- 出演者
- 竹内香苗 伊集院光
オープニング映像。
本日のテーマは「その手があった!?駅周辺の空間利用ビジネス」。現在、鉄道各社がコロナ禍での鉄道利用者減少などを背景に鉄道以外のビジネスを積極的に行っているという。
埼玉・さいたま市のスーパーには前年の約2倍を売り上げ鮮度抜群と話題の商品がある。それはLEAFRUと呼ばれる野菜のブランド。おしゃれな箱に入れられたパクチーやバジルなどハーブ野菜が並ぶ特設コーナーが作られている。実はこの野菜たち、全て鉄道の高架下で生産されている。
スーパーに並んでいた新鮮野菜はスーパーからわずか5分の場所にある鉄道高架下で生産している。広さ100平米の敷地内でレタスやバジルなどを育てている。太陽光は使わず、LEDのみで育てることができる。採れたてを近隣の店に運べるため、鮮度の高い旬のレタスを味わえる。この場所を選んだ理由は、野菜の育てられない地域で栽培実験を行ってきて、その技術を活かせるのが高架下であると気づいたためだという。高架下の土地を提供しているジェイアール東日本都市開発にも大きなメリットがあるとのこと。
伊集院光は「高架下だと倉庫にするにしても危険な物は置けないし、いいアイデアですね」などとコメントした。
駅周辺への空間利用ビジネス。駅ホーム上のサービスを作った日本初のサービスがある。西国分寺駅のホーム上珍しい施設がある。あおいクリニック 駅ホーム西国分寺だ。面積は33平方メートル。通常の3分の1ほどの広さ。皮膚科、耳鼻科、婦人科の医師の診断を受けることができる。オンラインsん量の医師から依頼をうければこの場所で検査をすることも同時に可能となる。診療時間は8時から20時。通勤通学前や帰宅時に利用できる。若めの世代が受診しているという。20代から50代が85パーセント。広範囲から利用者が訪れるという。誘致した東日本旅客鉄道も期待を寄せている。鉄道利用者は減少しているという。東日本旅客鉄道は駅での医療サービス拡充に力を入れている。自治体の60パーセント以上で病院の維持が困難になっている。東日本旅客鉄道は地域の医療格差という社会課題に取り組み、駅の利用者拡大を目指している。東日本旅客鉄道の松尾さんに駅開発の今後について解説してもらう。
かつては駅のホームといえばきしめんか蕎麦かKIOSKだった。駅にある病院などは、時差通勤に便利だ。仕事のために病院に行くことを諦める人は多い。ホームに床屋さんがあってもいいと伊集院さんが言う。駅のホームに病院があることのメリットは多い。継続して通いやすい。JR東日本はスポーツジムも経営している。健康領域に入っている。駅中心で完結できるものを作っている。駅とフィットネスの融合などは習慣づけに使えるという。栃木県の那須塩原駅に、エキナカ子ども食堂がある。オンライン英会話をやっているという。燕三条駅内には、こうばの窓口という県外メーカーと地場企業をつなぐものづくりの総合窓口がある。地域産業の活性化を目指している。JR東日本は、1日1500万人の鉄道利用者との接点があるという。接点を提供できることがJR東日本の強みだとのこと。鉄道会社はとても特殊な不動産業だ。工夫次第で新しいビジネスが作れるという。伊集院さんは染み抜き屋があるといいとのこと。
伊集院光さんはこの番組の影響でバイトをはじめたという。レンタルのモバイルバッテリーがあり、多く扱っている店から少ない店に移動させると1本につき50円もらえるとのこと。それを行なっているという。ウォーキングの励みになるという。ホリプロにはマージンは払わないという。
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