これまでの住環境を変える移住が注目されているが、子育ての環境やスーパーなどの移住先野町の情報。さいたま市の不動産会社では、移住の経験者に相談役のメンターになってもらい、情報のやり取りができる仕組みを作った。サイトに登録すれば、誰でも好きなメンターに質問できる。相談者は謝礼を支払うが、金額は100円から。メンターの濱田大樹さんは8年前に埼玉県に移住。6人家族で、1戸建てに住んでいた。リアルな生活者しか知り得ない情報が名指しでくることが多いという。この日、メンターやメンターに相談して移住した人の集まりが開かれた。2年前に濱田さんが相談に乗り、都内から移住した人の姿もあった。不動産会社は、メンターの存在が新たな移住者を呼び込む後押しになっていると感じている。岡野周平代表取締役は、コミュニティーに参加し続けられることがメリットと感じている人も多いと話す。