- 出演者
- 南利幸 井上二郎 赤木野々花 野原梨沙
オープニングの映像のあと井上さんらが挨拶をした。
台風10号などの影響で、東海や近畿、関東では大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがある。東海や関東ではこれまでの雨で地盤が緩んでいる所があり、気象庁は引き続き土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水、川の氾濫に警戒するよう呼びかけている。神奈川県・小田原市のJR小田原駅東口から中継。小田原市ではおととい昼過ぎまでの24時間に降った雨の量が331mmを記録して、観測史上最も多い記録的な大雨となり、降り始めからきょう午前5時までに降った雨の量は522ミリとなっている。神奈川県のきょう午前4時半時点のまとめによると、今回の大雨で県内ではこれまでに、小田原市の70代の女性を含む計5人が軽いけがをしたほか、土砂崩れが77件、床上浸水が23棟、床下浸水が48棟に上っている。小田原市内には土砂災害警戒情報と避難指示が今も出されていて、気象台は土砂災害などに厳重な警戒を呼びかけている。
台風10号などの影響で、東海や近畿、関東では大気の状態が非常に不安定になっていて、局地的に非常に激しい雨が降るおそれがある。茨城県神栖市の今の様子。6時50分までの1時間に7.5mmの雨を観測した。台風の動きが遅いため総雨量が増えるなど影響も長引いている。けさも東海や関東などで雨が降っている。午前7時前の神奈川県平塚市で午前6時ごろの名古屋市中区栄では車が水しぶきを上げながら走っていた。午前2時半ごろの東京・渋谷駅周辺の様子。道路には大きな水たまりができていた。横浜市戸塚区の周辺で走行中の車の助手席から撮影された映像では大粒の雨がフロント部分を叩きつけ、車が大きな水しぶきを上げながら走行している。
川の氾濫などの被害が相次いだ。岐阜県を流れる杭瀬川が氾濫。きのう午前11時すぎ、道路が一面水に浸かっていて、大粒の雨が降っている様子が映し出されていた。三重県松阪市では、市内の47か所に避難所が設けられた。静岡・沼津市では市内の複数か所で道路が冠水し、市道が通行止めになった。台風10号の影響で、全国でこれまでに計6人が死亡、127人がけがをし、1人の行方が分からなくなっている。交通機関にも大きな被害が出ている。大分自動車道・由布岳PA付近では大規模な土砂崩れが発生。通行止めが続いている。台風から遠く離れた北海道でも、JR石勝線は線路に土砂が流れこみ復旧作業が完了する見通しは立っていないという。帯広から札幌に向かう特急は占冠駅に停車したままとなり、乗客は約8時間にわたって車内にとどまった。新幹線は運転を見合わせる区間が出ている。
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- スクープBOX占冠村(北海道)占冠駅台風10号大分自動車道大垣市(岐阜)帯広駅帯広(北海道)日本放送協会札幌(北海道)杭瀬川松阪市松阪市(三重)栗山町(北海道)池田町(岐阜)清水区(静岡)由布岳パーキングエリア由布(大分)石勝線築上町(福岡)長谷川誠阪内川
東海道新幹線・三島駅−名古屋駅間できょうも終日、運転を取りやめる。東京駅−三島駅間は本数を減らして運転する予定だが、大雨が予想されることから、運転の開始時期の見通しは立っていないとしている。空の便。日本航空は秋田を発着する便で、全日空は八丈島を発着する便で遅延や欠航などの可能性があるとしている。
長引くのろのろ台風の影響。台風の周辺や太平洋高気圧の縁を回る暖かく湿った空気の影響で、関東や東海などに発達した雨雲がかかった。午前6時までの72時間に降った雨量は、静岡県熱海市網代で、平年の8月1か月分の3倍以上に達する638.5mm、神奈川県海老名市で2.7倍の439mmで、いずれも統計を取り始めて最も多くなった。神奈川県、静岡県、埼玉県、東京都に土砂災害警戒情報が発表されている地域がある。台風は、午前6時には東海道沖でほとんど停滞している。このあと日中にかけて紀伊半島付近を北上し、徐々に勢力を弱めながら、今夜には熱帯低気圧に変わると予想されている。ただ、災害時の避難行動に詳しい専門家は、台風の位置や勢力に注意を向けるのではなく、自分の住んでいる地域に警報が出ていないかなど、最新情報の確認を続けるよう呼びかけている。
神奈川県・小田原は現在雨が降っており、1時間の雨の量は5ミリとなっている。ここ一週間雨が降り続いており、8月の降水量は675ミリで観測史上第1位の記録となっている。きょうも雨が降り続く見込み。台風10号は現在東海地方の南の海上に中心がある。現在東海沖でほぼ停滞しているため、同じような場所でこのあと雨が降り続く恐れがある。きょうの日中にゆっくりとしたスピードで北へと進み、夕方には三重県付近に近づく。今夜には熱帯低気圧に変わって中心を東海北陸付近に移す見込み。熱帯低気圧に変わっても温かい湿った空気が入っていくるため非常に激しい雨が降り続く。現在も東海から関東地方を中心に雨が降っている。ここ1時間の雨の量は東海から関東付近を中心に雨が降っている。激しい雨は降っていないが土砂災害などの恐れはあるため警戒は必要。10日間の雨の量を見ると宮崎県のえびの高原では924.5ミリで10日間の例年の5.3倍などとなっている。東海から関東付近は地盤が緩んでいるところが多く、このあと少しの雨でも土砂災害が起こりやすい。雨が降っていなくても地盤が崩れるような緩み方になっている。今日の日中も東海から関東の南北を中心に雨が降って雷を伴う激しい雨の古所がある。午後も雨が降り続き、近畿の方でも雨が降るところが多く、夜は北陸でも雨。東海から関東にかけては明日にかけても同じような場所で雨が降り続く。関東は火曜日にかけて雨の降りやすい状態が続く。
全盲のエース・木村は、50メートル自由形の決勝に挑んだ。レースは激しい競り合いになる。終盤に木村がわずかに抜け出してラストスパート。自らの持つ日本記録を更新し、2大会連続の金メダルだ。
日本は開始直後からエースの池崎が躍動する。スピードある巧みなチェアワーク。トライを重ねる。このあと同点に追いつかれるが、相手のパスにキャプテンの池がこのプレイ。ボールを奪って流れをひきよせる。日本は、池崎と池の”イケイケコンビ”で合わせて29得点を奪ってカナダに勝利した。次は3大会連続で涙を飲んでいる準決勝だ。
ボッチャは、東京大会の金メダリスト・杉村が、男子個人の準々決勝。2点リードで迎えた第4エンド。終盤で持ち味のコントロールが乱れた。杉村は逆転負け。大会連覇はならなかった。
車いすテニス界のレジェンド、NHKパリパラリンピック2024アスリートナビゲーター・国枝慎吾さんが、今回の大会に向けて進められてきた、パリの街のバリアフリー化について取材した。パリ市は、7年前から道路の段差を小さくするなど、バリアフリー化を加速させてきた。国枝さんは、その取り組みを伝えるパリ市主催のツアーに参加した。点字ブロックには柔軟性があり、凹凸があってもスムーズに通ることができる。子どもたちや障害のある人も安心して進めるよう、歩行者専用道路を増やしている。交通機関のバリアフリー化も推進していて、市内を走るすべてのバスが昇降口にスロープを備えている。国際パラリンピック委員会・パーソンズ会長は「バリアフリー化は進んだが、閉会式までに完了するわけではなく、努力し続けることが重要」などと話した。
警察庁によると、全国の横断歩道はことし3月末時点で約116万本あり、交通量が多い場所では、2年から3年おきに白線の塗り直しが必要だという。今年度は白線の塗り直しなどの予算として、国と地方合わせて82億円余りが計上されている。白線のすり減り具合をもとに、優先順位をつけながら塗り直しを進めているが、費用面などですべてに対応できていないのが現状である。白線が塗り直されなかった現場で事故も起きている。2018年10月、川崎市川崎区の横断歩道を横断していた男性が、タンクローリーにひかれる事故があり、運転手が横断歩道と認識できなかったことが事故の要因の1つとされた。警察庁は白線の間隔を現在の約45センチから90センチまで広げることにした。塗り直す部分が減ることで、標準的な幅7メートルの道路の場合1回あたり2万円近く削減できるとしている。さらにタイヤとの接触を減らすことで、塗り直しの頻度も減らせるため、今年7月からすべての横断歩道で運用を始めようとしていた。しかし、目の不自由な人たちから戸惑いや不安の声が多く上がった。今回の制度改正にあたって警察庁などは、ドライバーや歩行者からの横断歩道の見え方などを検証していたが、その際目の不自由な人たちの意見や視点は確認していなかった。警察庁は目の不自由な人たちの声を受けて、当初の方針を変更し、信号が変わったことを音で知らせる装置と、エスコートゾーンと呼ばれる、誘導ブロックが設置されている一部の横断歩道に対象を絞り、7月26日から制度を開始した。埼玉大学・久保田尚名誉教授は「横断歩道の合理化を進めていくのにあたって、警察は利用者の不安を解消する努力が一層必要だ」と指摘している。
能登半島地震の発生からきょうで8カ月。能登半島地震では、土砂崩れなどで道路が寸断され、救出活動のため、石川県に向かった警察の広域緊急援助隊が陸路で輪島市や珠洲市に到着するまで、発生後20時間から1日以上の時間がかかった。警察庁はこの教訓を踏まえ、大規模災害への備えを強化するため、来年度予算案の概算要求に17億8900万円を盛り込んだ。この中で、悪路での走行が可能な大型の四輪駆動車をすべての都道府県に1台ずつ配備する費用として3億8200万円。断水が続き、水が不足した教訓から水をろ過して繰り返し使うことができる装置などの整備費用として4億800万円を計上した。このほか、積雪や寒冷地での活動に備えた防寒手袋や防寒靴などの整備に1億7000万円を要求することにしている。警察庁は、各地の警察で実践的な訓練も実施し、災害への対処能力の向上を図りたいとしている。
全国の気象情報を伝えた。