- 出演者
- 竹内香苗 伊集院光
オープニング映像。
本日のテーマは「少子化でも絶好調 教育ビジネス」。解説の入山によると教育ビジネスの市場は十分だが、個性をいかす、自ら意思決定を行う人材を育てるなどの教育は世界から遅れを取っているのが現状とのこと。
探究学舎が目指すのは好きなことややりたいことが見つかるきっかけを与えることで、学校にはないオリジナル授業で子どもの好奇心を刺激しているそう。対面とオンラインの授業があり、一番人気の対面は2日間のコースで税込み3万9600円、オンラインは税込み月8000円で生徒数は全国に約1万人いるそう。代表の宝槻泰伸氏は情緒的価値をつくることが人間の役割などと話したが、その第一歩が驚きや感動の体験とのこと。また、子どもたちを熱狂させる授業は自治体からも注目を集め、小学校の教員に教え方の指導も行っているとのこと。
- キーワード
- アレクサンドロス大王探究学舎
伊集院は今の子どもが社会に出る頃には答えのある試験をクリアする人ではなく、好きなことを追求できる人材が求められるのではないかなどと話した。入山は今後感情労働の価値が上がり、今後は幸せを届けることがビジネスになってくるなどと話した。
高橋元さんは2022年12月に高校3年生で会社を設立し、ドローンを使った撮影やイベントの演出などを手掛けているそう。2016年にKADOKAWAとドワンゴが設立したN高等学校はオンライン授業で学ぶ通信制高校で、関連校と合わせると生徒数は約2万7000人に上る日本最大のマンモス校だそう。学び方は大きく2つあり、週に何日か選んで投稿する通学コースは学費が年間56万3000円から、ネットコースは年間6万3000円からで8割がネットコースを選択するそう。N高等学校の校長は周辺時間を短縮できるのがオンライン教育の良さで、子どもの中に新たな教育スタイルを求める素地があったなどと話した。またN高等学校では必修科目以外の課外授業が豊富でプロから直接学べるプログラムが揃っているほか、部活動にも力を入れているとのこと。
N高等学校の奥平校長がリモート出演。奥平がドワンゴに直談判したのがN高設立のきっかけだった。別の通信制に勤めていた奥平は通信制のシステムを使った面白い教育の可能性を感じていて、ドワンゴのような企業と組むことでもっと面白い新しい教育ができると思ったという。N高にはVRゴーグルを使った授業がある。社会の最先端に触れる学びを提供したかったという。入山章栄さんはN高についてコンテンツに多様性があって子供が自分の好きなものを見つけることができる。さらにメンター制度で子供をサポートしていることを評価した。教員は分業制度を導入している。N高は必修ではなく任意の授業で色々なことにチャレンジできる仕組みだという。現在の日本教育の課題を質問された奥平は、自由な時間を増やしたらどうかと自由選択で学べる教育を提案した。
伊集院光は高校中退がコンプレックスだった。日本史と古典が苦手だったが、落語家になったらやりたくて勉強したという。高等学校卒業程度認定試験を受けて通信制の女子大に入れば面白いと語った。
- キーワード
- 高等学校卒業程度認定試験