2025年6月7日放送 16:00 - 16:30 フジテレビ

News αプラス
【新トップ直撃!保険業界のAI改革▼ミシンを一家に一台へ】

出演者
堤礼実 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。オープニングの挨拶。

(ニュース)
”高級くら寿司” 首都圏に初進出

回転寿司チェーン・くら寿司の高級ラインとして関西で展開する無添蔵が首都圏に初進出。黒を基調としたシックな内装で客席は59席。職人がひと手間かけたネタや希少性の高いネタなどメニューは通常のくら寿司より多い200種類以上。福井県の漁港でその日の朝とれた魚を北陸新幹線で運び夕方には提供するなどプレミアム店ならではのこだわりが随所に。大手チェーンは売上を伸ばすなど好調に推移してきた回転寿司業界。この2年ほど出店数は減少傾向(参考:日本ソフト販売「寿司チェーンの店舗数ランキング」)。今回の店舗では都市部ならではの立地を活かしアルコールのラインアップも強化。コストパフォーマンスと高級路線の2極化が進む外食産業。都市部シフトを強化することで売上拡大を狙う。くら寿司取締役広報宣伝・岡本浩之IR本部長が「地方は出店が飽和状態。都市部は出店の余地がある中で都心部への出店を加速していくために新たな選択肢として非常に有効になると考えている。全国の都心部を中心に100店舗を目指していきたい」、消費経済アナリスト・渡辺広明が「くら寿司は年間契約で船の水揚げを丸ごと買う一船買いで漁師の収入保障をして水産業の活性化に取り組んでいる」などとコメントした。

生命保険を扱うインターネット企業へ

2018年の森亮介社長就任から7年、横澤淳平にバトンタッチするライフネット生命保険。オンライン生命保険会社はどう変わるのか。社員の休憩室に使われる「サマルカンド」を紹介。ライフネット生命の一番の強みとは、横澤次期社長は「業界を変えたいという思いがあふれたメンバーがいる。いろんな業界の人を集めた会社。多様性がある」などと話した。

次期社長が語る!生命保険のデジタル化

ライフネット生命保険・横澤淳平次期社長が多様性のある従業員が働くワークスペースを案内。多様化する働き方でフリーアドレスのオフィスではどこでも自由に充電できる持ち運び型のバッテリーを採用。ほとんどの社員が出社日以外はテレワーク。東京2025デフリンピックに出場予定、男子十種競技日本代表・岡部祐介を紹介。2014年度、創業以来伸びていた業績が悪化。パソコンでの契約を重視し、利用者はパソコンからスマホへ大きく変貌したことに切替ができなかった。その後メインの契約をスマホに移行、業績が回復。業績悪化で社員が会社の行く末を語り合った「オドリバ」。会議室の名前には戒めの思いが込められている。2015年は同性パートナーを保険金受取人にできるようになったことからLGBTのシンボルカラーの「レインボー」。2020年は新型コロナの影響で新しい働き方が始まり「ニューノーマル」と名付けられた。横澤次期社長は「生命保険を真にデジタル化したい」などと話した。

10年前に考えていた横澤次期社長のプラン。AIを使ったシステム開発を一緒に行った橋詰青弥。橋詰が作った生成AIを使った文章校正システムではライフネット生命の社内ルールが組み込まれている。生成AIを使っていままでと同じ時間で5倍の仕事をこなす達人も。貞岡杏奈の仕事は新規事業の開拓。海外の生命保険会社とのやり取りで英語やスペイン語の記事を生成AIが日本語資料にしてくれる。横澤次期社長は「マイナンバーのデータを使って引き受け査定ができないか検証。うまくいけば保険料をもう少し下げられるんじゃないか、客の引き受けがもっと拡大できるのではと実証。保険のことはAIやライフネットがやる、全自動の生命保険実現のために全力を尽くしていきたい」などと話した。

テクノロジーを活用した生命保険の提供。石倉秀明が「ライフネット生命はネット初の専業保険代理店として注目された。無駄を徹底的にはぶいて安い保険料を実現。今度はAIを活用して全自動の保険を理想とされているのは興味深い。社内業務の効率化、生産性の向上を目的として社内での普及を本格化。グローバルなテック企業を見てみると社内業務がAIにシフト、一部で人員削減も始まっている。AIが浸透してビジネスをがらっと変えるのは更に次のフェーズ。誰もがデジタルの便利さ、メリットを享受できる社会になる可能性もある」などとコメントした。

(番組宣伝)
今夜のラインナップ 土

「新しいカギ2時間SP」「映画『信長協奏曲』」の番組宣伝。

オールスター合唱バトル

「オールスター合唱バトル」の番組宣伝。

(ニュース)
メルカリ AIで”不正利用” 監視強化

フリーマーケットアプリを展開するメルカリが過去のトラブルを学習させたAIを活用して不正な利用者の監視を強化する。鑑定センターを設立し、購入者に商品が届く前に鑑定を受けられるようにして偽ブランドの出品をなくす。これまでメルカリでは取引上のトラブルについて原則利用者間での解決を求めてきたが今後は不正行為の被害を受けた利用者に購入代金の全額補償を行うことも発表。

ミシンを再び一家に一台へ

目を輝かせる子どもたちの視線の先にあるのは老舗ミシンメーカー・アックスヤマザキの自信作。

家庭用ミシンの販売台数は20年で10分の1以下に減少(経産省生産動態統計)。アックスヤマザキの3代目社長・山崎一史は主婦などに話を聞きミシンの可能性を調査。小学5年生の家庭科の授業、使われていたのは透明なミシン。子どもの時に仕組みを理解して楽しい体験を増やすことで大人になってもミシンを日常使いしてほしいという思いから作られた。アックスヤマザキでは誰が何のために使うミシンなのかターゲットを明確に絞り込んで商品開発を行っている。小学生になる前から使える「毛糸ミシンふわもこHugラベンダー」、飾っておけるインテリアのような「子育てにちょうどいいミシン」、孫に手作りをプレゼントしたい祖父母世代をターゲットにした「孫につくる、わたしにやさしいミシン」。個別のニーズを見極めることで新たな市場を創り出す。山崎社長は「ミシンメーカーとして新しいものを作っていきたい」などと話した。

(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶。

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