- 出演者
- バカリズム 杉原千尋
オープニング映像。
さらば・森田が紹介するのは「1000万円以上の大金を拾った人史」。1000万円以上を拾った人は1980年から現在まで30件。近い将来、誰しも大金を拾うチャンスがあるという。
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1980年、東京都・銀座の路上で1億円を拾った人がいる。持ち主は現れなかったため、拾った男性は1億円全てを手に入れた。1989年、川崎市の竹やぶの中から総額2億2000万円が見つかり現場は大フィーバーとなった。これは持ち主が現れ、拾った人は1割の謝礼1300万円と900万円を手に入れた。2億2000万円は脱税のお金で捨てたのは会社社長で国に払うよりは誰かに使ってほしいという思いだった。大金を拾ったら、24時間~1週間以内に届けて、持ち主が3カ月現れないと貰える、税金は払わないといけない。施設・電車などで拾った場合は24時間以内、道など公共の場所で拾った場所は1週間以内に届けないと、罪に問われる可能性がある。大金を拾ったときの重要なポイントは、どこで拾ったのか?その金がどんなお金なのか?大金拾得ビッグデータを作った。過去の30件中、9件が埼玉。
大金拾得ビッグデータによると、拾った場所は川・用水路が多い。埼玉県は県土に占める河川面接の割当が全国2位、水場が多い県。 過去に大金が見つかった1つの水路の上流をたどると白岡市にある柴山橋がある。
2004年には新紙幣が発行されたことから、2005年2006年に大金拾得事件が多発したと考えられる。次は2024年には新紙幣が発行される。来年は現金拾得ゴールドラッシュとなる。過去の統計から大金拾得が多かった月は1・7・9月だということがわかる。国税局が行う調査が8~12月といわれている。怪しいお金が理由でお金を捨てる人は8月より前に行うのではないかと考えると狙うは2024年7月。
研究発表後、日本中で次々と大金が拾われるニュースが報じられた。信濃川がある新潟県、河川と海に囲まれた広島・福山市のリサイクル工場で現金が見つかっている。
「電車で寝ていた女性がおじさんのよだれを吸うエピソード」の始まりを紹介。電車で座って寝ている女性の前で吊り革を持ってウトウトしていたおじさんのよだれが女性の手に直撃し、寝ていた女性は自分のよだれと勘違いしてなめて拭き取ったというエピソード。色んな人が語りすぎて誰のオリジナルエピソードかがわからなくなっている。直近で披露されたのは2019年7月9日の「ザ!世界仰天ニュース」。ある女性タレントがおじさんのよだれ吸いエピソードを語った。女性タレントに取材を依頼したが返事はノーコメントだった。2019年1月31日「じっくり聞いタロウ」でTKO木本が寝ていた女性おじさんのよだれ吸いエピソードを語った。木本にアンケートとるとマネージャーに教えてもらったとのこと。マネージャーに取材依頼するとノーコメントだった。2018年8月20日「5時に夢中!」にてダイアナ・エクストラバガンザが寝ていた女性おじさんのよだれ吸いエピソードを語った。なぜこのエピソードを語ったのか映像を見てもらったが「一切記憶にない」との回答だった。2014年のアメトーーク!でもある芸人がよだれエピソードを披露。いつどこで見たエピソードか聞くも返事はノーコメントだった。2013年12月20日に発売された漫画「ばくおん!!」では、立って寝ていた女子高生のよだれが前に座って寝ていた女の子の手に垂れ女の子が舐めるというエピソードがあった。2009年1月22日にはYahoo!知恵袋に女性おじさんのよだれ吸いエピソードが書かれていた。さらに遡ると1994年1月4日「ライオンのごきげんよう」でよだれ吸いエピソードが話されていた。
1994年1月4日「ライオンのごきげんよう」で女性おじさんのよだれ吸いエピソードを最初に話したのは磯野貴理子だった。スタジオの森田はこのエピソードは 誰が話してもウケるので今後落語のような存在になっていくのではないかと話した。
研究発表後、SNS上で磯野貴理子の発言よりも前に目撃したとい情報が多発した。
バカリズムが紹介するのは「2時間ドラマのサブタイトル史」。2時間ドラマは視聴率獲得の為、各局が模索し続けたサブタイトルを紐解く。2時間ドラマは1話完結の現代劇で主人公が事件の謎に迫るサスペンス。2時間ドラマは1977年にテレビ朝日で放送された「土曜ワイド劇場」から始まった。記念すべき初回のサブタイトルは「時よ、とまれ」。当時は90分枠だったが1979年に2時間枠に拡大された。他局でも続々と2時間ドラマがはじまる。ピーク時には週7本サスペンスドラマが放送されていた。1980年代には2時間ドラマ戦国時代に突入。土曜ワイド劇場はサブタイトルの長文化をはじめた。テレビ欄で興味を引くためにサブタイトルを長文化した。1982年には24文字、38文字などと長文になっていった。他局でも長文化されるようになった。1986年には長文化がさらにエスカレートし、40・50字は当たり前になっていった。さらに旅情ものが増えていく。2時間ドラマの舞台となった都道府県は全部。2時間ドラマに欠かせない要素はお色気。「土曜ワイド劇場」では積極的にお色気を取り入れていた。お色気要素で各局が争うことになる。
2時間ドラマに欠かせない要素はお色気。1980年代はお色気で各局が争っていた。土曜ワイド劇場では旅情とお色気をかけ合わせた、混浴露天風呂連続殺人シリーズをスタートさせる。サブタイトルは「混浴露天風呂連続殺人シリーズ4女子大生秘湯ツアー連続殺人!上州路に消えたヌードギャル」。1986年に放送された「混浴露天風呂連続殺人、湯けむりに消えた女三人旅、田沢湖から乳頭温泉へ」は視聴者28.6%(ビデオリサーチ調べ)。混浴露天風呂シリーズの最長のサブタイトルは114文字。2時間ドラマを脅かす存在が80年代後半に現れる。
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2時間ドラマを脅かす存在、トレンディドラマが80年代後半に現れる。トレンディドラマとは都会に生きる男女の恋愛やトレンドを描いた現代ドラマで旬な俳優陣が出演。2時間ドラマは引きのある言葉を詰め込んだサブタイトルをつけるようになる。サブタイトルに原作の発行部数、ロケスタイルまで載せるようになった。2000年代になると2時間ドラマ枠は続々と終了していく。2021年には2時間ドラマは絶滅してしまった。2時間ドラマ衰退の要因として考えられのは、コンプライアンス規制とマンネリ化。2時間ドラマのサブタイトルの平均文字数の推移をみてみると、開始当初は10文字ぐらいだったが、90年代で50文字を超え、2019年には最後のあがきをしているように見える。
2時間ドラマは流行も積極的に取り入れていた。1986年、ハレー彗星が地球に接近したときは「魔性の星野女蘇る、ハレー彗星連続殺人事件!」。1997年、援助交際という言葉が流行していたときには「当番弁護士3、金融業者殺しの無実を立証できるポケベル援助交際の女子高生を探せ」。2000年、二千円札が発行されたときには「混浴露天風呂連続殺人20、世紀末!リストラ刑事とパラパラ温泉ギャルのみちのく秘湯追跡!二千円札の裏に隠された美女の秘密」。2004年、白い巨塔が大ヒットした年には「女変装捜査官、芸者、ナース、仮面舞踏会の貴婦人、保険調査員…決死の七変化潜入捜査、白い巨大病院に渦巻く黒い殺意!」。2005年、マツケンサンバがヒットした翌年には「マツケンサンバが謎を解く!?…」松平健さんが主演でエンディングではマツケンサンバを踊っている。2時間ドラマこそが真のトレンディドラマだった。
私のバカせまい史の次回予告。
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私のバカせまい史が4月から木曜深夜24:25~にお引越しするとの告知。
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