2024年7月20日放送 4:00 - 4:45 TBS

TBS NEWS

出演者
柴田文子 小林雅美 
(オープニング)
オープニング

オープニングの挨拶。

(ニュース)
アメリカは?世界は?「トランプ節」でアメリカ・ファースト

共和党 党大会の最終日。クライマックスに登場したトランプ氏は、大統領候補の指名を受諾する演説を行った。強調したのは党派を超えた国民の団結。暗殺未遂事件のあと、事前に用意していた演説の原稿を全面的に書き換えたという。元々の原稿では、バイデン政権の批判を中心にしていたということだが、バイデンの名前を挙げての攻撃は1回にとどめると宣言。ただ、暗殺未遂事件に触れた部分以外では、ライバルの民主党への批判も目立った。序盤こそソフトな語り口だったが、途中からはトランプ節も復活。政策面では、メキシコとの国境の壁を完成させ「不法移民危機を終わらせる」と強調した。また「アメリカファースト」の言葉どおり、国内のインフレ対策として、石油や天然ガスなど化石燃料の生産を増やし、エネルギー価格を引き下げると言明した。そして「世界は第三次世界大戦の瀬戸際に立たされている」とした上で、自らが政権に返り咲けば「ロシアによるウクライナ侵攻や、イスラエルとハマスの戦闘を終わらせる」と述べた。一方、相対する民主党・バイデン大統領については、現地メディア「アクシオス」から「民主党幹部はバイデン氏が今週末にも大統領選挙からの撤退を決断するとみている」と報じ、党内や献金者からの撤退圧力の高まりに加え、今後、世論調査でこれまで以上にトランプ氏の優勢を示す結果が出ると予想されることから「バイデン氏は選挙活動の継続が難しくなったと考えている」という。

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「政争の具になっている」 「ほぼトラ」経済界から懸念の声

米国共和党の大統領候補指名を受けたトランプ氏の経済政策に日本の経済界も戦々恐々としていて、経団連のフォーラムではトランプ氏が全ての国の製品に対し関税を10%にするとの主張に懸念を示す声が聞かれた。USスチールの買収を計画している日本製鉄の橋本英二会長は、バイデン氏とトランプ氏が買収反対を表明したことについて「政争の具になっている」と不快感を示した。

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経済情報

株と為替の値動きを伝えた。

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「太平洋・島サミット」閉幕 フィジー首相が語る”中国の存在”

「太平洋・島サミット」は18の島国や地域のトップらが参加。10回目の開催となる。気候変動や安全保障など7分野で重点的に協力する共同行動計画を発表。初めて出席したフィジーのランブカ首相がJNNのインタビューに応じる。サミットの首脳宣言の扱いについて「力による一方的な現状変更の試みへの反対」との言葉が明記。念頭にあるのが中国の存在。フィジーの首都・スパでは中国企業がマンション建設やインフラ支援に関わるなど存在感を強めており、投資を拡大させていることに対して懸念があるという。ランブカ首相は「フィジーが開発パートナーに多額の借金を抱えてしまうことで、相手国の言いなりにならざるを得ない状況に陥らないよう気を付けている。私たちは主権国家として独立性を維持したい」。一方で中国に頼らざるを得ない各国の現状もある。日本は今回のサミットを通じてこうした国の重要なパートナーだと確認する機会となった。

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電気ガス補助金終了で… ”悪い物価上昇”が再熱?

東京・豊島区のセイルノッツでは菓子パンなど約80種類を販売。夏の売上は2割ほど減少。さらに今年は政府の電気、ガス補助金が6月請求分から半分になったことで、店では電気代が12万円から18万円に上昇。さらに歴史的円安の影響で仕入れ値も上がっている。店長は商品の値上げやデリバリー販売を検討しているという。今日発表の6月の消費者物価は2.6%上昇し、今年は1万品目以上の食品が値上がりする予定で、サービス物価の伸びは縮小傾向。夏休みの予算は前年比で2.6%減少。海外旅行の予算も約7万円減少している。

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来週 五輪開幕 パリ セーヌ川周辺で通行規制

開会式が行われるセーヌ川周辺では警察官が配備されて立ち入りが厳しく制限されている。通行するにはQRコードが必要。史上初めてスタジアム外で五輪開会式を開催。テロ対策が課題。セーヌ川沿いには金属のフェンスが設置され18日から立ち入り規制。規制区域に入ることができるのは原則、住民か仕事で出入りする人のみ。またパリ市内では15日からオリンピック専用レーンの運用も開始。大会関係者、タクシー、緊急車両などが通行可能。現地メディアによると、初日だけで400件の違反が摘発されたという(フランス紙「パリジャン」)。開会式まで1週間あまり、パリの街では着々と準備が進められている。

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こども家庭庁が検討会 政府が”婚活”支援策議論へ

こども家庭庁は、若い世代のライフデザインや出会いについて考えるワーキンググループの初会合を開き、政府としていわゆる「婚活」を支援する方針を打ち出した。ワーキンググループの初会合には、有識者のほか今後結婚を考える20代の社会人や大学生などが参加。ワーキンググループでの議論を今後の政策に反映させる方針。加藤鮎子こども政策担当大臣のコメント。

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(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

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赤坂(東京)
(ニュース)
顧客の無断共有問題 三菱UFJグループで経営陣を処分

傘下の銀行と証券会社2社が顧客企業の非公開情報を同意を得ずに共有し、金融庁から業務改善命令を受けていた問題で、三菱UFJフィナンシャルグループは経営陣に対する報酬の減額処分を発表した。グループトップの亀澤宏規社長や業務改善命令を受けた三菱UFJ銀行・半沢淳一頭取、三菱UFJモルガンスタンレー証券・小林真社長の報酬の3割を3か月分減らすほか、退任した役員にも報酬の返上を求める。

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世界が注目 常識を覆す台湾ウイスキー

台湾・台北のバーでお客さんが飲んでいるのは「KAVALAN」。「KAVALAN」は宜蘭県に住んでいた先住民族の名前。豊かな緑に囲まれた場所に蒸留所がある。ウイスキーの作り方。大麦の麦芽を発酵、その後蒸留をへて出来た透明の液体を樽詰め。樽の中で熟成させることで完成させる。スコットランドなど寒い地域で10年以上熟成させないと質の高いものは作れないという業界の固定概念があった。樽で熟成させる過程で水分やアルコール分の一部が蒸発することをウイスキー業界では「天使の分け前」という。高温多湿の台湾では天使がたくさんの分け前を持っていってしまうという大きな壁がある。これをある方法で克服。それは「短期熟成」。3〜4倍ほど早く熟成する。亜熱帯でも質の良いウイスキーを作ることに成功。さらに亜熱帯のため南国らしい味わいのウイスキーが生まれる。2008年に誕生。「KAVALAN」は世界で最も権威あるウイスキーの品評会で1位を獲得。台湾を代表するブランドに成長。KAVALANウイスキー・広報担当は「世界中の人が「KAVALAN」を愛してくれている」。

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(エンディング)
エンディング

エンディングの挨拶。

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