- 出演者
- 糸井羊司 副島萌生 晴山紋音
オープニング映像が流れた。
今日午後開かれた両院議員総会。冒頭、石破総理大臣は参議院議員選挙の敗北を改めて陳謝した上で「しかるべき時にきちんとした決断をする」などと述べた。自民党・森山幹事長は「責任を痛感している」などと述べた。両院議員総会では、参院選の敗因などを盛り込んだ総括を正式に取りまとめた。森山幹事長は退任の意向を示し、石破首相がその場で“進退は預かる”と発言したという。鈴木総務会長、小野寺政調会長、木原選対委員長も石破首相に辞任する意向を伝えたという。石破首相は党再生に取り組む決意を強調した。
森山幹事長が進退伺を出した他、党執行部が次々に辞任の意向を伝えた。政治部・立石顕が「選挙の敗北に執行部として一つのけじめをつけたということだと思う。(石破総理は)自らの続投を巡る党内対立を押さえたいという考えもあったと思う」などと述べた。
自民党は、参議院選挙の総括が正式にまとまったことを受け、臨時の総裁選挙の是非を問うための手続きを開始した。高市前経済安保相が「心にとっくに決めている」、三谷英弘衆院議員が「提出するつもり」、寺田元総務相は「総裁のことを信じたい」、鈴木宗男参院議員は「民主主義の手続きで堂々と信を問うほうがいい」、立憲民主党・小川幹事長は「早期に事態の収束を図るべき」などと述べた。自民党の国会議員には、臨時の総裁選挙実施を求める場合必要となる書面が配布され、8日に提出が行われる見通し。
臨時総裁選の実施には、自民党所属の国会議員と都道府県連の代表の総数の過半数172人の賛成が必要。NHKが動向を探った結果、臨時総裁選を実施すべきとする議員は全体の3割程度の100人、実施の必要ないとする議員は全体の2割弱の50人余となっていて、態度を決めていない議員は140人ほど。実施すべきとする議員の中には副大臣や政務官など20人近くも含まれ、党執行部も数人いる。また、態度を決めていない議員の動向が結果を左右するだろうと立石さんは語った。一方、全国の都道府県連では、すでに4県で実施求める方針を決定。実施求める方向で意見集約しているのが4県で、今後対応を決定するのが38の都道府県連。福島は実施求めない方針を決定した。
キム総書記を乗せた列車が北京到着。列車の前でタバコをふかす姿や、列車の中で笑顔を見せるキム総書記の写真が公開された。キム総書記の中国訪問は2019年以来。軍事パレードをあすに控え、現地では厳重な警戒態勢がしかれている。番組が北京で取材をしていると警察官に呼び止められるほど。日本との戦争に勝利して80年の記念日だとする軍事パレードには20か国以上の首脳が出席する。なかでも北朝鮮の最高指導者が出席するのは、キム総書記の祖父キム・イルソン氏が出席して以来。10年前の軍事パレードでは習近平主席に最も近い位置にプーチン大統領、その隣が韓国のパク・クネ大統領だった。今回は習近平主席を挟む形でプーチン大統領とキム総書記が座る予定だという。これに先立ち、きょう中ロ首脳会談。プーチン大統領は「ヨーロッパとアジアの戦場における勝利に両国が果たした重要な役割を示すものだ」などとコメント。軍事パレードはあす午前10時スタート。
全国の気象情報を伝えた。
大雨についての注意喚起とエンディング挨拶。