- 出演者
- 南利幸 清水敬亮 井上二郎 赤木野々花
オープニング映像と出演者の挨拶。
きのう、大雨特別警報が発表された鹿児島県では、あすにかけて激しい雨が降るおそれがあり、引き続き、土砂災害に厳重な警戒が必要。きのう、記録的な大雨となった鹿児島県の姶良市では、住宅に土砂が流れ込んで倒壊し、この家に住む30代の女性の行方が分からなくなっている。鹿児島県はきょうも大雨となる見込みで、二次災害に警戒しながらの捜索が続く。前線は次第に北上する見込みで、九州南部ではあすにかけて、局地的に雷を伴った激しい雨が降るおそれがあり、九州北部と山口県では、あさってにかけて、非常に激しい雨が降るおそれがある。また中国地方でも12日ごろにかけて、東日本でもあさってにかけて、大雨となるおそれがある。 土砂災害や低い土地の浸水、川の増水、氾濫に警戒してほしい。
長崎に原爆が投下されてからきょうで80年。きょう午前10時40分から平和記念式典が行われる長崎市の平和公園では、朝早くから祈りを捧げる人の姿が見られた。平和記念式典ではこの1年間に亡くなった被爆者など合わせて3167人の名前が書き加えられた20万1942人の原爆死没者名簿が納められ、原爆が炸裂した時刻の午前11時2分に黙祷を捧げて犠牲者を追悼する。長崎市の鈴木史朗市長は式典で読み上げる長崎平和宣言で被爆者として初めて国連の演壇に立った山口仙二さんの演説を引用、各地で起きている紛争の即時停戦を求めることにしている。式典には被爆者や遺族の代表に加え、アメリカやイギリスなど各保有国を含む95の国と地域の大使などが参列する予定だ。対立が続くイスラエルとパレスチナ、それにイランの代表も出席し、立場の違いを超えて原爆による犠牲者を追悼し、平和な世界の実現を願うことになる。被爆者はことし初めて10万人を下回り平均年齢も86歳を超えて被爆者なき時代が迫る中、核兵器をめぐる国際情勢は厳しさを増している。きょう、被爆地長崎は、長崎を最後の被爆地にという願いを、改めて国内外に発信する一日となる。
きのう自民党の正式な意思決定期間、両院議員総会がおよそ2時間開かれ、石破首相は参議院選挙の敗北を陳謝した上で関税措置をめぐる日米合意への対応などに全力を尽くしたいとして、続投の意向を重ねて示した。総会では続投を支持する声の一方。臨時の総裁選挙の実施を求める意見が相次いだことから。その是非を判断する手続きを、逢沢一郎氏が委員長を務める総裁選挙管理委員会に委ねることになった。逢沢委員長は、党執行部が今月末をめどに参議院選挙の総括をまとめるとしていることを踏まえ、今月下旬から議員らの意思確認の方法などの検討を本格化させる考えを示した。党内には過半数の賛同が得られる可能性はあるのではないかという見方の一方、石破首相だけに責任を負わせることに批判的な世論もあり、依然不透明だといった指摘も出ていて、続投をめぐる党内の混乱はなお続く見通しだ。
アメリカの関税措置をめぐり、赤澤経済再生担当大臣は訪問先のワシントンでアメリカのラトニック商務長官、ベッセント財務長官と相次いで会談した。その後、合意内容が反映されず一律15%が上乗せされる状況になっている相互関税についてアメリカの閣僚から「大統領令を修正する措置を取るとともに関税が多く徴収された部分はさかのぼって払い戻す」と説明があったことを明らかにした。さらに、同じタイミングで自動車などの関税を下げるための大統領令を発出することも確認したと説明した。政府内からはこの決定に安堵の声が出ている。ホワイトハウスの高官も「赤澤大臣の説明は正しい」とした上で大統領令で特例措置を講じているEUと同様の措置を日本にも適用することで合意しているとしている。ただ、アメリカ側は措置を講じる具体的な日付を示しておらず、自動車などの関税率がいつ引き下げられるのかが焦点となっている。政府はアメリカ側と意思疎通を続け、進捗を管理しながら合意を確実に実行に移したい考えだ。
日本維新の会は前原共同代表の後任を決める国会議員による投票を行い藤田文武前幹事長が57票中49票を獲得して新たな共同代表に選出された。維新は先月の参議院選挙で関西以外の選挙区では議席を獲得できず、比例代表の得票数も前回の半数余りにとどまった。藤田新共同代表としては続投する吉村代表とともに幹事長など執行部人事を急ぎ挙党体制を構築することで統制の回復につなげたい考えだ。一方、公約に掲げた社会保険料の引き下げや副首都の実現に向けて、自公連立政権への参加も検討すべきだという声も出ているが「連立を考えることはありえないし安易な連立をすると党の存在価値がなくなる」などと述べている。
水中写真家の関勝則さんは、知床で40年以上潜水撮影を続けている。道東の羅臼町で、関さんといっしょに知床の夏の海に潜った。沿岸では特産の羅臼コンブが生い茂っていた。深さ約10mの海底ではホタテが一面に広がっていた。エサとなる豊富なプランクトンを求め、集まると考えられている。ホタテの天敵・クロガシラガレイの撮影に成功した。知床の夏の海では、生き物が躍動していた。
夏の高校野球第4試合で、高知中央(高知)と綾羽(滋賀)が対戦。高知中央は3回に先制し、試合を優位に進めた。綾羽は9回にチャンスを広げ、相手のエラーで同点に追いつき試合は延長タイブレークに。延長10回が始まったのは午後10時半前。綾羽は10回に一挙4点を奪い、甲子園初勝利を収めた。大会5日目のきょうも1回戦4試合が行われる。
バスケットボール男子アジアカップ予選リーグ第2戦で、日本とイランが対戦した。日本は富永啓生が前半の攻撃を引っ張り、3Pシュートを次々と決めた。しかし接戦のまま迎えた最終第4クオーターで、富永が5つ目のファールを取られ退場。最後はミスも出て力尽き、日本はあすのグアム戦で決勝トーナメント進出を目指す。
女子ゴルフの海外メジャー・全英女子オープンで優勝した山下美夢有が、北海道での国内ツアーに出場した。大勢のギャラリーに祝福を受けた山下は、その声援にプレーで応えた。6番では持ち味の精度の高いショットでピンそばによせ、バーディーを奪った。しかし雷雲の接近により大会はサスペンデッドになり、山下は暫定21位。
バレーボール男子日本代表の中心選手2人が所属するチームが、今年10月にエキシビションマッチで対戦することになった。石川祐希選手が所属するイタリアのペルージャと、髙橋藍選手が所属するSVリーグ初代王者・サントリーサンゴリアス大阪が東京で対戦する。
3月期決算の上場企業はきのうが第1四半期の決算発表のピークとなった。SMBC日興証券が一昨日までに発表を終えた企業の決算内容をまとめたところ、最終利益の合計は11兆2773億円と、去年の同じ時期と比べて10.2%減少。アメリカの関税措置を受けて、自動車メーカーが赤字や大幅な減益になったことなどが響いた。
大手ゼネコンの大成建設が、海洋土木分野に強みを持つ中堅ゼネコンの東洋建設をTOBなどを通じて買収すると発表。買収総額は1600億円規模になる見込み。建設業界では人手不足や資材価格の上昇など国内の事業環境が厳しくなる中、再編の機運が高まっている。大成建設の田中茂義会長は「シナジーを速やかに発揮できるように、お互い連携して取り組んでいきたい」などと話した。
兵庫県の斎藤知事に関する百条委員会の委員を務め、ことし1月に自殺した竹内英明元兵庫県議会議員の遺族は、“政治団体「NHK党」の立花孝志党首が、街頭演説やインターネット上に配信した動画での発言、SNSの投稿で元議員の名誉を傷つけた”として、名誉毀損の疑いで警察に告訴状を提出。捜査関係者によると、警察は告訴状を受理。立花党首はきのう会見で「これで白黒はっきりつくということで私としては非常に感謝している」などと述べた。
経済情報を伝えた。
全国の気象情報を伝えた。