- 出演者
- 勝村政信 山本倖千恵 原田隆史 柿谷曜一朗
オープニング映像。
カタールW杯で2ゴールを決めた堂安律は心技体のなかで「心」に、柿谷曜一朗は現役時代、「技」に最も重きを置いていたことがあったという。メンタルトレーニングは個人にとどまらず、組織でも重視されている。なでしこジャパンはW杯優勝という目標とともに、震災で傷ついた被災者、日本を元気づけたいという目的も掲げたことで一枚岩となり、実現した。士気を高めるのにスーパープレーなどをまとめた映像を視聴するという取り組みがあり、柿谷は「チームがうまくいっていない時こそ、一つになるために観るというのはどこのチームもやってる」と語った。映像でなくても、モチベーションを高めるモノ、写真でも構わないという。
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- 2022 FIFAワールドカップ堂安律
原田隆史氏によると、承認には結果、プロセス、成長、存在の4タイプがあるなか、日本のスポーツ界は承認=結果承認だと誤認しているという。2-3で敗北したとしても、2得点を決めたことを褒めるなどの積み重ねの末、チーム内に活気をもたらす。日本代表はブラジル戦の前半で2失点したが、ハーフタイムで南野拓実、堂安律がポジティブな言葉で鼓舞していた。
原田氏によると、選手と指導者の間で信頼関係が成り立っているなら、厳しい言葉もモチベーションアップに繋がる。また、遅刻、忘れ物などを咎めても構わないが、人格を否定してはいけない。原田氏は良い結果に繋がりそうなポジティブワード、意気消沈となりうるネガティブワードをチーム内で話し合い、紙にまとめて張り出すことを推奨した。柿谷は現役時代、イメージ通りのプレーができたら自らを褒誉し、失敗したらすぐに忘れていたという。原田氏は柿谷の思考法を高評価し、自己肯定力が低い人は成功しても「まぐれ」と捉え、失敗すると意気消沈してしまうという。本番でよいパフォーマンスを発揮するためにどうすべきか、当日から逆算した予測、準備も鍵を握る。
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- 大谷翔平
原田氏は日本がW杯で優勝する時、全選手・スタッフがコーチになっていると話す。選手自身が悩んでいたらセルフコーチング、隣の選手が悩んでいたら手を差し伸べるような、助け合いの関係ができあがったら怖いものなしだという。ChatGPTの時代にあっても、コミュニケーションが一番大事だという。
「FOOT×BRAIN+」の次回予告。
J1リーグ第36節の日程を伝えた。
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