- 出演者
- 江原啓一郎 片山美紀 宮崎あずさ 黒田菜月
オープニング映像とオープニングの挨拶。
気象庁によると日本付近は冬型の気圧配置となっていて上空には寒気が流れ込んでいるため長野県や関東北部で断続的に雪が降っている。午後5時までの24時間に降った雪の量は長野県白馬村で23センチ、栃木県那須高原と群馬県みなかみ町藤原で16センチなどとなっている。午後5時の各地の積雪は群馬県みなかみ町藤原と長野県小谷村で1メートル24センチ、長野県白馬村で87センチ、群馬県草津町で45センチと長野県では平年を上回っているところもある。あす朝にかけて長野県と関東北部では局地的に雪が強まって大雪になるおそれがありあす夕方までの24時間に降る雪の量はいずれも多いところで長野県で40センチ、関東北部で35センチと予想されている。気象庁は積雪や路面の凍結による交通への影響に十分注意するとともに雪崩にも注意するよう呼びかけている。また、日曜日は本州の南岸を低気圧が通過する影響で関東で雪が降るところがある見込み。東京はきょう夕方の予報では雨か雪となっている。関東南部の雪の予報は低気圧のコースや寒気の状況などによって大きく変わりうるので最新の予報を確認するようにしてほしい。
あさってから東京と神奈川の私立中学校で入試が始まる。私立中学校も公立中学校もこれからの時代を生きる子どもに必要な学びやカリキュラムは何なのか、模索を続けている。東京・港区にある私立の中高一貫校「山脇学園中学校・高等学校」でこの日、中学3年生を前に行われたのは大学教授による国際政治の出張授業。テーマは軍事力と核兵器について。中高一貫校と大学が連携して学びを提供する高大連携という取り組みの1つ。今、多くの中高一貫校で盛んに進められている。学校は早めに生徒の興味を引き出し進路選択に役立ててもらいたいと医学や工学、国際などの分野を強みとする6つの私立大学と連携協定を締結した。大学の施設で高度な実験を体験したり、大学生と講義に参加するなどして進路を少しずつ具体化させる。将来を考えるきっかけにするのはもちろん、本人の希望や成績しだいではその大学に進学することも可能だ。
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- 山脇学園中学校・高等学校港区(東京)
東京・渋谷区では去年春から区立すべての小中学校で毎日、午後の授業を探究という授業に充てている。先行き不透明な時代だからこそみずから問題を見つけ解決する力を身につけてもらうねらいがある。フルートを演奏する生徒。探究学習のテーマに選んだのはフルートは基礎練習を繰り返すことで本当にうまくなるのか。一定の大きさで長く音を出す練習を実践し、音量をグラフ化し、大きな音を出し続けられるようになるか調べている。この生徒がテーマにしたのは鉄道模型。将来、鉄道関係の仕事に就きたいと模型で渋谷駅を作っている。構造を学ぶ中で、利用者に配慮して設計されていることに気付いた。教員もサポートはするが探究が思うように進まなくても答えを見いだせなくても試行錯誤の過程にこそ価値があるとしている。区は探究に多くの時間を割くためほかの教科の時間を1割減らした。学力の低下を懸念する声もあったが学力の低下は見られず基礎知識を応用する力などが伸びてきているという。
関東の気象情報を伝えた。
房総半島で駆除された野生動物を芸術作品にするアート展が開催されている。このアート展の仕掛け人、大阪谷未久さんは去年、千葉県館山市でレザー工房を設立した。大阪谷さんが作る革製品の材料となっているのが、駆除された野生動物の革。中国などに生息する鹿の仲間で特定外来生物のキョンの皮は「マシュマロのような触り心地」と話していた。製品作りにはこだわりが詰まっている。染色には天然の染料を使用しており、スマホケースやブックカバー、小物入れなど製品は30種類以上に及ぶ。野生動物ならではのかすり傷もそのまま生かしている。車の運転用の手袋も製作した。房総半島では今、野生動物による農業被害などが問題となっている。キョンは20年ほど前、千葉県内の観光施設から逃げ出し野生化。年々増え続けて今では8万頭以上が生息していると推計されている。駆除された動物の革を活用する取り組みのきっかけはボランティアで訪ねた農家との出会いだった。動物被害や人口減少など地域が抱える問題を知った大阪谷さんは4年前、都内の勤め先を退職し南房総へ移住。2年間、革製品作りを学びレザー工房を開いた。地域の課題を多くの人に知ってもらうために百貨店でワークショップを開いたりアート展を開催したり精力的に動き回っている。さらに大阪谷さんは空き家を購入し、皮の加工や保管に使うほかワークショップ体験や農業体験の拠点にして人が集う場所にしたいと考えている。大阪谷さんの革製品は、県のふるさと納税の返礼品になったり地元のホテルで使われたりとか活動を後押しする輪も広がりつつあるという。
ロシアによる軍事侵攻を受けているウクライナの公共放送の幹部などが来日し埼玉県川口市にあるNHKの施設で映像を保管する方法について研修を受けた。川口市のNHKアーカイブスセンターを訪れたのはウクライナ公共放送のアーカイブ担当の幹部など15人。ウクライナ公共放送はウクライナの歴史や文化を記録したフィルム3万点以上を保有している。しかしロシアによる軍事侵攻で首都キーウのテレビ塔が攻撃されるなど保有する映像が失われるおそれがあるという。担当者らは映像を保管する方法について研修を受け映像の内容ごとにフィルムを仕分ける方法や温度と湿度を一定に保って風通しをよくすることでフィルムを長く保管できることなどを学んでいた。ウクライナ公共放送のアーカイブ責任者、タイーシャ・トゥルチンさんは軍事侵攻によっていつ何が壊されるか分からない中、存在していた証しとなる映像を大切に保管することの重要性を痛感している。日本で学んだことをウクライナでも実践していきたいと話していた。一行はJICA・国際協力機構などの仲介で来日していて来月6日までNHKで研修を受ける予定。
神奈川県海老名市で先月29日、自宅で小中学生のきょうだい3人を殺害したとして49歳の母親が逮捕された。警察の調べに対し子育てで悩み子どもたちと一緒に死ぬつもりだったなどと供述している。事件を受けて市の教育委員会は子育てに悩む保護者への支援を強化することをきょう発表した。教育委員会に子育て支援チームを新たに設置し学校などと連携して保護者や家庭への支援を強化するとしている。また逮捕された母親が長男が通っていた小学校のスクールカウンセラーに子育ての不安について相談していたことでカウンセラーなどを2人増やすという。このほか子育てに悩む保護者の児童については学童保育クラブで一時預かりも実施するという。
ことし3月に行われる千葉市長選挙に新人で元千葉県議会議員の寺尾賢氏が共産党の推薦を受けて無所属で立候補する意向を表明した。寺尾氏は48歳、2015年から千葉県議会議員を1期務め現在は共産党県中部地区委員長を務めている。今回の選挙は共産党の推薦を受けて無所属で立候補するという。物価高騰対策としてすべての市立の小中学校などで給食費を無償化し市内の中小企業に10万円を支給するなどの公約を掲げると明らかにした。千葉市長選挙にはこれまでに現職で2期目を目指す神谷俊一市長が自民党、立憲民主党、国民民主党のいずれも県連の推薦を受けて立候補を表明している。千葉市長選挙は3月2日に告示され千葉県知事選挙と同じ3月16日に投票が行われる。
きょうは港区や世田谷区、江戸川区などに特殊詐欺の電話がかかってきている。先月、千葉県習志野市に住む60代の女性の自宅に息子を名乗る者から「友人らを代表して仮想通貨を購入したが、携帯電話がウイルスに感染して情報が漏れ迷惑をかけた」と電話があった。相手は続けてこう言った。電話の調子が悪いのでこのあとはSNSでやり取りをしよう。その後、SNSの通話機能を使って「口座が凍結されて支払いができないのでお金を貸してほしい。お金は郵便受けに入れておいて」と言われ、話を信じた女性はいわゆるたんす預金から現金300万円を郵便受けに入れてしまいだまし取られてしまった。家族を名乗ってうその電話をかけるオレオレ詐欺。典型的な特殊詐欺の1つだが、電話の調子が悪いなどとうそを言って新たな番号やSNSでの連絡を求めることがある。たとえ相手が家族を名乗ったとしても電話でお金の話が出たら詐欺の疑いがある。以前から知っている番号に電話をしたり警察に相談してほしい。
墨田区の山本亨区長はきょう記者会見し新年度令和7年度から区立の学校に通う中学3年生の修学旅行のほか小学6年生の移動教室にかかる費用について保護者の所得にかかわらず無償化する方針を明らかにした。物価高の影響で保護者の教育費負担が重くなり費用が賄えずに参加できない子どもがいることなどを踏まえて決めたということで修学旅行については8万円、移動教室については4万円を区が負担するという。東京23区では葛飾区も新年度から修学旅行などを無償化するとすでに明らかにしている。
来月17日から所得税などの確定申告の受け付けが始まるのを前にパリオリンピックで金メダルを獲得した千葉県八千代市出身の角田夏実選手がインターネットで申告できるe-Taxをスマートフォンで体験した。角田が専用のサイトにアクセスして模擬体験用の源泉徴収票をスマートフォンのカメラで読み込むと給与などの金額が自動入力され5分ほどで操作を終えた。
埼玉・蓮田市の平野小学校で小学4年生が自分たちで育てた大豆を使ってみそ造りに挑戦した。まず子どもたちは大豆を袋に入れて潰しボウルの中で塩やこうじと混ぜ合わせた。混ぜ終わると500グラムずつ容器に詰めていった。みそは秋までにできる見通しで子どもたちが5年生のときにみそ汁を作って味わう予定。
千葉県中南部の君津市にある周南中学校から市のキャラクターのきみぴょんとともに中継。この中学校には「松本ピアノ」と呼ばれる貴重なピアノがある。「松本ピアノ」は戦前の国産ピアノ製造のれい明期に君津市出身の松本新吉さんが創業したピアノメーカーになる。やわらかく甘い音色はスイートトーンと呼ばれ、かつて日本3大ピアノメーカーの1つとして名をはせた。ここのピアノは2007年から5年かけて音が出なかったピアノを3代目の松本新一さんとともに生徒さんたちがピアノを修復した。2月15日、周南中学校の体育館で松本ピアノレクチャー&コンサート行われる。
関東の気象情報を伝えた。
きょうの伝えた内容を紹介。NHKニュース7の番組宣伝。