- 出演者
- 榎並大二郎 堤礼実 上中勇樹 松江英夫 海老原優香 今湊敬樹 馬渕磨理子
オープニング映像。
海老原アナウンサーが挨拶した。
国会で初の所信表明演説に臨んだ石破総理大臣。新たな経済政策も示された。反省から始まった石破総理の所信表明、石破総理は政治資金の使い道などについて、「透明性を持って国民に公開することを確立しなければならない」と強調した。野党の受け止めは冷やか。こうした中、石破総理は今朝の閣議で「物価高の克服」「日本経済地方経済の成長」「国民の安心安全の確保」の3本を柱とする経済対策の策定を閣僚に指示。低所得世帯向けの給付金や地域の実情に応じた重点支援地方交付金などを盛り込む他、能登地域など自然災害からの復旧復興や防災対策の抜本的強化避難所の環境整備などを進める方針。衆議院総選挙後速やかに経済対策を決定し、補正予算案を国会に提出する考え。
このニュースについて経済アナリスト・馬渕磨理子が解説。今日の石破総理の所信表明演説を、特に経済の視点から見てどのように受け止めているか。「所信表明演説は、岸田路線の継承を色濃く印象づけたものとなった。総裁選の決選投票で岸田前総理らが石破さんを支持したこと、総選挙は株高でなければ厳しいという認識があるので、足元の株価や為替対策に手を打ったよう」。経済対策の3本の柱を挙げているが、これについてはどうか。「これは2つ目の日本経済、地方経済の成長に注目している。石破総理は地方創生交付金の倍増を表明している。日本の需給ギャップは昨日出た日銀のデータではマイナス。需要が足りていない数計なので、予算を組んで経済対策を打つこと自体に問題はない。ただし、地方創生や地域活性化をスローガンとする国の政策は実はゆうに60年以上議論を続けていて、今までのやり方では答えが出ていないことが分かっている。予算を単純に倍増したとしても、どこに効果が出たか分からずに消えていくことになりかねない。日本は販売する前の製品、サービスにこだわって、95％の完成度を100％にすることに注力しているが、大事なのは85％でも前に進んで売る。そして不具合があれば進みながら微修正するということ。今回の地方創生の文脈でも、日本の食や観光などの付加価値を高めていくという議論がメーンになっているが、これは地方の素晴らしい素材を95％から100％にしていくという議論にとどまっている。そうではなくて、どこにPRしてどう販売してどう稼ぐのか、ここの出口の設計というところが鍵になってくると思う」などと話した。
米国・バイデン大統領は3日、イランによるミサイル攻撃を受けてイスラエルがイランの石油施設を報復攻撃するのを支持するか問われ、協議しているところだと述べた。発言の真意は分かっていない。その後、バイデン氏は記者団にイスラエルに石油施設を攻撃しないよう促したか問われると公の場で交渉はしないと明言を避けた。こうした発言を受け原油価格が一段と上昇している。ニューヨーク市場では代表的な先物価格の上げ幅が5％を超えて急騰した他、東京市場でも中東産の先物価格がおよそ1カ月ぶりの高値水準をつけた。年内に補助金が期限を迎えるガソリンや灯油の価格への影響が懸念される。
ドコモグループやYKK APなどは、今日、一人暮らしの高齢者などを見守る業界横断のプラットフォームを発足させたと発表した。つまづくことによる転倒の他、脳卒中や心筋梗塞による意識障害の多くが家などの生活空間で発生しているとして、まずはレーダーで転倒を検知するとドコモが持つ通信技術などで連絡や通報を行い早期の搬送につなげる仕組みを展開する。現在は病院や介護施設、住宅で実証実験を進めていて来年度のサービス開始を検討している。
デロイトトーマツグループ・松江英夫氏が解説。今回の発表について松江氏は「背景には高齢化とともに一人暮らしの老人が20年前に比べ2倍になっている現状がある。」などとコメント。見守りサービスには多様な種類があり、電子機器の使用量で異常に対応するパターンや、健康データによる遠隔管理といったサービスもある。また対話型ロボットによる認知機能低下を防ぐ効果や、定期的な訪問などで色々な方が関わる取り組みも始まっている。松江氏は「これらの個別の取り組みをいかにつなげて事業者と連携できるかがカギ。」などとコメントした。
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セブン＆アイ・ホールディングスは、上場を検討しているイトーヨーカ堂などスーパー事業の一部株式について早期売却を視野に検討している。企業価値を向上させることで、カナダのコンビニ大手からの買収提案に対応する狙いがあるとみられる。また、セブン銀行の株式を一部売却することについても検討している。
今月14日に開業を迎える長崎スタジアムシティは、大手通販会社のジャパネットグループが主導し、総工費1000億円以上をかけ建設した巨大複合施設。客席からピッチまでの距離は日本最短となる5m、約2万人が収容出来るPEACE STADIUMは、V・ファーレン長崎の本拠地として使用される。サッカースタジアムを主軸に展開するジャパネット流の地域創生の形の1つは、試合がない日でも人が集う空間づくり。席を可変型にしたことでバスケの試合だけでなく音楽イベントなど様々なシーンに対応するアリーナに、ワークシーンに応じて働く場所を選択できるオフィスビル、ブルワリーでは日本初となるサッカースタジアムで醸造されたクラフトビールが提供される。宿泊施設ではベランダからピッチを望むことが出来る。また、設置された家具や家電などはジャパネットで購入が可能。備品の一部もスタジアムシティに移転したジャパネット唯一の直営店で販売される。
長崎スタジアムシティについて松江英夫は「非日常×日常に大きな可能性を感じる。これからあらゆる地方で、地域固有の非日常の空間に対して日常を掛け合わせることで希少価値にしていく展開を期待したい。」、海老原優香は「以前ジャパネットの高田社長に伺った際、長崎を本気で変えたいなどと話していたのが印象的だった。」などと話した。
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それぞれの”勝負の10月”最新情報。
EU＝ヨーロッパ連合は4日中国製のEV＝電気自動車に対する追加関税案を採決し加盟国から必要な支持を得たと発表した。現地メディアによると追加の関税率は最大35％で従来の10％の関税に上乗せされる。ただ、EUは中国との交渉を継続すると表明していて、最終的な課税方法が変わる可能性がある。
重い腎臓病で尿が作れないポッター症候群の胎児2人にブタの腎臓を移植する手術の計画書を東京慈恵会医科大学などのチームが学内の審査に提出した。早ければ来年度中に国に手術の申請をしたいとしていて実現すれば国内で初めて。
メジャーリーグは地区シリーズの組み合わせが決まった。大谷にとっては初めてのポストシーズンとなる。
勝った方が地区シリーズに進めるブルワーズとメッツの一戦は7回にブルワーズが先制する。しかしメッツのアロンソが劇的な逆転3ランを放ちメッツが勝利した。
MLBポストシーズンの対戦カードが伝えられた。中でもジャッジを筆頭に打線が強みのヤンキースと先発防御率全体2位で守備の堅いロイヤルズの矛盾対決に注目。
ナ・リーグの注目カードはパドレスとドジャースのマッチアップ。あさってから始まる地区シリーズ。ドジャースは山本由伸の登板予定を第2戦から第1戦に変更した。山本にとってパドレスは相性の悪い相手、今年3月韓国で行われたメジャーデビュー戦で打ち込まれるなど2試合で防御率12．00。重要な一戦でうっぷんを晴らすピッチングを見せるのか注目。大谷翔平は対パドレスで打率3割2分6厘、ホームラン1本7打点の成績を残している。
地区シリーズドジャース対パドレス。初戦の先発はドジャースが山本由伸。パドレスがD.シース。山本は元々第2戦の予定だったが、5戦でも登板できる見込みがあるため変更されたという。パドレスは2戦目にダルビッシュ有が先発予定。
NBA入りを目指す河村勇輝がチームのトレーニングキャンプ最終日に参加した。この日は自身の背番号である17をつけて練習する様子をメディアに初公開。今回のキャンプではオールスターに2度出場しているジャモラントとも練習。英語力に関しては今でも猛勉強中だそう。河村は明日、本拠地に戻り7日のプレシーズンマッチへ。
Bリーグでは長崎とSR渋谷の開幕戦。馬場雄大とホーキンソンの日本代表対決となったが、76-68で勝利したのは馬場擁する長崎だった。