- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像。
九州南部できょう梅雨入りが発表された。平年と比べて9日遅い梅雨入りとなった。沖縄・奄美では先月21日に梅雨入りしているが平年と比べて沖縄は11日、奄美は9日遅くなっている。遅れている要因の一つは太平洋高気圧の勢力で、もう一つは上空の偏西風の位置。ことしは太平洋高気圧は勢力が強まらないため北への張り出しが弱く、偏西風も平年と比べて南に蛇行している。今後は太平洋高気圧が強まり偏西風の蛇行も解消に向かうため梅雨前線は徐々に北上する見込み。
きのう参議院で審議入りした政治資金規正法の改正案は週明けから実質的な審議が始まる。地元の自民党県連の会合に出席した麻生副総裁は、党が提出した法案を会期内に成立させる考えを示した一方「政治資金の確保ができないからといって政治を断念するようなことは甚だ残念」「将来に禍根を残すような改革は断固避けねばならない」と強調した。立憲民主党の岡田幹事長は自民党の法案について「抜け穴だらけで問題がある中でそれでよしとしている」と演説し、政策活動費の制度設計が最大の問題と指摘した。岡田幹事長は参議院の審議を通じて法案の再修正を迫る構えを示した。
がんは近年新薬の登場で治療が可能になる患者が増えているが、費用は高額で年間1000万円以上かかるケースもある。医療費は年々増加し持続可能な医療保険のシステムを崩しかねないとの懸念がある。全国のがんの専門医らで作るグループは治療費の実態調査を始め、前立腺がんに関する結果がまとまった。ステージ4と診断された患者700人について1か月あたりの薬剤費は、従来の薬では1万6383円なのに対して新しい薬を使った治療は27万2874円~42万4746円とかなりの差があることがわかった。従来の薬で治療を受けた患者は14%、新しい薬で治療を受けた患者は56%と多くの患者が高額の治療を受けていたことがわかった。欧米では新薬の患者割合は3~4割程度と日本の調査結果より低かった。グループは17種類のがんの治療費について年内にも取りまとめて公表することにしている。専門家は日本の医療費について考えるきっかけになるデータがまとめられる意義は大きいと指摘している。
中国の全国統一大学入学試験が、きょうまで2日間の日程で行われた。過去最多の1342万人が出願したという。中国では、景気の先行きへの不透明感から、若者の雇用情勢が厳しくなる中、少しでも就職に有利な大学を目指す学生が増えていると指摘されている。また、この入学試験では、毎年のように不正が問題になっていて、中国メディアによると、ことしから一部の試験会場では、カンニングなどの不正を防ぐために、AI人工知能によって不審な行為を検知するシステムが導入されるなどしている。
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ドジャース×ヤンキースの対決。大谷翔平は5打数ノーヒットだったが、試合は2−1でドジャースが勝利。
全国の気象情報を伝えた。
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およそ450年前から、現在の輪島名舟町に伝わる御陣乗太鼓。白山市で披露された。この荒々しい音で、上杉謙信の軍勢を追い払ったともいわれている。