- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 晴山紋音
オープニング映像と挨拶。
自民党総裁選挙。小泉進次郎氏が立候補を表明した。総裁選挙の候補者は、今の仕組みのもと、これまでで最も多かった5人を上回ることが確実となった。小泉進次郎氏は、衆議院神奈川11区選出の当選5回で43歳。2009年の衆議院選挙で、父親の小泉純一郎元総理大臣の後を継いで立候補して初当選し、2019年には環境大臣に抜てきされた。小泉氏は「改革の前提になるのは政治の信頼回復だ」として、政治とカネの問題を受けて、政策活動費を廃止するとともに、調査研究広報滞在費の使いみちを公開し、残った金額の国庫への返納を義務づける考えを示した。また、会見では、一般のドライバーが有料で人を運ぶライドシェアを全面的に解禁する考えを示したほか、選択的夫婦別姓を認める法案を国会に提出するとした。ただ、法案を採決する際には、党議拘束はかけないとしている。
自民党総裁選挙。加藤元官房長官が立候補を表明した。必要な推薦人20人の確保にめどが立ったとしている。総裁選挙への挑戦は初めてで、来週10日に記者会見を開いて、決意や公約を説明するとしている。
すでに立候補を表明した議員からは、きょうも政策を巡る発言が相次いだ。茂木幹事長は、みずからの政策で防衛力の抜本的強化に向けた増税を停止するとしている。茂木氏の政策を巡って、林官房長官はラジオ番組で、「一度決めたことを動かしていいのかという議論がある」と指摘。その上で「国民に見える形で財源を調達する形になっており、これがあいまいになると日本国内だけでなく、他国にこんな財源で本当にやれるかどうか分からないというメッセージを出してしまう」という視点も持たないといけないと批判した。防衛力の強化を巡っては、石破元幹事長も言及した。河野デジタル大臣は、都内で訪問診療の現場を視察した。小林鷹之氏は、山口県にある安倍元総理大臣の墓参りをした。総裁選挙を巡っては、高市経済安全保障担当大臣も、来週9日に立候補を表明する予定。
立憲民主党代表選挙。告示をあすに控え、再選を目指す泉代表が立候補を表明した。泉健太氏は、衆議院京都3区選出の当選8回で50歳。3年前、代表に就任した。政治とカネの問題を巡っては「裏金問題で国民が不満や怒りを感じている。立憲民主党こそが役割を果たさなければならない」。ほかの野党との連携について「できる連携はしながら、自民党を上回る議席を獲得するという戦いをして、単独政権か連立政権になるかを考えたい。教育の無償化を野党共通の政策として掲げていきたい」と述べた。さらに、「代表選挙で大きな相手である前代表や元総理大臣と戦うことになる。前向きにこの国の未来を語り、政権交代に向けての訴えとしたい」と述べた。自民党総裁選挙に立候補を表明した小泉進次郎氏について「負けませんよ、ぜひ小泉進次郎、来いと言いたい」とコメント。枝野前代表、野田元首相のコメント。立憲民主党代表選挙。立候補に意欲を示している江田元代表代行と、衆議院当選1回の吉田晴美氏は、それぞれみずからに近い議員と断続的に協議を重ねた。告示があすに迫る中、推薦人の確保に向けた取り組みが続いている。
公明党・山口代表は、次の代表選挙に立候補せず、今の任期で退任する方向で検討に入った。公明党は山口代表の8期目の任期が、今月28日の党大会で満了するのに伴い、今月18日に代表選挙を告示することにしている。2009年から代表を務め、現在72歳の山口氏。続投するかどうかが焦点となる中、「定例の記者会見があるので判断を明確に表明したい」と述べた。党内では後任に、石井幹事長を推す声が出ていて、今後、調整が図られる見通し。
岸田総理大臣は訪問先の韓国で、ユンソンニョル大統領と会談した。会談では、この2年間の日韓関係について、両首脳の信頼のもとで大きく改善したという認識を共有したうえで、来年の国交正常化60年を契機に、関係の改善を両国の国民が実感できるようにすることが重要だという認識で一致し、協力と交流を持続的に強化していく方針を確認した。また、朝鮮半島を含めた地域の平和と安定に向けて、日韓両国や日米韓3か国で、幅広い連携を進めていくことも申し合わせた。今回の岸田総理の訪問には、ユン大統領と積み上げてきた両国間の合意や協力が、退任後も実効性が失われないよう、くぎを刺しておきたいというねらいがある。政権幹部は、中国や北朝鮮の動向で安全保障環境が厳しさを増す中、今後も隣国である韓国との連携は欠かせないと話している。一方、政府内には「韓国は両国間の懸案を巡って、約束を覆してきた過去があり、不安は今も根強い」という指摘がある。日韓関係を後戻りさせることなく、さらに発展させていけるのか、次の政権でも大きな課題となる。
秋篠宮ご夫妻の長男の悠仁さまが18歳の誕生日を迎えて成年皇族となり、天皇ご一家と上皇ご夫妻にあいさつされた。男性皇族が成年を迎えたのは、父親の秋篠宮さま以来、39年ぶり。悠仁さまは、全国有数の進学校として知られる筑波大学附属高校に入学された。現在、3年生で、幼いころから関心がある自然環境や昆虫の生態など、自然誌の分野を学べる大学への進学を目指し、勉学に励まれているという。去年11月には、長年のトンボ類の調査の成果を論文にまとめ発表された。皇室の慣例で、男性皇族が成年に達すると、成年式が行われる。天皇陛下と秋篠宮さまのときは20歳の誕生日当日だったが、宮内庁は、悠仁さまの成年式は高校卒業後の適切な時期に行うとしている。
全国の気象情報を伝えた。
暑さがまだしばらく続きそうなどと話した。
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