- 出演者
- 森田哲矢(さらば青春の光) バカリズム せいや(霜降り明星) 杉原千尋
オープニング映像。
「不倫は文化」は不倫報道で囲み取材を受けた石田純一が言った言葉として話題になったが、実際は「不倫は許される?」という記者の質問に「いい音楽や文学っていうのは不倫からもできている」と答えていた。その言葉からスポーツ新聞は「何が悪い、不倫は文化」と見出しを付けた。今回バカリズムは言っていない名言史についてプレゼンする。
「ブルータス、お前もか」はユリウス・カエサルの名言とされているが、史実によると暗殺者の多さにカエサルは何を言うこともできないまま亡くなったと書かれている。シェイクスピアの戯曲「ジュリアス・シーザー」でセリフとして書いたことで定着した。「一本ではたやすく折れる矢も三本にまとめると折れない」は死の床に伏す毛利元就が3人の息子を呼び寄せて言った名言とされているが、実際は元就が死の床に伏しているとき長男の隆元はすでに死んでいた。「敵は本能寺にあり」は明智光秀の名言とされているが、史実の中に言った記録はない。頼山陽が日本外史で明智光秀のセリフとして書いたものが広まった。織田信長は豊臣秀吉をサルと呼んでいたとされているが、実際ははげねずみと呼んでいた。「パンがなければお菓子を食べればいいじゃない」はマリー・アントワネットの名言とされているが、実際はルソーが書いた自伝「告白」の中に登場するとある高貴な女性がジョークとして言ったセリフ。リンカーンは演説で「人民の人民による人民のための政治」と言ったが、セオドア・パーカー牧師の自著に書いていた言葉を引用したものだった。「日本の夜明けは近いぜよ」は坂本龍馬の名言とされているが、1970年頃に笑点の大喜利で林家木久扇が映画「鞍馬天狗」の嵐寛寿郎のモノマネで言ったセリフだった。そもそも鞍馬天狗も言っておらず、林家木久扇のオリジナルギャグが関係のない坂本龍馬の名言になった。ガガーリンはインタビューに「空はとても暗かった。一方、地球は青みがかっていた」と答えていたが、これを日本の記者が「地球は青かった」と名言っぽく要約した。川上哲治選手の名言として知られる「ボールが止まって見える」は、同じ時代に活躍した小鶴誠選手の言葉。小鶴選手の知名度が低かったため、川上選手の言葉として記事になった。
ハイジは「クララが立った!」ではなく正確には「クララが立ってる」と言っている。東京ラブストーリーでは「カンチ、セックスしよう」は正確には「ねぇ、セックスしよう」と言っている。
近藤真彦の「マッチでーす!」は本人発信ではなく、当時モノマネ芸人として活躍していた片岡鶴太郎が広めたもの。片岡は「ちょっちゅね」も広めた。「ダンカン馬鹿野郎」は松村邦洋、「ハンマーカンマー」はハリウッドザコシショウ、「おっす!オラ野沢雅子」はアイデンティティ田島、歌いながら鼻をほじる野口五郎の仕草はコロッケがが広めた。山本高広が織田裕二のモノマネで言う「ずっちーな」は東京ラブストーリーの1話で言っている。ホリが木村拓哉のモノマネで言う「ちょ、待てよ」はいくつかの作品で言っている。
ホリが木村拓哉のモノマネで言う「ちょ、待てよ」は5作品で言っている。バカリズムは名言のほとんどが言っていないが、それによって名前が広まり語り継がれる偉人も少なくないとまとめた。
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せいやは「お笑い第七世代」とは言っていない、ラジオでスポーツ選手とか各ジャンルで第七世代みたいなのがあったらいいなと言ったら誰かが「お笑い第七世代」にしたと話した。
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発表予定のラインナップは「座布団より金が欲しい!林家木久扇金儲け史」「目指せ!憧れと親近感の黄金比 庶民派ママタレ史」。
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