- 出演者
- 田中毅 杉江勇次 杉原凜
オープニングの映像が流れた。
全国高校サッカー選手権大会準決勝が行われ、決勝進出をかけ強豪同士の激闘が繰り広げられた。試合前には能登半島地震で亡くなった人々へ黙祷が捧げられた。後半34分、市立船橋は2年生の久保原心優の股抜きシュートで追いつき、勝負の行方はPK戦へ。青森山田の一人目が成功し、市立船橋の一人目は青森山田のキーパー鈴木将永選手が止めた。その後両チーム2本ずつ決め、市立船橋の4人目は再び鈴木将永選手が止めた。接戦を制し青森山田が4度目の優勝を大手を賭けた。
もう一試合は滋賀代表の近江と東京A代表堀越が対戦。前半11分、近江が先制ゴールを奪うとその2分後にも追加点を奪うなど前半だけで3得点となり、堀越も1点を返すがリードを守りきった近江が勝利した。初の決勝進出となり、明後日に青森山田と決勝。
荒ぶる川という名前の通り、過去幾度となく洪水が発生していた荒川。かつて荒川の下流部は現在の隅田川だったが、1910年の台風で荒川が氾濫し、東京の下町は大洪水となった。これをきっかけに新たに水を流す為の巨大な放水路が作られることになった。幅約500mの川を河口まで22km掘り進めていき、1924年に水が通され荒川と呼ばれるようになった。荒川は東京を守るために作られた人口の川で、100年間決壊や氾濫は一度も起こらなかったが、岩淵水門の近くには大水害の記録がある。
2019年の東日本台風の際、荒川は戦後3番目となる7.17mの水位を記録したが、ぎりぎりのところで氾濫を回避した。浸水シミュレーションによると板橋区高島平では水位が上昇し6mを超えている。足立区北千住も6m近くまで浸水し、駅前の広場が飲み込まれている。さらに水は東京駅や銀座など都心にも達し、長期間に渡って浸水が続く地域もあると想定されている。水害から守るため、堤防の土の下にブロックや遮水シートを入れてあり、22kmの堤防で完了している。荒川の弱点ともいわれる場所では地盤沈下で低くなった堤防のかさ上げを進めてきたが京成本線荒川橋梁部分は橋があるためかさ上げができず周辺より約4m低いまま。国交省・京成電鉄が去年から堤防のかさ上げと橋の架替え工事を進めている。
地震発生から6日、現地では通行可能な幹線道路の渋滞が深刻となっている。のと里山海道ではあす午前8時から当面の間、能登方面への一部区間を災害関係車両以外通行止めにするとのこと。
全国の気象情報が伝えられた。
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