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手塚理美が岡山県の備前へ。日生港は穏やかな瀬戸内の海で盛んに行われてきたのは牡蠣の養殖。日生の牡蠣は一年で大きく育つ若い牡蠣で、身に弾力があり大粒なのが評判。港にある直売所を訪ねるとおおぶりの牡蠣が販売されていた。さらにカキフライソフトの味に手塚は牡蠣が美味しいと答えた。
オープニング映像。
日生市にやってきた手塚。お好み焼きオレンジハウスにやってきたが、大きな牡蠣を使用した好み焼きを食べることに。味の感想に美味しいと答え生地がふわふわで重たくないと答えた。また日生諸島には備前♡日生大橋が完成し気軽に行き来できるように。次に鹿久居島にやってきたがかつて人々が暮らしていた。その原始的な生活を体験できる宿泊施設のまほろばがある。手塚も昔の人が着ていた衣装を身にまとい島探検へ。海岸には古来の土器の破片があり、手塚もそれを拾った。
次に手塚は竪穴式住居へ。その中で当時の人が行っていたまいぎり式という火起こしの方法を学んだ。次に向かったのは山間部の備前焼の里の伊部地区へ。天津神社は平安時代には生産が始まり、戦国時代には茶道の道具として愛された。次に備前焼 陶吉にやってきたが、ここは釉薬を一切使用しない備前焼はその後の味わいをいかした素朴な焼き物を製造し販売している。手塚はその焼き物と触れ合った。
手塚は備前にある備前焼の作家へ。平川忠さんは備前焼作家だが700年前の備前焼を手塚に紹介。優れた機能を紹介した。また平川さんは備前の山々を歩き、中世の陶工が使っていたであろう土を発見した。流紋岩は備前市周辺に広く分布し、粘土のもととなる岩石。30年以上に渡る調査研究で平川さんは、中世の釜の復元に着手し改良を重ね新たな釜を完成させた。手塚はその中に入り落ち着くと答えた。さらに吉永町にやってきた。ここでは田倉牛神社大祭が毎月1月5日に開催。田倉牛神社は農耕の神を祀る神社で、手塚は早速境内を目指し階段を歩いたが、神座には備前焼きの牛が20万体以上。農耕が盛んだった頃に暮らしを支えた牛の健康を願って参拝者が奉納するように。手塚は一年間その備前焼の牛を一体借りると守られると聞いて、きれいだと感じた火襷の牛を選んだ。
エンディング映像。