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- 檜山靖洋 高井正智 渡部圭司 中山果奈 近藤奈央 ホルコムジャック和馬 是永千恵
オープニング映像が流れ出演者らが挨拶した。
新たな経済対策の策定にあたり政府は生活の安全保障と物価高への対応、危機管理投資などによる強い経済の実現、防衛力と外交力の強化の3つを柱とする方針。この内強い経済の実現に向けては、きのうの日本成長戦略の初会合で17の戦略分野から盛り込む方針を確認した。これを受けて政府は経済安全保障分野を重視する姿勢を打ち出す方向で調整を進めている。AI・半導体では去年決定した2030年度までに10兆円以上の公的支援を行う枠組みに基づいて、先端半導体などの技術開発を支援することや、造船能力を抜本的に強化するため基金を活用することなどを明記する方針。また、宇宙戦略基金を速やかに1兆円規模にする方向性なども盛り込まれる見通し。一方、物価高への対応では重点支援地方交付金の拡充を通じた食料品購入の支援策を盛り込むことにしている。政府内ではコメだけに限定せず食料品全般に対する支援が必要だといった意見が出ており、引き続き支援の範囲を巡って調整を行うことにしている。
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- アメリカ航空宇宙局宇宙航空研究開発機構
連立合意に盛り込まれた衆議院議員の定数削減をめぐり、自民党内では削減までの道筋を定めた法案をいまの臨時国会で成立させ、来年以降に各党と具体策を協議する案が出ている。日本維新の会では、あくまで臨時国会で結論を出すべきだという意見も根強く両党で調整が行われる。
全国の気象情報を伝えた。
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11月11日は中国では独身を意味する数字の1が並ぶことから独身の日と言われている。過去にネット通販大手が「自分へのプレゼントを」などと大規模なセールを行ったことがきっかけで、若者を中心に一斉に買い物する日として定着した。ネット通販各社は大規模な値引き商船を展開し、近年ではSNSや動画投稿サイトでの生中継を通じて商品を販売するライブコマースの手法も広がりを見せている。独身の日に合わせたセールは前倒しして10月中旬から開始され、中国の調査会社によると去年のセール期間中の取り引き総額は日本円で31兆円を超えたという。中国では経済の減速傾向が鮮明となる中、消費者の節約志向が強まっており、売り上げの伸びに繋がるかどうかが注目される。
減速傾向が続く中国に日本の外食チェーンが出店攻勢を強めている。「スシロー」運営会社はこの1年間に前年の2倍の19店舗を中国に出店し、現地の店舗数は63に増えた。来月も上海に2店舗を出店予定。他にもサイゼリヤが中国の出店数を2035年までに現在の2倍の1000店舗に増やす方針。キーワードは中国で強まる「節約志向」。三菱UFJリサーチ&コンサルティング・丸山健太副主任研究員は「長く続いたデフレで鍛えられた日本企業のノウハウが生かせる」と話した。ただ、日本のビジネスモデルをそのまま持ち込んでも駄目で、現地化が必要だと指摘している。
来年度の税制改正に向けて、出国税が議論される見通し。日本を出国する際、国籍を問わず1人1000円が徴収されるもので2019年に導入された。この税の引き上げを求める意見が与党内から出ており、中には3000円にすべきとの案もあるという。背景にあるのがオーバーツーリズム。
クマの目撃情報が過去最多に上っている秋田県ではドローンを活用したクマ対策が行われている。ドローンを使ってクマを監視する事で人との遭遇を防ごうという取り組みが秋田では始まっている。吉川文隆さんらが中心に活動している。ドローンを使うことで少ない人数で対策出来るのだという。機体から流した音声が半径200m以内の範囲にいる人に聴こえる事等が実験で分かった。マタギの益田光は「ドローンである程度クマの動きをコントロール出来るかが課題だ。」等とコメントした。また、暗い時間帯でもクマを発見出来るかを検証した。暗い時間帯のクマ被害の割合が大きい為だ。来年度中には一部のエリアで実用化を目指したいとしている。
奈良県の上北山村では朝から多くの人達が集まっていた。人々は紅葉にカメラを向けていた。1.5km程の長さの紅葉が伸びている。植林による森林の割合が大きい為、尾根の部分だけが紅葉している。山火事の延焼防止の為、広葉樹を残した等の説がある。
気候変動への対策を話し合う国連会議COP30が日本時間の昨夜ブラジルで開幕した。世界の平均気温の上昇を産業革命前と比べ1.5℃に抑えることを目標に、温室効果ガスのさらなる削減策などについて議論される見通し。しかし、各国が提出した新たな排出削減の目標値を積み上げても1.5℃の実現にはほど遠い水準と指摘されていることから、海面上昇など気候変動の影響に直面する島嶼国からは差を埋める差を埋める方策を求める声が上がっている。また、アメリカのトランプ政権が気候変動対策に否定的な対応をとり、資金面でも新たな協力が見込めなくなっている。今回の会議で日本を含む各国が強調して対策強化につながる道筋を示せるか注目される。
気象情報を伝えた。
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和歌山県白浜町ではことし6月、ジャイアントパンダが中国に返還された。白浜町の海岸で、ヨコエビの新種が相次いで発見され、広島大学などの研究チームが「パンダメリタヨコエビ」と名付け、去年発表した。今回新たに発見された新種は、体長約5~10ミリの白と黒の模様がはっきりと分かれ、よりパンダに似ていることから、「ヨリパンダメリタヨコエビ」と名付けられた。去年と今回発表された2種は、遺伝子解析の結果、近縁な種類ではないことがわかったという。研究チームは、2種のヨコエビがパンダ柄に進化した理由を明らかにしたいとしていて、考えられる理由として、白や黒の海底の砂に紛れることで、天敵から身を隠している可能性を挙げている。白浜町に隣接するすさみ町の水族館館長は、パンダということで、県民にも馴染みがあると思う、展示して多くの人に知ってもらいたいなどとした。
インクルーシブ水泳の大会を取材。一昨日、東大阪市で開かれた水泳大会には、約200人の選手が参加。この大会では障害の有無にかかわらず一緒にレースに挑む。インクルーシブ水泳とは、障害のあるなし、性別や年齢などに関係なく、みんなで水泳を楽しむこと。大会には五輪出場者なども参加。鈴木孝幸選手は、みんなが競い合えるような大会が今後広がってほしいと話した。こうしたインクルーシブな大会は他の競技にも広がっている。共に楽しむことで互いへの理解が深まると企画された。スポーツ庁もインクルーシブなスポーツ環境の整備に取り組んでいる。
経済情報を伝えた。
