- 出演者
- 榎並大二郎 堤礼実 今湊敬樹 馬渕磨理子
オープニング映像。
オープニングの挨拶。
石破首相は参院選敗北後も続投の意向を明らかにした。自民党内で批判の声が強まる中、閣僚からも発言が相次いだ。小泉農水相は「比較第1党という表現を総理も幹事長もしているが、与党過半数の目標を達成できなかったことを重く受け止めるべき」、岩屋外相は「進むも地獄、退くも地獄だが、国家国民のために前に進まなければならない」などと述べた。一方、高知県連は石破首相の退陣要求申し入れを決定した。自民高知県連副会長・尾崎正直衆院議員は「1~2ヶ月後に退陣するのでその間に総裁選をやるなどすれば空白を作ること無く新政権を立ち上げられる」、鈴木英敬衆院議員は「選挙の審判を軽視している。早急に判断いただきたい」(SNS)、山田宏参院議員は「大敗の責任を総理が速やかにとることが先」(SNS)などと批判、さらに山梨県連青年局も石破首相の辞任と執行部の刷新を申し入れることを決めた。自民山梨県連・臼井友基青年局長は「石破体制が続くこと自体が政治の停滞する象徴そのもの」と述べた。栃木、茨木の県連も退陣要求を決めるなど石破おろしの動きが地方組織で加速している。
石破総理は自民党の麻生最高顧問、岸田前首相、菅元首相とあす面会する方向で調整に入った。
参議院選挙後の日経平均株価は一時4万円台を回復したが、売り買いが交錯した。岩井コスモ証券では社員が対応に追われていた。石破首相の続投表明で政権不安定化への懸念が和らいだとの受け止めが広がった。しかし午後になると利益確定の売りが加速、市場関係者は「政局や政策への先行きの不透明感が続いているため徐々に売りが広がった」と指摘している。現在の日経平均株価と為替を伝えた。
参議院選挙を受けての市場の反応について経済アナリスト・馬渕磨理子は「自公の過半数割れは株式市場にとって想定の範囲内。マーケットは政治の安定を好む。与党大敗により40議席未満で株安、円安、債権安のトリプル安が起きると懸念されていたが、今回はその手前で踏みとどまった。少数与党が野党の意向を受け入れて柔軟性が生まれる可能性もある。消費活性につながる家計の支援策、現実的な成長戦略が期待される。実現の可能性は順に現金給付、ガソリン減税、所得減税、消費減税。消費減税は財政規律の緩みに繋がり長期金利の上昇に繋がる恐れがある」などと解説した。
日米の関税交渉のためアメリカを訪問中の赤沢経済担当相。政府はラトニック商務長官と会談し「率直かつ突っ込んだ議論が行われた」と発表した。ベッセント財務長官との会談も模索している。トランプ政権による相互関税の引き上げが来週金曜日にせまる中、閣僚間で合意への道筋を示せるかが焦点。
関西電力は福井・美浜原子力発電所で東日本大震災で中断されていた原発新設に向けた地質調査を再開すると明らかにした。関西電力・森望社長は「資源が乏しい我が国において原子力が将来にわたり役割を果たすことが重要」などと述べた。新設が実現すれば、福島第一原発事故後初の新設原発になる。一方、関西電力の原発にたまりつづける「使用済み核燃料」については、再処理工場の完成延期や中間貯蔵施設の建設地未定など根本的な打開策が未だ見えていない。
情報経営イノベーション専門職大学の特別授業にフジテレビ・清水賢治社長と実業家・堀江貴文が登場した。このなかで堀江は「AIの進化はすごい。新しい使い方を覚えるだけで利用効率が上がる」、清水社長は「新体制の目標として全社にAI活用を呼びかけた」などと話し、今後の事業にAIを積極的に利用していく方針を示した。堀江も自身経営のラジオ局での番組制作でAIを活用していることに触れ「人間はいらない」と指摘、一方清水社長は「良いものを選ぶのには人間が必要なのではないか」と述べた。
ロシアとウクライナの直接交渉が今月23日にも行われる見通し。実現すれば6月に続いて3回目となる。アメリカ・トランプ大統領は「ロシアが50日以内に停戦に応じなければ制裁として関税を発動する」と発言しており、実質的な停戦につながるかが焦点となっている。
パシフィコ横浜の広い施設内を掃除する自動清掃ロボットに電子決済が可能なカプセルトイやベビーケアルーム。これらの電力はこの施設で作られている。年間1000件を超えるイベントが行われ480万人以上が訪れる。施設では照明のLED化などによりエネルギー使用量の削減に努めている。昨年度にはエネルギー使用によるCO2排出量の実質ゼロ化を実現するなど脱酸素を目指してきた。日本の太陽光発電の導入は2014年をピークに横ばい。その可能性を広げるために新たな挑戦を行っている。国内初の太陽光発電ガラス「後付けサンジュール常設によるエネルギーの創出。屋内の窓際に設置するため、施工時の大規模な改修工事やガラス交換が不要に、この施設の場合施工費や工期が約5分の1程度に抑えられたという。サステナビリティーを身近に感じてもらいたい、脱炭素に向けてチャレンジし続けるパシフィコ横浜。持続的な社会貢献を目指したいという。
日本総合研究所チーフスペシャリストの村上芽さんの解説。太陽光発電の可能性を広げる取り組み。既存の建物に後付けできると環境面でも経済面でも負荷が小さい。電気をどの程度消費するか想定しやすく事業計画が立てやすい。新たな技術への理解が促進される。セブンイレブンでは店舗の屋根の上で電気を作るという取り組みを進めている。次世代型の太陽光発電の技術としてはペロブスカイトという特殊な結晶を使った薄型の太陽電池などがある。建物の壁などに太陽光発電を付けることができる。選ばれるCO2ゼロ施設の魅力や競争力となる。
農林水産省は全国のスーパーで販売された5kgあたりのコメ平均価格が前週比13円値下がりし3989円だったと発表。1月上旬以来、約6カ月ぶりに3500円台となり、8週連続の値下がり。引き続き低価格の備蓄米の流通が進んだことが全体のコメ価格を押し下げている。
ファミリーマートは政府備蓄米を使用した弁当4種類を今月29日から販売すると発表。2021年産の備蓄米を使用していて参考価格より100円以上安く提供する。またセブン-イレブンも8月上旬に備蓄米を使用した弁当の販売を予定している他、ローソンも中食用の商品を販売する予定。
アメリカの国務省は22日、ユネスコ(国連教育科学文化機関)からの脱退を発表。「分断的な社会や文化的大義名分を推進するため活動している」とした上で「パレスチナの加盟を認め反イスラエルの考えを拡散した」としている。アメリカは第1次トランプ政権時代に脱退していたが、前のバイデン政権が再加盟していた。
福島県大熊町の中間貯蔵施設から総理官邸に運ばれ、再利用が始まった福島第一原発事故に伴う除染土を林官房長官ら閣僚が視察した。官邸の前庭では約2立方メートルの土を植栽の下地として再利用している。林長官は「政府を挙げて復興再生利用に全力で取り組む」と強調した。
後半戦初の二刀流出場となったドジャース・大谷翔平。7連敗中のチームに勝ちをもたらした前回登板に続き、今回も3連敗中と苦しい状況の中での登板となった。ツインズの先頭バッターはバクストン、先制ホームランを許す。まずはバッターとしてのリベンジ。35号逆転2ラン。初回にホームランを打たれたピッチャーが同じ初回にホームランを打ち返したのは46年ぶり。ピッチャーとしてのリベンジショータイム。バッターはバクストンをライトフライに打ち取りリベンジ成功。2回3回を無失点に抑えた大谷は復帰後最多の46球を投げ、チームの連敗脱出に貢献。ドジャース5-2ツインズ。大谷は「今日もスプリットを最後多めに投げて、いい感覚で終われた」とコメント。
カブスの鈴木誠也にはメジャー初の出来事。センターでは10年ぶりとなるスタメン出場。きのうの試合でセンターのレギュラーを務めるピートクロウアームストロングが走塁で負傷。戒めのために入れたという「絶対捕れ!」グローブで、6回にはフェンス際の大きなフライを絶対捕る。ロイヤルズ12-4カブス。
あす始まるオールスターに向け、出場選手が夏休みの子どもたちの前で会見を行った。ファン投票全体1位、阪神の森下翔太。前半戦ホームラン、打点でリーグ2位の森下、初出場ながら大胆宣言。森下は「ヒットではなくホームラン」とコメント。パリーグ投票数トップ3年連続出場の日本ハム・万波中正、今年はプレーはもちろん、アイテムにもこだわるよう。「なんでそんなに人気者なんです?」と質問された森下はかわいいも欲しがった。
プロ野球オールスター。あすの先発投手、パ・リーグはオリックス・宮城大弥、セ・リーグは巨人・マルティネス。