し「寺泊」ビジネスを考えている人も。宗教法人は税金も優遇される。文化庁は宗教活動以外の目的での宗教法人の売買は脱法行為としているが不活動宗教法人は5019あり日本人でも外国人でも買えてしまう。
きょう自民党の総裁選が行われた。高市早苗氏が自民党の総裁に選ばれた。