- 出演者
- 高井正智 森下絵理香 向笠康二郎
オープニング映像。
今日夕方、石破総理大臣と会談したのは、新たに就任した公明党の斉藤代表。会談の中で石破総理大臣は、政治改革の実現に向けて、各党に協議を呼びかける考えを伝え、公明党にも協力を求めた。会談では、衆議院で与党が過半数を割り込む中、自民党、公明党両党が連携して政権運営に当たることなどを盛り込んだ政策合意を交わした。そして、新たな経済対策の裏付けとなる今年度の補正予算案の着実な成立を図る方針を確認した。また、石破総理大臣は、政治改革の実現に向けて、各党に協議を呼びかける考えを伝え、公明党にも協力を求めた。これに対し斉藤氏は、「すでに党として政治資金をチェックする第三者機関の在り方などの考えをまとめている」としたうえで、「野党とも合意し、年内に一定の成果を出したい」と応じた。また、斉藤氏は、収支報告書に不記載があり、国会の政治倫理審査会で弁明をしていない自民党議員を念頭に、「けじめをしっかりつけてもらいたい」と求め、石破総理大臣は、「いろんなけじめのつけ方を考えている」と説明した。
政権発足へ、主要閣僚の人事を検討していると見られるトランプ氏。各国首脳との電話会談も相次いで進めてきたが、その電話会談の1つに、選挙戦でトランプ氏を支持し、処遇が注目される人物が同席していたことが報じられた。ロボット犬が周囲を巡回。銃を備えた警備船も。フロリダ州、トランプ氏の自宅・マーアーラゴ。トランプ氏はここで政権発足に向けた準備を進め、国務長官や国防長官など、主要閣僚の人事を検討していると見られている。そんな中、その処遇に関心が集まっているのが、親密な関係で知られる実業家・イーロンマスク氏。そのマスク氏について、米国の複数メディアは、トランプ氏とウクライナ・ゼレンスキー大統領が6日、電話会談した際、その一部に同席していたと報じた。マスク氏は、自身が率いるスペースXが提供する衛星通信網を通じ、支援を続ける考えをゼレンスキー氏に伝えたとされ、次期政権での影響力が注目されている。2度目のトランプ政権発足へ。金融市場では今、ある動きが活発化している。“トランプトレード”。ニューヨーク株式市場では、トランプ氏が掲げる減税策や規制緩和への期待感から、金融やITといった銘柄が大幅に値上がり。ダウ平均株価は3日間で1700ドル以上上昇した。マスク氏が率いる電気自動車メーカー・テスラの株価も上昇。8日には時価総額が1兆ドル(152兆円)を突破した。全米各地で携帯電話に送られてきたというメッセージ。その内容は、黒人に対する差別的なものだった。「農園で綿花を摘む作業に選ばれた。身体検査を受ける準備をしておけ」。米国メディアが伝えた一例は、かつての黒人奴隷に対する命令を思わせる内容。選挙後の数日で、10を超える州で確認されたと伝えられていて、匿名で登録したアカウントから送信できるサービスなどを利用していると見られる。前の在任中、移民などへの攻撃的な言動が目立ったトランプ氏。当時、白人至上主義団体が勢いを増す中、それに抗議するグループとの衝突で、30人余りが死傷する事件も起きた。今回の問題、12歳の孫娘にメッセージが届いたという女性は「結束してこんな愚かな事を止めてほしい」」と語った。FBI(連邦捜査局)は、司法省などと連絡を取り合い、捜査に乗り出している。
東西冷戦の象徴だったドイツのベルリンの壁が崩壊してから、今日で35年。壁の崩壊によって、民主主義や自由な価値観が広まった。ウクライナではロシアによる侵攻が続き、ヨーロッパで多様性を否定する極右政党などが台頭する今、当時を知る人たちは何を思うのか。壁の崩壊から35年がたったベルリン。当時の民主化運動の功績を称えるとともに、旧東ドイツから西側に逃れようとして死亡した人などを追悼する式典が開かれた。ベルリンの壁は第2次世界大戦後の東西両陣営の対立を背景に、旧西ベルリンの周囲約160kmにわたって築かれた。旧東ドイツで民主化を求める市民の動きが高まったことを受けて崩壊し、民主主義と自由の象徴となった。壁の崩壊から35年になるのに合わせ、都内のプロテスタント教会で行われた礼拝。旧西ドイツ出身の牧師・アンドレアス・ラッツさんは、当時の東ベルリンを訪れたときのことについて語った上で、「(壁が崩壊した)1989年11月9日には別れの涙では無く喜びの涙だった」と振り返った。壁が崩壊した際、ベルリンにいたという80代の女性が持っていたのは“ベルリンの壁”の一部。あれから35年。ウクライナではロシアの侵攻が続き。ヨーロッパでは自国第一主義を掲げ、多様性などを否定する極右や右派政党が台頭している。当時の民主化運動を伝える政治学者は、壁の崩壊によって広まった価値観を守り続ける重要性を強調する。
東京都内の病院に入院されている101歳の三笠宮妃の百合子さまは、全身の機能が低下した状態が続いていて、英国から急遽帰国した孫の三笠宮彬子さまなど、皇族方が相次いで見舞いのため病院を訪問されている。明治以降の皇室で最高齢の101歳の百合子さまは、脳梗塞や誤えん性肺炎のため、今年3月に東京中央区の聖路加国際病院に入院し、療養を続けられている。宮内庁は昨日、「極めて高齢のため容体が悪化し、心臓や腎臓など、全身の機能が低下している」と発表した。百合子さまの容体悪化を受けて、英国を訪問していた孫の彬子さまは予定を早めてけさ帰国し、そのまま病院に向かわれた。彬子さまは夕方にも再び病院を訪ねられた。また、高円宮妃の久子さまも、奈良と京都での公務を取りやめて病院を訪ねられた。
イスラエルとイスラム組織ハマスの間の停戦などに向けた協議が難航する中、米国が仲介国のカタールに対して、首都ドーハにあるハマスの活動拠点を、国外に退去させるよう求めていたことが明らかになった。バイデン政権の高官が8日、NHKの取材に対し答えたもので、ハマスの指導部は「もはや米国のパートナー国の首都で歓迎されるべきではない」などとしている。ロイター通信によると、カタールは10日ほど前に、米国の要求をハマスに伝えたものの、ハマス側はカタールから通告があったことを否定しているということで、今後の協議にどのように影響するのか注目される。
内閣府の世論調査で、仮に「脳卒中や心臓病を発症した場合、今の社会では働き続けるのが難しい」と感じている人が、約7割に上った。働き続けることが難しいと考える理由を尋ねたところ、脳卒中では「職場の環境が整っていない」が、心臓病では「体に負担がかからない業務への配置転換が難しい」がそれぞれ最も多くなり、本人の健康状態や意欲よりも、職場環境が影響していることがうかがえる。厚生労働省は、治療と仕事の両立を支援する環境整備を進めたいとしている。
NHK杯。男子シングルでは、鍵山優真が300点超の高得点で大会連覇を果たした。
NHK杯。三浦璃来、木原龍一の“りくりゅうペア”は、前半トップからのスタート。結果は2位。ファイナル進出に向けて課題を残した。
プロ野球ロッテは、大リーグ挑戦を希望している佐々木朗希について、ポスティングシステムを利用した大リーグ移籍を容認したことを明らかにした。将来的な大リーグ挑戦の意向を明らかにしていた令和の怪物・佐々木朗希。ロッテはきょう、ポスティングシステムを利用した大リーグ移籍を容認し、申請に向けた手続きを開始すると発表した。佐々木投手は25歳未満のため、ポスティングシステムを使って移籍する場合、契約金などの額が制限され、球団に支払われる譲渡金も限られる。さらに、マイナー契約からのスタートとなるが、佐々木投手は「一度しかない野球人生で後悔のないように、マイナー契約からはい上がって世界一の選手になれるよう頑張ります」とコメントした。
全国の気象情報を伝えた。
司会の高井正智と森下絵理香によるエンディングの挨拶。