- 出演者
- 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 渡部圭司 金子峻 副島萌生 近藤奈央
オープニング映像が流れ、出演者があいさつした。
来年6月に予定の定額減税を受けられない低所得者世帯への対応をめぐり、政府は、すでに給付している3万円に加え、7万円の給付を行う。さらに、子育て世帯には、18歳以下の子ども1人あたり5万円を追加で給付する方向で調整。所得税は納めていないものの住民税を納めている世帯も支援の対象に含める方針。財源には、今年度予算の予備費をあてる計画。
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殺人や放火などの重大な事件でも精神疾患が理由で不起訴・無罪となることがある。このような場合は附属池田小事件をきっかけに成立した「医療観察精度」という制度によって治療を受けることで病気と向き合う場を設けている。しかし、被害者からは置き去りにされているという困惑の声もあるのが現状となっている。
ある患者は10年以上前に精神症状が悪化したことで住んでいたアパートに火を付けて逮捕されたが、善悪の判断ができない心神耗弱だったと認められ「医療観察制度」によって入院治療を優先する形となった。その後は投薬治療や被害者のことを考える内省を行った。この患者は当時について「人に必要とされていない そういう気持ちがとても強かった」と当時を振り返っている。医師やスタッフが手を差し伸べて社会復帰をサポートし、6年前に裁判所から退院が許可されると月に1回の通院を続けながら就労を目指している。
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- 医療観察制度
一方で医療観察制度をめぐっては、制度の課題をめぐり医療観察法と被害者の会が要望書を提出している。通常の事件の場合は被害者も裁判に参加して意見を述べることや、希望すれば刑務所での受刑者の様子や出所の時期を知ることが出来るが、医療観察制度の対象事件では被害者にこれらの権利が与えられていない。ある女性の夫は児童養護施設の施設長を務めていたが、4年前に施設で育った青年に刺されて亡くなっている。これを受け事件の背景を知りたいと希望したが、検察から届いたのは不起訴になったことを告げる2行の文書だけで、その後青年は医療観察制度の対象となったことだけが通知された。この制度は事件に関する記録は対象者の社会復帰に関係することから限定的なものにされてしまうという側面が有り、詳しい供述などを確認することは出来なかった。別の男性は知人に妻を殺害されたが、その後の情報が知らされないことに不安をつのらせていて、男性は病状が改善したのか・いつ退院するのかといった情報を知ることが出来ず、不安から引っ越しを決断したという。
医療観察制度をめぐっては、被害者や弁護士が裁判の傍聴を認められない事例も存在し、これについても改善を求められている。この制度を巡る入院期間は平均で1022日という。また、社会復帰後については保護観察所の担当者が地域の支援機関との調整を進めるという。専門家は司法と精神医療の連携が制度化され、再び事件を起こすのを防ぐ観点では成果が出ているが、被害者の心の回復のためには情報提供は必要であり、程度の検討を進める必要はあると指摘している。
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ビッグモーターの保険金不正請求問題でも体制の不備が指摘された公益通報者保護制度について、全国の企業にアンケート調査を行った所対応企業は2割以下にとどまっていた。公益通報者保護制度は従業員300人超の企業には通報窓口の設置や適切に対応するための人員や体制の整備等を義務付けるもので、300人以下の企業は努力義務となっている。消費者庁では内部通報制度を設けつ事業者と通報する従業員双方に向けた情報をまとめたウェブサイトを公開し、制度の概要や使い方をまとめた動画や専門家が注意点などを説明する動画等が掲載されている。
30年前に屋久島・白神山地が日本で初めて世界自然遺産に登録された。白神山地は青森県と秋田県にまたがるブナの原生林で、その生態が評価されて1万7000haが世界自然遺産として登録され、特に貴重な自然である1万haの場所は核心地域として立ち入りが制限されている。白神山地の自然保護は生態系を守る点では成功しているが地域振興には問題があり、秋田県藤里町では30年前は世界遺産登録をきっかけに観光客増加に期待が高まっていたが年々減少し、観光客数は2018年にはピーク時の半分となっている。2011年に観光客を増やすために地元自治体が協議会を設立し新たなツアー等や文化を伝える活動を行ったが観光客の減少に歯止めがかけられずにいた。藤里町で実働しているガイドは11人で平均年齢は63歳であり、観光客の減少からガイドの収入だけでは生活が成り立たず若いなり手がいなくなる懸念があるという。藤里町では白神山地の価値を伝える担い手を育成する取り組みを始め、週2時間小学4年制に白神山地をどう生かすかについての授業を行っている。専門家は世界遺産エリアの自然保護だけでなく遺産周辺地域の文化や食を地域振興などにどう生かすか考えていくのが大切だと話している。
太陽光パネルを海の上に浮かべて発電する洋上太陽光発電の実証実験が日本で初めて行われた。来年4月以降に発電を始める計画で、風や波への耐久性や陸上との発電量の差等が検証される。洋上のメリットとして水面の冷却効果で発電量が多いことや広い面積が使えること等が挙げられている。
若者の投資や資産形成の関心の高まりを背景にネット証券の口座数が増加している。投資を始める理由として物価高への対応や将来への不安がある。
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全国の気象情報を伝えた。
大リーグのウインターミーティングは2日目。ドジャースのロバーツ監督は、会場で取材に応じ、数日前に、ロサンゼルスのドジャースタジアムで、大谷翔平と面談したことを明かした。面談は2~3時間だったとし、大谷の獲得はわれわれの最優先事項だと話した。大谷がフリーエージェントになって以降、公式の場で交渉を認めたのは、ドジャースが初めてだ。
9月から、ケニアの難民キャンプで行われているプロジェクト「Judo for Peace」。スーダンなど、アフリカ諸国から避難してきた子どもたちに柔道を教えている。これまでにも6つの国で、難民の子どもたちなどを対象に行われてきた。9年前からプロジェクトリーダーを務めている国際柔道連盟の理事、ニコラ・メスネールさんは、選手時代も含め、50年近く柔道に携わってきた。メスネールさんは、プロジェクトを通して、友情や道徳の価値観を教えたいなどとした。プロジェクトでは、受け身や打ち込みなどの基礎的なメニューを体験する。メスネールさんたちは、傷ついた心に寄り添う指導を意識してきた。メスネールさんは、スポーツの枠内で戦いはするが、コミュニティーどうし結集し、社会で心地よく暮らせるよう一緒に前進していきたいなどとした。メスネールさんは、今後、ケニアでのプロジェクトをさらに進めるとともに、各国の柔道連盟とも連携して、活動をさらに拡大していきたいとしている。
番組では、視聴者のことし1年を表す写真を募集している。番組ホームページなどにある投稿フォームから投稿できる。広島県の視聴者からは、コロナ禍で集まることができなかった両親や妹家族と久しぶりに会った時の写真が寄せられた。写真に写っている恐竜のきぐるみは、視聴者と母親がこれを着て走るレースに出場したという。写真やエピソードは、番組で紹介する場合がある。
為替と株の値動きを伝えた。