- 出演者
- 山内あゆ 井上貴博 ホラン千秋 広瀬駿 良原安美 齋藤慎太郎 南波雅俊
円安、原材料価格の高騰で食品などの値上げが相次いでいる中、ファッション業界では節約価格を打ち出すメーカーなどが増えている。帝国データバンクによると、今月値上げする食品は1392品目。1000品超えは5ヵ月ぶり。来月には3000品目前後の値上げが予想されており、今年は家計に厳しい秋になる見込み。きょう日本郵便は来月の郵便料金値上げに先立ち、新料金のはがき、切手の販売を開始。1枚63円だった郵便はがきは85円になる。値上げラッシュの中、都内の美容室では激安なカット代が人気となり多くの客が訪れている。平日午前10時〜12時はタイムセールの時間帯で、690円でカットを行っている。カットにかかる時間は支払いなども含めても15〜20分。その分、客の回転率が上がるため、690円カットが実現できる。取材した美容室チェーン店は全国に約1160店舗を展開。この10年で店舗数は倍増。お得でいいものが求められる今、中古品も需要が高まっている。アパレル大手「三陽商会」は今年6月から、中古の衣料品の販売を開始。扱っているのは客から回収した自社ブランド品。破損などがないかチェックし、クリーニングした上で「リユース品」として販売。こちらのブランドの服は新品だと約20万円のアイテムもあるが、リユース品では平均単価は4000円ほど。
値上げの波の中、リユースに熱視線が注がれている。大手アパレルブランド「三陽商会」は今年6月、リユース事業ブランド「RE:SANYO」を開始。自社ブランドの衣料品を改修。丁寧な仕分け、クリーニング、検品などを実施。認定リユース品として、品質が保たれたものを特別価格で販売。パナソニックは去年12月から中古の生活家電を回収し、インターネットで販売。1年間の保証付き。サイクルベースあさひは今年6月から、中古シティサイクルも販売開始。LOCUSTでは新品ブランド品を常時定価の30〜90%オフで販売。アウトレットとは異なり、大量生産、シーズンオフの服などメーカーの余剰品をバイヤーが厳選。高品質の服、アイテムをローコストで仕入れ、様々なブランドを1店舗の中で展開。ナノユニバース1万9800円の品は90%オフ1980円、2万8380円の品は90%オフ2838円、ザノースフェイス7万7000円の品は60%オフ3万3000円で販売。オフプライス家具店「ビッグウッド」は直営、FCなど全国で54店舗展開。試作品、処分品、傷あり品、廃盤商品など現品限りの一点モノ多数取り扱っている。多様なブランド商品を安価で販売。ビッグウッド・杉瀬社長は「店内商品が1週間ほどで入れ替わるので、リピーターが多い」とコメント。「大スベリ割」では訳アリ家具が最大90%オフで販売。アンティーク調ラウンジチェアはレトロ感が強すぎのため、家に取り入れづらいと敬遠。7万3700円の品は7370円で販売。回転ソファは攻めすぎたデザインのため、一般ウケせず激安になり6万4900円→6490円で販売。ダイドーブレンド絶品微糖、絶品ブラックは140円→自販機推奨価格120円に値下げ。ダイドードリンコは原材料価格や、製造コストなど高騰する中、先月から順次値下げ。広報担当者は「中心事業の自販機で品質、味わいだけでなく、価格も魅力の1つとして提供」とコメント。
京都大学医学部付属病院によると、膵臓の細胞が正常に働かず血糖値を下げるインスリンが分泌されない1型糖尿病について、iPS細胞から膵臓の組織を作製し患者に移植する治験を来年にも始める。1型糖尿病患者はインスリン製剤を毎日注射する必要があるが、血糖値が下がり過ぎると神経機能が低下し、意識障害などが起こる場合がある。健康な人のiPS細胞からインスリンを分泌する膵島細胞を作製し、シート状に加工したものを複数枚患者の腹部の皮下に移植。先月下旬、京大の治験審査委員会で承認され、国が所管する医薬品医療機器総合機構(PMDA)に計画書を提出した。京大と武田薬品工業との共同研究を進めるオリヅルセラピューティクスが膵島細胞の作製を担当し、早ければ来年から患者3人(20歳以上65歳未満)に治験予定。京大などは2030年以降の実用化を目指している。
JAグループはこの秋、米を集荷する際、農家に支払う概算金は北海道や秋田県などの主要産地で、去年より約2割から4割に引き上げられる。北海道「ななつぼし」は60キログラムあたり1万6500円(前年比32%↑)、秋田県「あきたこまち」は1万6800円(前年比38.8%↑)。長引く円安などを背景とした肥料や生産コストの上昇が引き上げの主な理由。店頭価格についてイトーヨーカドーは「今後、新米の店頭価格は昨年より上昇する可能性が高い」とした。
パナソニック、三菱商事、メルカリ、ヤマト運輸では宅配ボックスで新たなサービスを開始。住民は発送したい荷物を宅配ボックスの中に入れ、指定された暗証番号を入力すると同じ番号が宅配業者の端末にも共有される。これまで荷物の発送は宅配業者に取りに来てもらうか、コンビニなどへの持ち込みが一般的だった。宅配業者に届いた暗証番号はロッカーの開錠だけではなく、マンションロビーのオートロック開錠にも使用できる。発送だけではなく、課題となっている再配達問題にも役立つ。再配達の原因として、配送先の6割がオートロック付きマンションで配達員が入れない。日本の宅配件数の5%〜10%を占めるメルカリは、自宅前から発送できるこのサービスを使うことで、今後再配達の壁を乗り越えていきたいとした。
能登半島地震で被害を受けた石川県輪島市では、小学校のグラウンドに仮設校舎が完成し、合同の始業式が行われた。
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- 令和6年 能登半島地震輪島市(石川)
シンガーソングライター・aikoが6年ぶりにフリーライブを神奈川県「サザンビーチちがさき」で開催した。ビーチ名の由来でもあるサザンオールスターズの名曲をカバー。最後は夏のビーチを「花火」で締めくくった。
夏恒例の野外フェスが4年ぶりに開催。初出場のWEST.や、NiziUが熱いステージを繰り広げる中、史上最多19回目の出演となったのが平成の歌姫、浜崎あゆみ。サプライズで登場したTRFなど、総勢19組のアーティストが5万人を熱狂させた。
気象庁によると、今年の日本の夏、すなわち6〜8月までの平均気温は、1898年に統計を取り始めて以降、去年に並び最も高くなったことが分かった。全国の平年の平均気温と比較する際に用いる山形や宮崎など15の観測点で、平年と比べてプラス1.76℃になったという。平均気温の偏差をブロック別に見ると、西日本と沖縄・奄美で1位の値を更新したほか、東日本は1位タイ。北日本は2位で、近畿から沖縄にかけての気温がかつてないほど高かったほか、東日本、北日本も含めて全国的に高温傾向が際立っていたことがうかがえる。また、観測地点ごとに見ると、栃木県の佐野市で7月29日に今年の国内最高となる41℃を観測するなど、914地点中144地点で観測史上1位を更新するか1位に並んだ。夏の平均気温が全国的にかなり高くなった理由について気象庁は「夏を通じて全国的に暖かい空気に覆われやすく、7月と8月は西日本を中心に太平洋高気圧に覆われやすかったため」と分析している。
暑かったと言われるものが一つデータとして今日、立証された。北日本は2位の記録でも平年より2℃以上高い。東日本は1位タイ、沖縄・奄美も暑かった。特に西日本が史上最も暑い夏となり、平年よりも1.4℃高かった。6〜8月の猛暑日の日数は東京は19日と歴代2位、大阪は35日で歴代1位。最高気温ランキングを見ても栃木・佐野が1位で41.0℃、2位が三重・桑名、3位が静岡・天竜と群馬・館林で観測した。夏の甲子園は試合時間を午前と夕方の2部制を一部で実施した。夏まつりも夏に行うのは異常に暑いという事で、7月下旬開催を10月中旬にするところも幾つか出てきている。学校生活でも変化があり、夏休みのプールの授業は暑すぎて遊泳中止が相次いだ。始業式も体育館ではなく、熱中症対策のため各教室でオンラインで行っている学校も出てきている。9月1ヶ月間の最高気温の平均は、東京は27.5℃で、去年は31.2℃だった。
2学期が始まった今日、愛媛県の小学校で黒板に描かれていたのは飛行機や宇宙飛行士などのイラスト、黒板アート。夏休み明けの子供たちに楽しく新学期を迎えてもらおうと、地元の高校生からプロまで12人が町内の小学校や幼稚園の黒板に思い思いの絵を描いた。大きなひまわりの絵を描いたのは地元出身の日本画家・伊東正次。そして最後は子供たちによってきれいに消され、新学期の勉強のスタート。
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- 久万高原町(愛媛)
先月31日、ノルウェーのマッタ・ルイーセ王女が結婚式を行った。お相手の男性は米国人のデュレク・ベレット氏で、自称・霊媒師。海外メディアによると、王女も以前から「天使と交信できる」などと話し、ベレット氏と共に「瞑想と霊媒のセミナー」などを開催していたという。王女は王室を商業利用していると批判され、2022年に公務から離脱している。また、ベレット氏はノルウェー王室の中核には属さないため、王子にはならないという。
スタッドランスとレンヌが対戦した。前半41分で伊藤選手が同点ゴール、後半3分で味方にパスし逆転ゴールを決めた。結果は2-1でスタッドランスが勝利した。
先週、英国である変わった大会が開催された。それが、ソースまみれのリングで戦いを繰り広げる、その名も世界肉汁レスリング選手権。使われるのは肉汁を利用したグレイビーソース、その量はなんと2000リットル。勝敗は強さではなく面白さで決まるため、参加者、男女24人は、全員仮装をして出場。2007年から始まったこのイベント、収入は全て地元の慈善団体に寄付されるとのこと。ちなみに肉汁まみれになった参加者たちは、地元の消防隊員が洗浄してくれる。
覆面姿の人たちが燃え上がる炎を手に取ると、次々と投げ始める。エルサルバドル首都郊外の町で繰り広げられたこの光景は毎年恒例の火の玉を投げ合うお祭り。飛び交うのは燃料を染み込ませた布の塊で、地元の人たちが2つのチームに分かれて投げ合う。「ラ・レクエルダ」と呼ばれるこのお祭りは、日本語で追悼の意味で、火山の噴火がもたらした被害を忘れないように、100年あまり前から毎年8月31日に行われているという。
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- ネハバ(エルサルバドル)ラ・レクエルダ
宮城県の中華料理店で油で揚げているのはエビではなく、なんとアメリカザリガニ。唐揚げやにんにく炒めなどが人気で、中にはキロ単位で頼む客もいるとか。実は今、宮城県ではアメリカザリガニが注目の食材になっている。県内のマルシェでは3種類のアメリカザリガニ料理を出すお店も登場。客からも大好評で、この日は10kgのザリガニが完売した。仕掛け人は自然保護団体代表の高橋清孝。地元で絶滅危惧種のシナイモツゴを保護する活動をしている。生態系を脅かす外来種・アメリカザリガニの駆除を長年行っていたが、資金確保が課題に。そこで取ったザリガニを薄めた海水で一定期間飼育し、臭みを抜いてから販売している。
今年の夏は去年と並び観測史上最も暑い夏だったと気象庁が発表した。台風が過ぎた今日は、全国17地点で猛暑日となった。今年は福岡県の太宰府で40日連続で猛暑日を観測。7月には栃木県の佐野で41.0℃を記録した。この厳しい暑さについて気象庁から先ほど発表があり、今年の夏は去年に並び、観測史上最も暑い夏だったことが明らかになった。今年6〜8月までの平均気温は平年と比較してプラス1.76℃だった。日本は将来、どこまで暑くなってしまうのか。IPCC・気候変動に関する政府間パネルの研究にも参加する専門家に最悪のシナリオを聞いた。これまでの研究で、地球温暖化に拍車がかかれば、今世紀末には4.5℃の上昇が予測されているという。その4℃を超える上昇とはどれほどなのか。仮に日本の気温が約4.5℃上昇した場合、20世紀末よりも猛暑日は約19日も増える。今年、東京都心で猛暑日を観測したのは19日。将来、この日数が更に増加することが見込まれる。更に危険な暑さはある健康被害を引き起こし、熱中症の10倍もの死者を出していると指摘する専門家もいる。熱疲労とはどんな症状なのか。急激な体温上昇が原因となる熱中症とは異なり、暑さがじわじわと臓器にダメージを与え、心不全などの疾患が引き起こされるという。
茨城県つくば市の市長が、自身の退職金の金額を市民に決めてもらう条例を提案している。15歳以上なら、スマホのアプリから投票できるという今回のアイデア。市民はどう評価するのか。前代未聞の取り組みは茨城県つくば市で。先週、突然、つくば市長から「市長退職金についてインターネット投票を行います」という宣言が。何故、退職金をインターネット投票で決めてもらうのか。そこで、つくば市の五十嵐立青市長を直撃した。間もなく2期目の任期満了を迎える五十嵐市長だが、市民にネット投票してもらい、100点満点で評価。その平均点を退職金に反映させるという。これが導入されれば、全国初の試みだという。五十嵐市長は1期目から退職金廃止を公約に掲げ、4年前の退職金は最低額の22円となった。この奇抜な取り組みを市民はどう感じているのか。ネット投票や市長の取り組みについて評価している人が多いが、「委ねられても困る」という意見も。子育ては終わり、老後はまだ。政策の恩恵を受けていない世代は判断に困るようだ。前代未聞の取り組み、市長の退職金はいくらになるのか、最後まで目が離せない。