- 出演者
- 渡辺和洋 斉藤舞子 塚越健司 杉崎朋子
オープニング映像。
オープニングの挨拶。今回は【8兆円市場に拡大か 縦型ショートドラマの今】。
9月13日放送の「はやく起きた朝は…」に寄せられた視聴者からのコメント「彼女たちの目線が優しいので心がほっこりする」などを紹介。
- キーワード
- はやく起きた朝は…
9月14日放送の「すぽると！」に寄せられた視聴者からのコメント「アナウンサーの話す時間が少ない」などを紹介。
- キーワード
- すぽると！
9月15日放送の「明日はもっと、いい日になる」に寄せられた視聴者からのコメント「助けを求めながら子育てする必要性を強く感じた」などを紹介。
- キーワード
- 明日はもっと、いい日になる
第34回FNSドキュメンタリー大賞ノミネート作品 『当事者たち。 －フジテレビ入社4年目の記録－』の番組宣伝。
- キーワード
- FNSドキュメンタリー大賞
縦画面で制作された1から3分程度のドラマである縦型ショートドラマの市場は日本で約1530億円規模、世界では2029年に約8兆7000億円規模となるとされている。FODショートでは総再生数1000万回超を続々配信している。そんな縦型ショートドラマの魅力に迫っていく。
学習院大学非常勤講師の塚越健司、フジテレビ FOD事業部長の杉崎朋子がゲストに登場。塚越らは縦型ショートドラマは中国でブームとなり、日本でも徐々に火がついてきたところであり、来年には1500億円規模の市場に成長する見込みで、知らずに拡大していると感じる人も多いハズなどと明かした。塚越は現代は縦型のスマホの画角になれていて、SNSでのショート動画を長時間視聴し続ける人も多く、学生世代では縦型で情報が定まったものに慣れ親しんでいて、縦型ショートドラマは人が立っている構図が一番しっくり来ているなどと伝えた。塚越らはスマホ世代の人達はショート動画が面白くても次が気になり直ぐにスワイプし、結果としてタイパ重視な世代となっており、1日に100本近いショート動画を視聴することが習慣となりテンポ良くスワイプすることが一種の快楽になっているなどと解説した。杉崎らは縦型ショートドラマでは画角が狭く映る範囲が少ないためコストが下げられるメリットがあり、その分新しいチャレンジがしやすい環境になっているなどと明かした。
杉崎は中国でマーケティングした結果、3つのポイントを重視して縦型ショートドラマ制作をしているとし、1つ目のポイントは「斬新で魅力的な世界観」であり、変わり者のサラリーマンとその上司を描いた「サラリーマン山崎シゲル」では総再生回数は1000万回を超え、シュールな画作りが見る人が見るとハマり、ターゲットを絞れるのも縦型ショートドラマのメリットなどと伝えた。杉崎らがFODショートを視聴する場合の手順を解説した。
- キーワード
- FOD SHORTサラリーマン山崎シゲル
杉崎は縦型ショートドラマ2つ目のポイントは「視聴者をくぎ付けにするテンポ感」だとし、縦型ショートドラマの場合はどのような環境で視聴していても没入しやすく、テンポ感が重要となり、幼稚園児の三角関係を軽妙なテンポ感で描いた「おままごと～結婚は人生の墓場ですか？～」では総再生回数1000万回超となり、意図的に一つ一つのカットを短くしたなどと伝えた。杉崎はFODショートでは10話まで無料視聴でき11話からは課金視聴となるため制作サイドは10話の最後のシーンをどうするかを非常に拘っており、「おままごと～結婚は人生の墓場ですか？～」の10話は主人公と女の子が一緒に暮らすことになるという波乱の展開になっているなどと明かした。塚越らは縦型ショートドラマでは効果音を効果的にしておりテレビドラマをよりデフォルメしてテンポを良くしているなどと説明した。
杉崎は縦型ショートドラマ3つ目のポイントは「一瞬で理解できるわかりやすさ」だとし、1話・2話が最大の離脱ポイントになるため理解しやすい構成にしすることが重要で、財産を乗っ取られてしまった大企業のお嬢様が復讐を果たすために過酷な運命に立ち向かっている「宇宙財閥令嬢の下剋上」ではわかりやすいカットが多いなどと伝えた。塚越らは視聴者の目が肥えてくるとまたこのパターンかと思われないために逆にオチがなかったり、感情が動かない作品が求められる可能性があるなどと説明した。
- キーワード
- FOD SHORT宇宙財閥令嬢の下剋上