- 出演者
- 小峠英二(バイきんぐ) 炭山アキラ
今回はレコードの音色のヒミツを徹底解明。
オープニング映像。謎解き戦士!ガリベンガーV~フェニックスVer~.が流れた。
特別講師を務めるのはオーディオライターの炭山アキラ氏。蒐集したレコードは800~1000枚にのぼるが、「業界では少ない方。レコードをしまうため、マンションを借りる人もいますから」と語った。
炭山氏はレコードの魅力にジャケットの存在感、フィルムから出した時に漂う特有のニオイなどを挙げ、「日本産は品質がピカイチ」と話す。さらに、帯がついているのは日本盤のみ。アーティスト名や邦題など、日本人でもわかるように表記されている。
小峠英二は曲を飛ばせるサブスクと違い、レコードは針を落としたら最後まで聴くといい、炭山氏は「音楽に対する集中力が生まれる」と話す。最初はよくないと思った曲も、レコードで聴いているうちに良さを感じていくという。CDなどのデジタル音源は低音20Hz~高音20000Hzの間で録音されているが、レコードなどのアナログ音源の音域に区切りがない。
スタジオではアース・ウインド・アンド・ファイアーの「LET’S GROOVE」をCD、レコードとで聴き比べした。小峠は「レコードは音がダイナミック」、炭山氏は「レコードの方が弾ける」などと語り、山黒音玄は大音量で流したいと思ったのはレコード盤だという。
炭山アキラ氏はレコードの仕組みを概説し、「レコード盤の針の素材は何?」と出題した。正解は「ダイヤモンド」。現在は工業用人工ダイヤモンド。素材が柔らかいと、すぐに摩耗してしまう。
レコード盤の音溝を顕微鏡で見た映像が公開された。蓄音機に使われていたのは鉄針で、使うと摩耗してしまうため、頻繁に取り替える必要がある。小峠英二は行きつけにしている店に蓄音機が設置されているが、曲毎に針を取り替えていたのを思い出した。
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レコードを取り扱う際、音溝に手で触れないことは鉄則。手の脂、汗などからカビが発生してしまう。炭山氏はレコードのクリーニング方法を実演し、「新品のレコードでも音がよくなる」と語った。
スペンドールのスピーカー「A1」、「Classic 3/1」、JBLの「Stage A120」が用意された。「A1」は高音から低音までバランスよく音を響かせ、「Classic 3/1」は穏やかなサウンドを、「Stage A120」は臨場感のあるサウンドを特徴とする。
スペンドールのスピーカー「A1」、「Classic 3/1」、JBLの「Stage A120」が用意され、小峠らは聴き比べした。小峠、茜音は音が飛んできたという3品目に注目し、山黒は「2つ目は響きが大きくて優しい」と語った。レコード針、アンプやプレイヤーなどにこだわると、組み合わせは星の数ほど存在するという。
謎解き戦士!ガリベンガーVの次回予告。
「サクラミーツ」の番組宣伝。