- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 川口由梨香 向笠康二郎
オープニング映像。
木原防衛大臣はアジア安全保障会議に出席するためシンガポールを訪れた。オースティン国防長官が演説し、南シナ海で中国がフィリピンの船に妨害行為を繰り返していることを念頭に「フィリピンが直面してきた嫌がらせは危険だ。南シナ海が開かれた海であることが重要」と延べた。中国との偶発的な衝突を避けるため、対話継続の必要性も強調した。日本、アメリカ、フィリピン3か国の海上保安機関トップらが会談し、協力を強化していくことを確認した。ゼレンスキー大統領はあす演説し、さらなる支援を訴えるものとみられる。木原防衛大臣は「台湾海峡の平和と安定も重要」「法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持・強化をリードする覚悟だ」などと演説した。木原防衛大臣は中国の董軍国防相と会談し、日本周辺で中国の軍事活動が活発化していることへの懸念を伝えたうえで防衛当局の間で議論を重ねることが重要との考えを示した。両者は防衛当局間のホットラインを適切に運用することを確認し、対話や交流を推進していくことで一致した。黒川記者は対話の重要性を確認することが日本側の狙いで対話や交流の推進で一致できた意義は大きい、一方で日本としては対処力を強化していくことも重要などと話した。建畠記者は台湾などに関与しないよう釘を刺すのが中国側の狙いで、主権に関わる問題には一歩も譲らない立場だが対話そのものは進めるものとみられるなどと話した。
木原防衛大臣は韓国シン・ウォンシク国防相との会談に臨んだ。レーダー照射問題をめぐり、再発防止策や部隊間の交流再開について協議が行われたとみられる。黒川記者はレーダー照射問題について区切りをつけることで部隊間の交流が再開する節目となる可能性がある、これを機に2国間での連携を強化していく考えなどと話した。長砂記者は防衛当局同士の信頼関係を立て直したいのは韓国も同じで、会談後には記者団に対して再発防止策をめぐって一致したと述べたなどと話した。
サバの去年1年間の漁獲量が前年と比べて18.3%、カツオは20%減った。流通することが少ない「未利用魚」に活路を見出そうという取り組みが始まっている。佐賀・呼子ではケンサキイカの漁獲量が例年の4分の1だった。去年1年間の全国の漁獲量は2年連続で400万トンを下回り、過去最低を更新する見通し。料理人などで作る団体のメンバーは水産庁を訪問し、水産資源の回復に向けた調査体制や予算の拡充などを求めた。都内で和食店を経営する林さんは広く流通することは少ない未利用魚のヒラに目をつけた。小骨が多く調理が難しいが、ハモに使う技術で焼霜造りに仕上げた。専門家は人気がないような魚でも買って食べることが1つの助けになると話した。
イタリアの空母「カブール」がインド太平洋地域に向けて出港した。オーストラリアなどに寄港し、8月下旬には日本に初めて寄港する予定。イタリアは空母を寄港させることで、日本との安全保障分野での連携強化につなげることにしている。
気象情報を伝えた。
高井アナは被災地への関心を持ち続けることを大切にしたいと話した。