- 出演者
- 渕岡友美 檜山靖洋 首藤奈知子 三條雅幸 今井翔馬 是永千恵 大谷舞風
あすの衆議院解散を前に石破総理大臣は、収支報告書に不記載のあった自民党議員の一部を公認しない方針は、選挙で勝利する観点から判断したものだと説明した。一方の野党側は、甘すぎる対応で国民の理解が得られるとは思えないなどと批判を強めている。
イスラム主義勢力タリバンが実権を握り、厳しい経済状況が続くアフガニスタンで、医療施設などのインフラ整備を進めることになった。きのうはアフガニスタンに駐在する日本の黒宮貴義大使などが参加して、国連の施設で署名式が行われた。国連が首都カブールなど合わせて38か所の地域を対象に、医療施設をはじめ水道などのインフラ整備を進める今回の事業に、日本政府は3年間で11億円余りを拠出する。タリバンが3年前に復権したアフガニスタンでは、欧米などの制裁によって厳しい経済状況が続いている。また近年、地震などの災害が相次ぎ、家を失った多くの住民がカブールなどに流入し、都市部のインフラの整備が喫緊の課題になっている。国連は、今回の事業を通じて貧困層の人々など、10万人以上の生活環境が向上すると見込んでいる。
企業の採用活動について。深刻な人手不足で就職活動は学生優位の状況が続いている。リクルート就職みらい研究所によると、ことし春の採用活動で企業が100人を採用しようとした場合、内定を出した人数は全国平均で156人。これは内定を辞退して別の会社を選ぶ学生もいると想定し多めに出しており、実際に辞退した人は74人。人事採用にはコストも時間もかけている。そこで、自社で働くことに魅力を感じてもらおうと、入社前から福利厚生を利用できるようにした企業がある。ある大手警備会社は、去年から社員が利用している福利厚生の一部のサービスを内定者などにも提供する取り組みを始めた。会社専用のポータルサイトに入り、飲食店やリゾートホテル、レジャー施設などで1600種類を超える割引などの特典を受けることができる。これを使って入社前にスーツや眼鏡を安く買えたといった声もあったという。
大手流通企業が内定を辞退して別の会社に就職した人でも、再び希望すれば優先的に採用するという制度を始めた。イオンリテールは、先月変更した人事制度の中で、内定を辞退した大学生などを対象にした新たなルールを設けた。卒業して3年以内に入社を希望した場合、人事担当者の面談を経て優先的に採用するというもの。また一度就職したものの、転職などが理由で退職した人についても再入社を認めるよう採用方針を変更し、多様な人材の確保を目指すことにしている。このほか、三菱UFJ信託銀行や三井住友海上なども、内定を辞退した人が再び採用試験を受ける際に優先的に選考しているということで、人材確保の取り組みが広がっている。
インターネット上でのひぼう中傷が問題となる中、IT企業の間で新たな機能の開発が進んでいる。文字入力のアプリを提供する会社は、表現が強く誤解されやすい文章の投稿を防ごうと、ことし8月から新たな機能を搭載した。「だからなに」と打つと「なるほどね、それからどうしたいの」と柔らかい表現の文章が変換の候補として表示されるほか、注意喚起も行う。このほかLINEヤフーは、配信されたニュースに閲覧者がコメントする際、内容によって注意喚起のメッセージを出す機能を先月追加した。投稿される前にAIが該当する表現を抽出して、表現を見直すよう促す仕組みで、ひぼう中傷の被害を減らすための開発が相次いでいる。入力変換で柔らかい表現に置き換えてくれるサービスは、きつい表現で嫌な思いをしたという北海道の高校生からの提案がきっかけで開発したという。
オレンジイノベーションプロジェクト。認知症啓発などのシンボルカラーがオレンジ、これにイノベーションを組み合わせたことばで、経済産業省は3年前からこの分野での製品やサービスの取り組みを推進している。どのような製品が生まれているのかを取材した。先月開かれた展示会には、医療関係者や患者、その家族たちが訪れていた。大手自動車メーカーは、軽度の認知症を患う人などに向けた歩行ナビシステムを開発。あらかじめルートを設定しておけば、道案内をしてくれる。別の企業は手首に巻きつけられるメモを開発した。もともとは看護師など医療従事者向けだったが、視界に入りやすく思い出せるという認知症の患者の声を受け、改良に取り組んでいる。患者から会社に届いたメールは、時計と一緒につけるために改善してほしいとの内容で、要望を受けて素材や幅の検討を進めている。認知症の人はもちろん、そうでない人にとっても便利に使え、それが企業にとってはビジネスチャンスにもなる。腕時計型の歩行ナビを開発するメーカーは、免許を返納した高齢な方の移動サポートにも生かしたいとしていた。日本総研高齢社会イノベーショングループ・高橋光進マネージャーは「持続的に取り組むためには収益を上げることが重要で、製品サービスを当事者にしっかり届けていく仕組みの整備が必要だ」とコメント。
経済情報を伝えた。
ローマカトリック教会のフランシスコ教皇は、新たな枢機卿に東京大司教の菊地功氏を任命すると発表した。日本人が任命されるのは7人目。菊地氏は、岩手県宮古市出身の65歳。2017年から東京大司教を務めている。枢機卿はローマ教皇に次ぐ地位で、教皇の最高顧問として助言などを行い、80歳未満であれば教皇を選ぶコンクラーベで投票権を持つ。12月8日の枢機卿会議で正式に就任することになる。
台湾の頼清徳総統は、台湾当局が建国記念日と位置づける今月10日の双十節を前に、5日開かれたイベントで演説し「中華人民共和国は10月1日に75歳の誕生日を迎えたばかりだが、数日後、中華民国は113歳の誕生日を迎える」と述べた。その上で「年齢から言うと中華人民共和国は中華民国の人々の祖国には絶対になり得ない」と強調した。
山形・南陽市・十分一山では大正時代からブドウの栽培が行われてきた。耕作放棄地が増加傾向にあるが地元のワイナリーやブドウ生産者でつくる団体がワイン用のブドウの試験栽培に6年前から取り組んでいる。赤ワインの原料となる品種のブドウを収穫した。
長崎県南島原市で、特産の「そうめん」を使ったアイディア料理のコンテストが開かれた。「そうめん」を豚肉やしそで巻いて油で揚げた天ぷらや、「そうめん」の周りに果物を置いて甘いシロップをかけたデザートなどアイデアを凝らした料理が並ぶ。「そうめん」をアボカドのソースであえて生ハムをのせた料理が選ばれた。
北海道・芽室町にある国内最大規模の製糖工場で地元特産のビートを使った砂糖作りが始まった。年間およそ100万トンのビートから砂糖を作る。
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- 芽室町(北海道)
フランスで車のバンジージャンプが行われた。世界一高いところからバンジージャンプをした車。
米国中西部の道路でおぼつかない動きを見せる車にパトカーが近づく。普段の訓練を生かして窓から保安官代理が飛び込み運転手は無事だった。
為替と株の値動きを伝えた。
関東の気象情報を伝えた。