- 出演者
- 澤部佑(ハライチ) 相葉雅紀 小峠英二(バイきんぐ)
埼玉・東松山市にある「人形の吉福」にやってきた。隠れたご当地名産品を紹介する。埼玉は五月人形・雛人形の生産が盛んで、2022年の出荷額は全国1位。相葉は兜などを見せてもらった。日光東照宮の造営に集められた職人が帰り道に立ち寄った越谷などの宿場町にそのまま定住する人も多かった。その人々によって伝統工芸が発達し、埼玉で甲冑作りに発展した。
埼玉は鯉のぼりも有名。江戸時代中期に和紙製の鯉のぼりをあげる文化が始まったと言われている。どんな環境でも元気に育つようにと言う願いが込められている。当時の鯉のぼりは和紙で傘などの職人が手掛けていた。加須市民平和祭では全長100メートルの鯉のぼりをあげる。
相葉がイチから鯉のぼり作り。鴻巣市の鯉のぼり職人、湯尻さんに教えてもらった。パソコンで下絵を整え、同じ大きさにプリントアウト。鉛筆で下描きをしてからスタート。耐水性のある着色剤で、コンパスで目玉の枠を描いた。続いてウロコやヒレを描き、グラデーションをつけてぼかしていった。
相葉がイチから鯉のぼり作り。目に色を入れ、顔の装飾に色付け。続いてウロコに水流を感じる器官、側線を入れる。感性を大事に、と願い側線を入れる鯉のぼりが多い。最後に金色で「マナブ」を入れた。
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相葉がイチから鯉のぼり作り。表面と裏面を中表にして重ね、鯉の形に裁断。工業用ミシンで縫製したら完成。
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行田市にある「秩父家」を訪れ、節句菓子「いがまんじゅう」の作り方を教えてもらった。ボウルに砂糖、ベーキングパウダー、水、小麦粉を混ぜ、生地をこねる。生地を小分けにして潰しこしあんを包んでいく。15分蒸したら粗熱をとり、まんじゅうを赤飯で包む。
「塩あんびん」の作り方を教えてもらった。浸水させた餅米をざるにあけ、約20分蒸す茹でた小豆に塩と水を加えて混ぜ、塩あんを作る。蒸した餅米を機械でついて餅にする。小分けにして広げたら塩あんを包む。塩あんびんは江戸時代中期に誕生し、埼玉県北部から東部で食べられている。砂糖が貴重だったことから塩を用いたと言われる。
機械でのみたらし団子作りを体験。ローラーでのばされた生地が型にはさまって分割され、串が刺さって丸くなる仕組み。炙ってからタレをつけてみたらし団子の完成。
手作りした鯉のぼりをあげる。7メートルのポールの先端に矢車をつけて立たせ、鯉のぼりをつけて引き上げる。矢車には幸せを呼び込むという願いと、魔除けの意味がある。
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相葉マナブレシピ本が発売中。