- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像とオープニングの挨拶。
衆議院選挙あす公示。これまで小選挙区・比例代表を合わせて1340人前後が立候補する見通し。27日の投開票に向けて選挙戦に入る。政治とカネの問題で失われた信頼をどう回復するのか、そして物価高対策は。明日の公示を前に与野党の党首らは支持を訴えた。NHKのまとめによると465の定員に対し午後6時現在で小選挙区で1108人、比例代表単独で231人の合わせて1339人が立候補を予定している。立候補者数は前回3年前よりおよそ300人増える見通し。
中国軍が台湾を取り囲むように軍事演習を開始した。台湾の沿岸警備を担当する海巡署が中国海警局の船を追い払ったとしている。中国海警局は軍の動きと連携する形でパトロールを行うと発表していた。今回の軍事演習について中国外務省・毛寧報道官は夕方、外交問題ではないとしたうえで「台湾独立の勢力の挑発は必ず反撃に遭う」とした。中国軍はこれまでも軍事演習で台湾に圧力をかけてきた。挑発が増せば増すほど締めつけはきつくなるとしている。台湾・頼総統はSNSで「地域の平和と安定を破壊し、周辺の国々を武力で脅迫し続けるものだ」と非難した。またアメリカ国務省・ミラー報道官も声明を発表し、年に一度の定例演説に対して「中国が軍事的な挑発を行うことに正当な理由はなく、事態が悪化するおそれがある」として、懸念を表明。さらに石破総理大臣は「我が国はこの状況を注視している」とコメントした。
中国軍が台湾を取り囲むように軍事演習を開始した。台湾側は演習に参加している中国の空母の動きを事前に発表するなど情報戦でも優位に立っているとアピールしていた。頼政権としては「両岸関係の現状維持を強調し、地域の平和と安定を破壊しているのは中国だ」と訴えて、国際社会の支持を集めたい考え。その上で中国に対し引き続き対等な立場での対話を求めていく構え。
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ことしのノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことについてアメリカ・バイデン大統領が声明を発表。「核兵器が二度と使用されることがないようにするための歴史的な活動が評価され、ノーベル平和賞に選ばれたことをアメリカを代表して心からお祝いする」と祝意を示している。去年5月の広島訪問にも触れ「被爆者の方とお会いした際に強く感じたように、私たちは世界から核兵器を最終的、かつ永久に廃絶する日を目指し前進を続けなければならない」と訴えている。そしてアメリカは核の脅威を減らしていくために前提条件なしにロシア、中国、北朝鮮と協議を行う用意があるとした。ただ世界では核兵器の脅威が高まっていて、その道筋は険しいまま。ことしのノーベル平和賞に日本被団協が選ばれたことについてイスラエル・コーヘン駐日大使もきのう、SNSにコメントを投稿し祝意を示した。一方、日本被団協・箕牧智之代表委員が、今月11日の会見で「パレスチナ・ガザ地区の状況が、80年前の日本と重なる」と発言したことについては、「ガザと80年前の日本との比較は不適切かつ根拠に欠けている」と主張した。コーヘン駐日大使は「このような比較は歴史をわい曲し、テロの犠牲者をおとしめることになる」と訴えた。ノーベル平和賞の発表から3日。長崎ではきょうも被爆体験を語り継ぐ講演が行われた。長崎市の三瀬清一朗さんは10歳のときに爆心地から3.6キロ離れた自宅で被爆し、ことしの長崎原爆の日の式典で「平和への誓い」を述べた。長崎と広島の高校生に自らの体験を語った。
スポーツの日のきょう、各地でイベントが開かれた。陸上女子やり投げの北口榛花選手は出身地の北海道旭川市で開かれた陸上教室に参加した。やり投げに似た競技ジャベリックスローで遠くに投げるコツを教えた。鳥取県では地元出身の元オリンピック選手を招いたマラソン大会には子どもからお年寄りまで、およそ1700人が参加した。日本の伝統的な曲芸、皿回しをスポーツとして楽しむ大会が北九州市で開かれた。幅広い年齢層の人たちが一緒に楽しめるのが魅力の一つだという。
紫金山・アトラスすい星が国内各地できのう観測された。きのう地球からおよそ7100万キロの位置まで最接近し、きょうとあすは1.5等星から3等星ほどの明るさになると見られている。国立天文台によると今月20日ごろにかけて日本でも肉眼で観測できる可能性がある。
スウェーデンの王立科学アカデミーは、ことしのノーベル経済学賞の受賞者を発表した。受賞が決まったのは、マサチューセッツ工科大学のダロンアセモグル教授とサイモンジョンソン教授、シカゴ大学のジェームスロビンソン教授の3人。アセモグル氏は、米国とトルコの国籍を持つ経済学者で、ロビンソン教授と共同で執筆した「国家はなぜ衰退するのか」の著作でも知られている。この中では、繁栄する豊かな国と貧しい国との違いには、政治的な制度が関係していることを指摘した。王立科学アカデミーは「ことしの受賞者たちは、国の繁栄には社会制度が重要であることを証明してきた。法の支配が貧弱な社会や国民を搾取するような制度は、成長やよりよい変化をもたらさない。受賞者たちの研究は、その理由を理解するのに役立っている」としている。
ナリーグ優勝決定シリーズ第1戦「ドジャース9−0メッツ」。快勝に貢献した大谷選手は「すばらしい試合運びだった」とコメントした。
出雲全日本大学選抜駅伝。国学院大が5年ぶり2回目の優勝を果たした。
全国の気象情報を伝えた。
高井アナは「彗星見えてましたね。20日ごろにかけて肉眼で観察できると」とコメントした。