- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像とあいさつ。
英国総選挙。複数の議席予測では、スナク首相率いる与党保守党が大幅に議席を減らす一方、最大野党労働党が勢力を伸ばし、単独過半数を獲得する見通し。第2次世界大戦後、2大政党の保守党と労働党の間で、8回政権交代してきた。今回、14年ぶりに政権が代わる可能性が高まっている。大手調査会社ユーガブが3日に発表した議席予測では、労働党が431議席と単独過半数を獲得する一方、保守党は102議席と、改選前に比べ3分の1以下に減らすとしている。財務相を経て首相に就任したスナク氏。選挙戦では、おととしの就任時に11%を超えていた記録的なインフレ率を2%まで下げたと強調。大型減税の公約も打ち出した。しかし、生活費の高騰に賃金の上昇が伴わず、国民の生活実感は改善されていない。保守党に対する根強い不信感や失望も逆風になっている。2代前のジョンソン政権では、新型コロナの感染拡大が続く中、首相官邸でパーティーが繰り返されるなど、不祥事が相次いだ。次のトラス政権では、財源の裏付けがない大型減税策で、市場の混乱を招いた。専門家は今回の選挙に関して「前回保守党に投票した人の多くは渋々労働党に転向した」と見解を示した。投票は日本時間の明日午前6時に締め切られ、即日開票される
中国・習近平国家主席とロシア・プーチン大統領は上海協力機構の首脳会議が行われていたカザフスタンで会談した。ウクライナ情勢を巡って対立する欧米に対し、両国の結束をアピールしたロシア・プーチン大統領。中国・習主席は「両国の正当な権益と国際関係の基本原則を守る努力をすべきだ」とコメント。こうした中、上海協力機構の首脳会議は、参加国の首脳らによる全体会合が開かれ、ロシアの同盟国、ベラルーシの正式加盟が承認された。中国やロシアは、欧米とは異なる独自の枠組みとして拡大を目指していて、去年はウクライナ侵攻を巡ってロシアを支援しているイランも正式加盟している。今回、ベラルーシの加盟が承認されたことで、欧米主導の国際秩序に対抗する枠組みとしての性格がさらに強まった形。
上海協力機構の首脳会談が行われたカザフスタン・アスタナからの中継。今回の上海協力機構の首脳会談に関してロシアからは欧米側への対抗軸を示す機会になったとして、歓迎していると見られる。プーチン大統領はかねてから、米国主導の国際秩序に異議を唱えてきた。この2日間、プーチン大統領は中国の習主席をはじめとして、各国首脳と精力的に会談を重ねて、連携を誇示してきた。さらに今回、この上海協力機構の枠組みには、同盟国のベラルーシが正式加盟し、去年はロシアを軍事的にも支援してきたイランも加わって、欧米の対抗軸としての色合いが一層鮮明になった形。一方でウクライナ侵攻を巡って全面的な支持があるわけではない。中国は軍事支援には慎重で、ロシアの裏庭ともされる中央アジアの国々の中には、距離を置く国も出てきている。中国にとって上海協力機構というのは、米国主導の国際秩序への対抗という戦略を推し進めるための重要な場だという位置づけ。中国は先月のウクライナの和平案を話し合う平和サミットも欠席するなど、ロシア寄りの姿勢を取ってはいるものの、完全な一体化は避けたいと考えていると見られる。景気の不透明感が拭えない中、欧米を含めた海外からの投資は増やしたいところ。中国は対立する米国を強く意識して、ロシアとは協力する一方、欧米から得られる経済的メリットを享受しようと、難しい外交を展開しようとしている。
保育所に子どもを預けていた親などが直面する朝の小1の壁。保育所は施設ごとの違いはあるものの、午前7時から7時半の間には預かりを開始するのが一般的。一方で、小学校はそれよりも遅くて、おおむね午前8時から8時25分の間で登校時間が設定されている。朝の時間のギャップが共働きやひとり親の家庭にとっては壁となっており、働き方の見直し、子どもの朝の居場所をどう確保するかなど、対応に頭を悩ませるケースが少なくない。こども家庭庁は、この秋にも初めて実態調査を行う方針を固めた。教育現場では、模索も始まっている。大阪・豊中市では、今年度から39の公立小学校すべてで、午前7時から校門を開放している。会議室などを活用して、登校時間までの間、友達と遊んだり、自習したりして過ごする。教員の負担とならないように、民間企業に委託して確保した見守り員を配置した。好評で、利用者数は増加傾向にある。共働き世帯の増加もあり、対応が求められる朝の小1の壁、こども家庭庁は今後全国の市区町村に聞き取り調査を行い、課題解決を検討するという。「朝の小1の壁」問題に関して専門家は「早急に実態をつかみ、どうするべきか話し合う時期が来ている」とコメント。働き方改革なども含めた議論が必要とした。
きょうの東京株式市場は、半導体や輸出関連など、多くの銘柄に買い注文が広がり、日経平均株価はきのうより332円89銭高い4万913円65銭となり、終値としての史上最高値をおよそ3か月ぶりに更新した。投資家の間で、改めて日本株を見直す動きが出ていることを示した形。東証株価指数トピックスも、バブル期の1989年12月につけた史上最高値を更新した。
ドジャース・大谷翔平選手がファン投票でナショナルリーグの指名打者部門1位を獲得。4年連続4回目のオールスターゲーム先発出場が決まった。この日大谷選手はダイヤモンドバックス戦に先発出場。この日は4打数1安打、チームは敗戦となった。
フィリーズ対カブス。カブス先発の今永昇太投手は5回までに勝利投手の権利を得るも6回に逆転を許す。この日の今永投手は6回3失点。勝敗はつかなかったが試合後には「失点のしかたはよくなかった」とコメントしている。
全国の気象情報を伝えた。
暑さ対策に関して言及した。