- 出演者
- 檜山靖洋 勝呂恭佑 首藤奈知子 渡部圭司 今井翔馬 近藤奈央 是永千恵 野口葵衣
きょうは全国的に雨や雪の天気となるほか、気温が上がると予想され、東北など積雪が多くなっている地域では雪崩や融雪、屋根からの落雪に十分注意が必要。
東京・豊洲市場できのう初競りが行われ、青森県の大間で水揚げされた重さ276キロのクロマグロが最高値の2億700万円で競り落とされた。記録の残る1999年以降で2番目に高い価格。このクロマグロを釣り上げた大間町の漁業者、竹内正弘さんは「夢みたいだ」と喜びを語った。
3日、日本製鉄によるUSスチールの買収計画について、米国のバイデン大統領が阻止する命令を出した。理由は、米国の国家安全保障を損なうおそれがあるとしている。ただ、大統領の声明やホワイトハウスの発表文を見ても、具体的に何が安全保障上の懸念にあたるかは説明されていない。ホワイトハウスの発表文によると、この命令の日付から30日以内に、取り引きを完全に放棄するために必要なすべての措置を講じなければならないとしているが、日本製鉄は米国政府を提訴する方針を固めている。米国政府の政策に詳しい専門家、丸紅経済研究所・今村卓社長は「なぜ阻止されたかの理由を極力明確にする意味で、訴訟に訴える意味は十分あると思う。それによって何をすればCFIUS(対米外国投資委員会)に阻止されてしまうのか、あるいは大統領に阻止されるのかと1つの目安ができるわけで、日米の企業が協力して連携できる分野は、まだまだ広がっていることを確認する作業が必要だと思う」と述べた。また今村社長は、トランプ氏が大統領に就任すれば禁止命令を撤回する可能性も残っていると指摘。「トランプ氏は外国企業の直接投資は大歓迎だと言ってるわけであり、一方でもちろん今回日鉄のUSスチールの買収は自分でも阻止するとおっしゃっているわけだが、(大統領に就任すれば)阻止命令を撤回する可能性も一応残っているわけであり、(日本製鉄が)働きかける意味はあると思う」と述べた。
今月20日、トランプ氏が米国大統領に就任する。日米の通商関係の行方も注目される。トランプ次期大統領は、日本の自動車メーカーが多く進出するメキシコとカナダからの製品に、25%の関税を課す意向を明らかにしている。これまでのところ、日本を名指しした形では言及していないが、日本の政府関係者の間では、自動車への関税上乗せや日本の農業分野の市場開放を求めてこないか警戒する声が出ている。日本政府としては、首脳や閣僚を含めたあらゆるレベルの対話を通じて、米国に対する投資の残高で日本が5年連続でトップとなるなど、米国の経済や雇用に貢献してきた実績を丁寧に説明し圧力をかわしたい考え。
今週は、おはBizが注目した3人をインタビューシリーズで伝える。1回目のきょうは、エコノミストのイェスパーコール氏に話を聞いた。ドイツ出身のコール氏は1986年に来日。主に外資系の金融機関でキャリアを重ね、2020年には政府が設立した沖縄科学技術大学院大学の理事に就任した。スタートアップ企業3社の取締役も務めている。1980年代のバブル経済、90年代の金融危機と、日本経済の浮き沈みを金融の第一線で見てきた。ことしの日本経済の展望について、コール氏は「私は非常に前向き、楽観的な見方があるんですけど、日本人の経営者に野心が戻ってきました。国内で新しい工場を作ったり、あるいは“人的投資をちゃんとします”と。デフレからインフレへ、経営者に対してはこれはチャンスなんですよ」などと語った。今月20日には米国でトランプ大統領が誕生する。タリフマン(関税男)として、メキシコや中国に課すとしている関税が注目されがちだが、コール氏はAI開発や金融分野での規制緩和にも目を向けるべきだという。コール氏は「トランプ政権の哲学はひとつだけ“民ができることは民がやるべき”日本人がイマジネーションできないような規制緩和が起こります」「だからこそ日本の経営者たちの成長チャンス、米国。その可能性がすごくこれから増えてくるわけなんです」など語った。
コール氏が懸念しているのが、世界のリーダーの不在。米国ファーストで保護主義に傾く米国、そして覇権主義的な行動を強める中国。そのような中で、世界から信頼され選ばれているのが、両国の間に位置する日本だという。「(世界から見て)米国への信頼感はなくなってしまった。そして中国への信頼感はもう下がってしまったというのは事実」「日本の信頼感は(今)すごく高いわけなんですよ。日本がどういう世界を望んでいるかどういう社会を望んでいるか“パクスニッポニカ”日本発のパクス=平和、この可能性がずいぶんありますよ」など語った。コール氏は今、沖縄科学技術大学院大学の理事としてグローバルに活躍できる人材を育成している。日本の若い世代の可能性に強く期待している。コール氏は「日本の次世代、日本の若い人たちはアーティストの世界、スポーツの世界、あるいはサイエンスの世界では日本の若い人たちは強い。私の目から見て、日本は過去より非常に強いポジションがあるんです。だからこそ日本の未来が明るい」と述べた。
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金沢市・近江町市場では「初売り」が行われた。能登地方で水揚げされた魚介を扱う鮮魚店では、地震の被害を受けた珠洲市や志賀町のぶりや甘えび、それにズワイガニなどが並べられた。
取扱高が全国で最も多い水戸市の卸売市場で新年の初競りが行われた。「宝船」を小売店や仲卸業者などが競り落とした。15万円で宝船を競り落とした小売店・小口浩社長がコメント。
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NASA・ジェームズウェップ宇宙望遠鏡が初めて捉えた銀河の映像。
米国のプロゴルファーがテキサス州の自宅越しにホールインワンに挑戦し16日で134回目で成功。
7時の「NHKニュース おはよう日本」の番組宣伝をした。「阪神・淡路大震災30年 指揮者・佐渡裕さんに聞く」「中継 石川 七尾 能登半島地震 復興に向けた歩み」など。
渋谷からの中継で全国の気象情報を伝えた。
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道路情報を伝えた。
関東の気象情報を伝えた。